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蒼い瞳とニュアージュ
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蒼い瞳とニュアージュの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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普通の女性が分析力を駆使して事件を解決していく。 その点で超人的な活躍を見せる千里眼・岬美由紀とは一線を画する。 千里眼も面白いが、こちらは(事件の規模も含めて)よりリアリティがあり別の面白さがある。 主人公はギャル系ファッションに身を包んだ女の子ということで、キャラクターの個性も主張され、その魅力が十分に伝わってきた。 引き続き、一ノ瀬の活躍を読んでいきたいと思う。 | ||||
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筆のエンターテイナー松岡圭祐のリニューアル作品。 「千里眼 完全版」でも書きましたが、この人の加筆修正ぶりはもはや芸術の域に達しているように思います。とにかくどこが変えられたのかがほとんどわからない。なのに完全新作になっている。 同じ作品でここまで別のものを楽しませてくれる、そのテクニックとサービス精神に感動すら覚えます。 松岡節もいよいよ冴えて、本当に楽しく読みました。 唯一、今回の解説は不要だと断言しますが。 | ||||
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マジシャン完全版と同じく、本書は元の小学館版と比べて薄く簡素化してありますけど、それがいいです。 元の本は内容の軽さとハードボイルド調の書き込みが合っていなく読み難い感じがしました。 車の細かい説明とか内閣調査室の細かい説明とか要らない所が多かったと思います。 千里眼なら合っていてもギャル系臨床心理士の話には文体が合っていませんでした。 こっちは1と続編の2を合わせて、元の本の1のみの厚さになります。 ミッキーマウスの憂鬱とか読んでいるとこれぐらいのシンプルさがちょうどよくなります。 深キョンの表紙からすんなり入れる程度のボリュームで、いいんじゃないでしょうか。 昔からの人は自分の価値観ばかり押し付けないで、新規に読んでいる人のことを考えるべきです。 | ||||
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深田恭子が主演でドラマ化されるって事で、松岡圭祐の本を初めて買ってみました。いっきに読め、深田恭子のイメージにピッタリで、ドラマの方も今から楽しみです。一ノ瀬恵梨香、松岡圭祐ファンになり、次の作品が待ちどうしいです。 | ||||
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おもしろかったぁ 人物描写にかなりステレオタイプなところがあって、ちょっと最初抵抗しました。 しかし、読み進むにつれ、そう言った部分はいい意味での劇画作りの手法で、十分に 許せる範囲のものだと思うに至った、と言うかストーリー展開から言って必要な導入 であった気がしてきます。 臨床心理と国家危機と言う、一見全く違うジャンルをとてもうまく融合させている点 ある種専攻する、岬シリーズを感じさせますが、そこにより政府、官僚に近い世界と これまた全く別世界の夜の街、お水のオンナ達を組み合わせているところが、やはり 後で出された作品としての作者の工夫を感じます。 表題が私にはちょっと違和感がありますが、それは先に出された千里眼シリーズに関 係するようですね。ま、そんなことは気にしないで、とにかく一気に読み進めましょ う。 あー、おもしろかった。うまい作家だなぁ。 | ||||
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松岡シリーズは、多くの作品が007&M:I的な展開だが、この作品は 「火曜サスペンス劇場」的な構成になっている。 小さくまとまってはいるものの、あいかわらずメリハリはきいていて 飽きさせない。作品によって舞台やアクションに 大小はあるものの、どの作品でも共通して扱われるのは 人の『こころ』が内包する 『光』と『影』。 やはり、うまい! 今回は第3のカウンセラー『一ノ瀬恵梨香』が登場します。 千里眼シリーズは『トランス・オブ・ウォ−』から読みはじめましたが、すでに(?)ここに登場していました。いま、読んでいる のが『千里眼とニュアージュ(上)』。ここで二人の「出会い」が描かれます。登場人物、関係する組織が 全シリーズにわた って絡みます。それぞれの作品はそれぞれに完結してはいるものの、それぞれの作品ががそれぞれの伏線になっている ような広がりがあります。これだけの膨大な量の冊数、…とても最初から意図したものではないでしょう。 そこに松岡の『広がり続ける』、『底の知れない』才能がみえます。 さ〜て、『千里眼とニュアージュ』の続きを読むぞ〜! | ||||
