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For Youの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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主人公の朝美と叔母の冬子の青春時代を日記で追いながら物語が進んでいき、最後は現在の朝美に繋がっていく物語です。懐かしくも思う冬子の青春時代の出来事の数々でしたが、それは多かれ少なかれ人生において経験するようなことと思いながら読み進めました。最後に起こる奇跡も市役所職員の朝美の父が職権で関与し、ドラマチックなエンディングに水を差したように感じました。社会における不正はストーリー展開のためでも自分としては引いてしまいました。小説は共感できる部分が多いほうが読んでいて楽しく感じるので、十分共感できる部分は多い作品だったけど、展開とその手法に疑問点な作品でした。好きな作家なのでこれからも読むとは思いますし、応援したい作家ではあります。 | ||||
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恋愛小説としては、残念ながら期待はずれ。 ミステリー出身作家だからでしょうか、エンディングに向けて、 どんでん返しというか、あるネタばらしが用意されています。 帯のコピーにはそれが”奇跡”とありましたが、、、 良く作用した方にとっては、そうなのかもしれません。 私には超絶強引なリンクに見え、かつ、 恋愛小説として純度を下げる要素にしかなってない、と感じました。 物語の大筋は、若き女性雑誌編集者、朝美が、 育ての親であった叔母、冬子の死に遭い、遺品として彼女の高校時代の日記を見つけます。 そして、現代の朝美の物語(主に仕事の話)、と日記の中の 1980年前後の冬子の物語が、交互に描かれていくというものです。 なんとなくセカチューのイメージと重なります。 ま、それがダメとう訳ではないんです。。 主軸は基本的に、冬子サイド。 しかし同じ時代を生きていない読者にとっては、 登場する固有名詞からはノスタルジーを感じません。 学園祭や受験といった、イベント事が中心に描かれる高校生の恋愛には、 あまり情緒的な記述もありません。 冬子はごく普通の高校生という役付けで、極端に多感な生徒ではないようです。 となると恋愛小説としては物足りない、濃度が足りない!となってしまいます。 そんな彼女の恋愛にはある障害が立ちはだかります。 セカチューはヒロインの病がそれでしたが、同じようなものですね。 ハッピーエンドで終わる事がせめてもの救いですが、 のめり込むような感覚は得られませんでした。 | ||||
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舞台は八十年代のとある田舎。 そこで展開される物語は、少し古臭いというか、現役高校生の私にはあまり理解できませんでした。 物語は単調で、最後のオチもありがちで、表現も薄い。 ここのレビューが予想外に高評価で驚きました。 | ||||
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冬子と藤城の距離が文化祭や、図書館での時間、大晦日のグループデートを通して少しずつ縮まっていく様子は、自然と自分自身の学生時代を思い起こし,思わずドキドキしてしまう。女の子同士の会話も「あーわかるわかる」と共感してしまうほどリアルだし、クールだけれど純粋な藤城に読んでいるこちらまで恋しそうになってしまう。しかしやはりこの文章では、どうしても読者に理解しやすいような書き方になっており、「女子高生冬子の書いた日記」とするのはとても不自然。また、この日記の中の冬子と、朝美の叔母である冬子では少しイメージがずれてしまい違和感を感じる。叔母となった冬子のエピソードがあまり細かく描かれていないからだろうか。 一方、編集者として悪戦苦闘する朝美の生活も思わずハラハラしてしまうくらいおもしろい。一見、テイストの異なる話を交互に飽きさせず読ませるのはすごいと思う。 しかし終盤にさしかかり話は強引に慌ただしく終わりに近づいていく。「それはあまりにもできすぎているんではないの?」といった印象を抱いてしまうし、なぜフィルが映画俳優を目指したかなどの経緯も意味不明。フィルが語る彼の少年時代もあっさり流されているが気の毒だし、朝美の父の気持ちもわからずじまい、実母もなんだか立場がない感じ。あんなにすごい人だと感じていたフィルの秘密をあっさり朝美が受け入れていることにも違和感があるし、物語の一番重要であると思われる冬子の一途な気持ちも、朝美の回想の中で少し語られる程度でまったく共感できない。 途中までは別々の二つの物語が細かく描かれ、どちらの主人公にも感情移入できるほどだっただけに、終盤の無理矢理感動させようといった展開が残念でならない。 | ||||
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みなさんのレビューを読んで期待しすぎたのか・・・。 自分がミステリを読み過ぎているためか、結末は早々に予想が付いてしまいましたし、 叔母の青春時代の日記は読者に分かるように書かれているためか不自然きわまりなくて かったるく、ほとんど飛ばし読みでした(それでも何ら支障なし)。 これが純愛ものでしょうか?一つも心に訴えてくるところがありませんでした。 | ||||
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