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千里眼の水晶体
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千里眼の水晶体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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旧日本軍が作ったウィルス兵器が現代で感染が発覚。 短期間で死に至るものだがワクチンなどの情報は全くなし。 しかし美由紀はたった三日でこの事件を解決してしまう。 異常としか思えないスピード解決に開いた口が塞がらない。 好きなようにやってくれと投げやりになる。 一般文学通算2545作品目の感想。2021/07/09 09:35 | ||||
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千里眼クラシックシリーズを読み終えて角川新シリーズに突入です!!楽しみです♪ | ||||
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非常に面白い。前巻よりも此方の方が私の好みでした。 前巻は何が起こっているのか分からずもがいている時間が長く中だるみした感じでしたが、 本巻は一瞬たりとも目を離せない緊迫した展開が続きます。 そして一見関係なさそうな出来事をつなげて収束させる松岡さんお得意の展開です。 | ||||
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筆のエンターテイナー・松岡圭祐の人気「千里眼」シリーズ、角川移籍版第3弾。 3作同時発売ということで、内容も薄くなるんじゃないのとか思ってたのですが、どうやら杞憂に終わりました。 相変わらずのリアルなでたらめ振りでゾクゾクさせられっぱなしです。松岡さんには引き続き、こういうホラを吹ける作家としての地位を確立してもらいたいと切に願います。 それと、これは余談ですが、出版社が変わった事情についても、いろいろと勘ぐらせてくれるのが面白いなぁと思いました。(素直な意味でです) 小学館と何かあったのか。 それとも「千里眼」は角川、「催眠」は講談社、「マジシャン」は小学館というように住み分けを考えているのか。 今後も期待です。 | ||||
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美由紀の本職が久しぶりに描かれています。それだけです。 | ||||
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ようやく大戦時中の事柄が来ました。 私事ではありますが、大戦時中の事柄には興味があり、 是非取り扱わないかと思ってはいました。 因みに「冠摩」なる細菌兵器(フィクションだろうと) は存じてはいませんが、それに 近い作用がある細菌兵器は存じているのでそれがモデルか もしくは著者のオリジナルかは分かりかねますが とにかく面白かった。 この作品群の特徴であるスピーディーさはもちろん、その事由 の裏の事柄、全てにおいて☆5です。 かなり読みました。私事ではありますがこれも2時間半ほどで 読破しました。 | ||||
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不潔恐怖症の女性が飛行機に閉じこもり、その女性は山形で発生した山火事の実行犯?で、その山火事によって、旧日本軍の生物化学兵器が活性化しウイルスが蔓延し、親友の藍が感染。発症から死に至る時間は数十時間。伏線の貼り方、収束の見事さには、ただただ感心させられるばかりです! より身近になった岬美由紀をぜひご賞味あれ。 | ||||
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新シリーズ3作目のこの作品もスピード感満載で最後まで 飽きさせず、とくに今後の強烈なライバル登場を予感させる 対決は読み応えがありました。 それにしても、新シリーズになって印象に残るのは美由紀の 異常なまでの日本地理オタクぶりです。 博覧強記の概念を軽く超越するような、マニアックな知識ぶりに これまでにないユーモラスな一面さえ感じました。 ぜひこの部分でも強力なライバル出現を期待します。 | ||||
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旧シリーズでは手強い敵が多数登場したが、新シリーズでもまた新たなる敵の登場を予感させる。 「ファントム・クォーター」でその「黒幕」との第1戦を交えたわけだが、本作「水晶体」では「黒幕」と手を結ぶ女が登場、新しい敵が誕生する。 本作は生物兵器をめぐってこれまた美由紀が大奮闘する話だが、どんでん返しの仕方が・・・ 「千里眼」「霊柩車No.4」とパターンが同じ、という印象で残念であった。しかし、騒動解決のための鍵を追い、緊迫感溢れるストーリー展開は快調。なのだから、どんでん返しにはもっとひねりをきかせてほしいものである。 | ||||
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新シリーズ,3作同時刊行の3作目です. わかりやす過ぎる伏線や,都合のよい終盤の展開など, 気になるところはありますが,同時刊行の1-2作に比べ, 解決までがしっかり描かれ,キレイにまとまっています. また,主人公が1作目と同じ感情に関する失敗をするのは, 作品間の繋がりだけでなく『人間味』を感じられるところ. 新シリーズのキーワードでもあり,新たな見どころでしょう. ひと筋縄にはいかず,どんでん返しをふくませる終盤から, 次作以降の大きなヒント(?)をチラリと見せるエピローグ. 派手ではないですが,最後までおどろかせ楽しませてくれます. | ||||
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新シリーズ3作目。前シリーズはいちいち世界観が変わって混乱しましたが、 新シリーズでは1話完結ながら物語が連続してます。今回も、藍の不潔恐怖症が 前回で示されたことが、思わぬ形で受け継がれてます。 前シリーズと違うところは、岬美由紀を特権階級的なヒロインに位置づけずに、 あくまで一人の臨床心理士として働いているという設定です。 岬美由紀が表情を読む能力も現実レベルに留まってますし、推理もいちいち納得が いく範囲です。 これでもかなり派手な内容ですが、前シリーズの漫画っぽさを好む人にはむしろ 大人っぽいと感じるでしょう。 なにかと暴れてばかりだった前シリーズの美由紀より、こっちの方が好みです。 千里眼の技能があるなら、衝突はできる限り事前に回避するでしょうから。 | ||||
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「新」シリーズは「旧」シリーズより時期的に後という設定は一応「新」第一作にあるものの、「新」美由紀はやはり「旧」とは別人だ。「旧」より知性を感じるし、冷静で友達を大事にするし、あまり暴走もしない。本書で「旧」の「千里眼とニュアージュ」に言及しないのもその表れだろう。今回も、美由紀が夕子の居場所を京都と割り出して追っていく過程は見事にリアリティーに徹底していて、「旧」のようなケレンに溢れた飛躍はない。その「ケレンに溢れた飛躍」を楽しむのが「旧」なら、「新」は美由紀を等身大の女性とはっきり見なして読むべきものだろう。細菌の危機も、悪の組織が大犯罪を、というパターンでなく、個人レベルから始まっているのが現実的だ。美由紀がF15をあくまでハワイに早く着くために利用したのもいい。子供向けなお気楽ストーリーから鮮やかに脱皮して、岬美由紀は現実世界に生きるヒロインになった。真の友情が育つ、と悟るラストは感動的だ。 | ||||
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