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ギャル系ファッションで150センチに満たない金髪で美少女の一ノ瀬恵里香が主人公。 モーオタは総じて矢口真里と反応し(私もそうですが)人によっては安達由美だったり広末涼子だったりするみたいですが、とにかく世間の偏見に負けず、実は頭のいい彼女が知恵で事件を解決していくのが爽快です。 続編「千里眼とニュアージュ」(こっちの一ノ瀬は矢口っぽくないですが)と併せてより楽しめます! | ||||
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すでに千里眼シリーズを読んでいる人にはあえて「千里眼とニュアージュ」を読んでから、この「蒼い瞳とニュアージュ」をお読みになることをお勧めする。周到な伏線にうなること間違いなし。 | ||||
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この作品はなんとなく『千里眼』をスケールダウンさせた作品、っていう印象を受けるが、それもそのはず。美由紀と恵里香が似ているのは『千里眼』シリーズの「千里眼とニュアージュ」の伏線になっているから。今回もしてやられた!って感じ。超傑作「千里眼とニュアージュ」のためにも、事前に是非読みましょう。 | ||||
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これまでの作品と同様に臨床心理士のカウンセラーが登場します。彼女の名前は一ノ瀬恵梨香。催眠~千里眼シリーズである意味、松岡作品で定着したカウンセラーのイメージとはまったく違う人物。千里眼シリーズは息もつかせぬ展開で一気に読んでしまいますが、他方でやや現実離れした話になっているのも事実。特に岬美由紀のスーパーウーマンぶりはご愛嬌ですが、今回の作品は現実的なレベルにとどまっています。といっても、この「蒼い瞳とニュアージュ」も結局一気に読んでしまった自分がいます。登場人物がまったく変わっても相変わらずのテンポのよさはいいですね。余談ですが松岡さんはメルセデスが好きだなぁ・・・ | ||||
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心理学をネタに推理する矢口風ギャル系ヒロインがナイス。岬美由紀と違って独断的な推理に走るのではないのが公平でいい。「千里眼」ほどのスケール感はないのだが、身近な感じでそれもよいと感じる。終盤はほのかで感動的。あと、あまり関係ないけど本のデザインがいい。とても。 | ||||
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ギャル系っぽい女臨床心理士と政府関係者の優男が、爆弾探しにまつわる心理学的な事象や事件を解き明かしていきます。ハードカバー版のほうのレビューにもあった通り、最初の「催眠」や「千里眼」に近い、人の心の交流や心理学、倫理について丁寧に書いてあるところがとてもよいです。最近の作品のように社会派情報をてんこ盛りにするのではなく、読みやすさを心がけた短めの作品で、それだけ濃縮された面白さがあります。終盤の盛り上がりはさすがです。一ノ瀬恵里香は、噂どおり矢口真里に違いありませんね(笑)。 | ||||
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一ノ瀬恵里香と宇崎修一の恋愛っぽい関係とサスペンスの対比が面白い。終盤は映画みたいに盛り上がった。 | ||||
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岬美由紀が登場する千里眼シリーズのファンとしては 今回の作品は新シリーズの主人公お披露目作品の意味合いか ややパワーダウンの感を否めない。松岡氏の持つ軽快なテンポはキープされているが、作品を超えるごとに味のある登場人物が充実していった千里眼シリーズに慣れてしまった私としては、今回の作品はプロットからの膨らみが物足りない。独特な個性を持つ第三のカウンセラー「一ノ瀬恵梨香」のキャラクターの書き込みも不十分に思える。作者としては 魅力を残しつつ無駄をそぎ落とした究極のダイエット作品といったところか?その飢餓感からか既に次回策を待ち望まずにはいられない。結局は作者の見事な作戦にハメられたというところか? さすが!? | ||||
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見た目はギャル系だけど実は優秀な臨床心理士の一ノ瀬恵梨香と、内閣情報調査室の新米宇崎俊一の物語。手製爆弾をめぐるサスペンスだけど陰惨な描写はなく、心理学を駆使した新しい推理物という感じです。少しラブストーリーを匂わせているのもいいですね。 | ||||
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松岡圭祐作品の原点のオモシロさは「アカデミック」にあった気がする。「催眠」も「千里眼」の1作目もアカデミックな描写が魅力的だった。それをなぜか近年は「ジャーナリスティック」に題材を移行させていた。ジャーナリスティックが基盤の作家なら他にもいるし目新しくもない。本作はひさしぶりに原点に帰り、しかもタイトで短く内容の濃い作品になっている。 | ||||
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