リアルワールド

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評判

リアルワールドの評価:

3.63/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 41〜50 3/3ページ
No.10
(4pt)

心情深くて、のめりこみました!

この作品は面白い!
女子高生4人それぞれの、心情が書き込まれていて飲み込まれた中で
1日で読みきってしまいました(途中でとめられなかった)
人間って、いろいろ心の中に「闇」というか、深く考え込んでしまうところがあると思います。
後半はすごくハラハラ!
結末はちょっと切ないです。
したたかそうで、けど繊細な若い子の心情がすごくよかったです。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.9
(4pt)

結界のなかの少女たち

少女たちの生々しい自意識と強烈な競争意識が印象深かった『グロテスク』同様、ふたたび同級生の女子高生4人が主人公に据えられる。少女たちはより聡明かつクールになり、そうでなければ殺伐とした当世を生きていくことは不可能なのだと全身で訴えている。「ホリニンナ」という仮名を使い世間と距離をおく十四子、セクシャリティに悩むユウザン、恋に傷つく美少女キラリン、「年若い超哲学的人間」のテラウチ──4人が親しいという事実と、自分だけの“結界”に踏みこまれまいと懸命になっている事実は矛盾しない。ぎりぎりの均衡が、同い年の少年が起こした殺人事件を機に崩れる。逃走する少年との関わり方が際立たせる少女たちの個性と、内面の暗やみ。嫉妬や猜疑が次々と露になるなかで、それでも親友への思いを捨てない。しかしその強さが、結界を守ることへの少女らしい頑な意志と、冷徹なまでの観察眼に裏付けられていることにうそ寒い思いを禁じえないのである。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.8
(5pt)

面白かったです。

犯人に対しての少女達の思いと行動が、それぞれの少女達の性格や過去を表していて、とても面白かったです。思いもよらない結末に驚きました。ぜひ買ってみてください。お勧めです。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.7
(4pt)

大人とは何か。

母親を殺害した男子高校生と4人の女子高生がどのような過程を経て、関っていくかについて、それぞれが語る形式で、1つの物語が形成されている。仲良し4人組にさえ打ち明けられない心の内と犯罪者と知りつつ少年への関心を拭えない心理が見事に描かれ、読む者をひきつける。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.6
(5pt)

待望の文庫本化

久しぶりに読み直しました。
やっぱり最高です。
自分のものとしてもっておきたかった本なので
文庫版化はうれしいです。
ハードカバーのが表紙のデザインはきれいでした。
リアルワールド (集英社文庫(日本)) Amazon書評・レビュー: リアルワールド (集英社文庫(日本))より
408746010X
No.5
(4pt)

読んでいて、痛かったです・・・。

この作品は年代によって見方・読み方が違うのでしょう・・・。私現在25歳ですが、私の視点は高校生でした。彼女達の大人には理解できない行動や考え方は、私にとっては痛く、懐かしく、まさに「リアルワールド」。しかし両親はこの作品を読んで「理解できない」との返答でした。両親にしてみたら、親の立場になるのでしょうか?現実にはありえない異次元ワールドのようです。やはり生きてきた『時代』によって感じ方は変わるのでしょう。しかし私自身「リアルワールド」の世界はまさに自分が生きてきた世界であり現実のもので、未だ残る心の傷が疼く作品でした。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.4
(5pt)

一人の高校生として

私も私立女子高に通っている女子高生です。この本を読んだのは受験が終わった頃でした。今の世の中単純に高校生というだけでレッテルをはられてしまうことがよくあると思うし、決めつけられている部分もあると思う。この本に登場する高校生達はリアルな世界というのを探していて、求めて止まない。一人一人がテーマみたいなのを持っていて、その形がどうであれいろいろ考えさせられるんです。この本は。そして、とても共感する部分もあります。五人五様の考え方もおもしろくて、これからどうなるんだろう?って読みだすと止まらない!!       今現役の高校生にもぜひ読んでほしいし、今の社会人にも読んでほしいです。そして、考えさせられてほしいと思うんです。 
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.3
(4pt)

スピードにのって崩壊へ。

母親殺しからはじまった事件は、自己完結した4人+1人の自意識と関わりあってさらにとんでもない方向に向かっちゃいます。ものすごいスピード感は若さを表現しているのか。それにしても、ミミズを含めた男どもの情けなさよ。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.2
(4pt)

お父さんの認識を変える一冊

今読んでいる『ダーク』といい、『OUT』や『柔らかな頬』など、著者独特の冷徹な視点から、女性の奥底に潜む見てはいけないような恐ろしいまでの心理を描く作品に、改めて凄いと思わざるを得ない。これもまさにそんな作品。いまどきの女子高生を描いてるだけと思ったら大間違い、どんどん深みにはまっていくのを感じる。登場する4人の女子高生の個性や主張をしっかりと受け止めることで、女子高生=いまどき=浮ついた…というような連想ゲームは氷解するのではないだろうか。世のお父ーさん、スケベな中年男性、そして僕も含めて、世間に惑わされて根付いてしまった女子高性に対する偏ったイメージや認識を、そろそろを変えなきゃいけない時期にきてることに、きっと気づくはずだ。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194
No.1
(5pt)

サスペンスというジャンルを越えて

桐野夏ç"ŸãŒæ›¸ãã‚µã‚¹ãƒšãƒ³ã‚¹ã¯æ‰€è¬‚サスペンスの領域ã‚'はるかに越えていると思う。松浦理英子が『OUT』の解説で書いているように、桐野は社会の底辺にいる女たちã‚'描いているからだ、と最初はそう思ったã-、それは確かにそうだ。犯罪è€...の特殊なç'°å¢ƒã‚„特殊な心理というより、それが社会構造に深くé-¢ã‚ã£ã¦ã„るのが桐野の小説の独自性だと思う。とã"ろが『リアルワールド』ã‚'読ã‚"で、いや、ã"の作家にはもっと野心があると思った。野心、というのは適切ではないかもã-れないã'れど、もっと読è€...に対する期å¾...とæŒ'発があると感じた。それは、私にトニ・モリスンã‚'想起させた。考えてみたらトニ・モリスンの小説もサスペンスではないか。いや、サスペンスというジャンルはもはやç-'わã-い。ジョーの愛人殺ã-、å¥'隷でã!‚!!った母の子殺ã-...そうã-た出来事の背景が複é›'な個人史、あるいはその両親の個人史ã‚'も含ã‚"で展é-‹ã™ã‚‹ã€‚それが桐野のä¸-界でもあるのだ。本人にもわからないような心のé-‡ãŒã€ã‚らゆるè§'度からã-かも緻密に描かれていく。ã-かも読è€...にそれがどã"まで読みã"めるかというæŒ'発がある。それは、つまり、そのé-‡ã‚'読è€...自身がどã"まで自らのうちに抱え込むã"とができるか、というã"とと思われる。ちょうど、『リアルワールド』のテラウチがトシちゃã‚"に最期の手ç'™ã‚'残ã-たように。
リアルワールド Amazon書評・レビュー: リアルワールドより
4087746194