OUT

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OUTの評価:

4.11/5点 レビュー 292件。 A ランク

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平均点4.11pt

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全355件 121〜140 7/18ページ
No.235
(5pt)

フォークナー世界の再現

桐野夏代『東京島』の映画版に、フォークナーの『八月の光』と『サンクチュアリ』の文庫本の表紙が写る短いショットがある。原作には載っておらず、何のことか判らなかったが、本書を読んでその謎が解けた。桐野こそ日本のフォークナーと呼ぶに相応しいと言っているのだった。このことを示唆した映画制作者の見識に脱帽する。
 桐野作品がフォークナーに似ているのは、抜け出しようのない閉鎖社会の中で、登場人物たちが本人も理解できないグロテスクな行動を取りながら、そこに確かな人間の息づかいが感じられるという点である。桐野に足りないのは「おとぼけ」であるが、そこは空想の南部社会で人を動かすフォークナーと、現実社会に足を置く桐野の違いだろう。フォークナーのように Go slow と言ってうそぶいているわけにはゆかないのである。
 周囲から仲良しグループとされている四人組だが、それぞれの性格も違うし、普通なら付き合える相手ではない。深夜の弁当工場でのチームワークが辛うじて仲間関係を維持しているに過ぎない。偶発的な事件が、四人に抜き差しならぬ共犯関係を作り上げながら、互いを疑いつつ、金で釣ったり脅したりして、おぞましい仕事を遂行して行く。彼女たちには自分がしている仕事の意味が判っていない。しかしやっと自分たちだけでなし得る「創造的」な仕事を得たという使命感に支えられているのだと読める。
 このことは彼女等の私生活から来ている。四家庭ともこれ以上壊れようもないほどの破壊ぶりである。これが彼女等が主婦として献身してきたことの結果である。主婦の献身で守れる家庭などない。これを現代社会の象徴としてみる時、「絆が結ぶ明るい家庭」と、どちらが現実を表象しているだろうか。しかし彼女等の年齢とキャリアでは、主婦を越える自己実現の場など望むべきもないという現実がのしかかる。
 この事件で、風評被害にあう佐竹もあがきようがない。関わりのないところで起こったことが一挙に自分を破滅させる。これも現代社会の特徴だ。佐竹にとって、四人組を懲罰したところで戻ってくるものは何もないのだが、そこに長らく封印していた快楽の追求という「創造的な仕事」を見つけ、狂気に取り憑かれたように進んで行くところはまさにフォークナー的世界である。
 後半は佐竹光義と香取雅子の一騎打ちになってゆく。そこでは先に「狂気という正気」を失った方が負けである。その瞬間を性交の「絶頂」に賭ける仕掛けが卓越している。この瞬間を佐竹側と雅子側から繰り返し語るのもフォークナー的である。
 最後にぎりぎりの和解がある。雅子は言う。「あんたが死んだら自分が死んだと同じだから......」「今あんたがわかったから。あんたと同類だもの......」。社会に背を向ける同士の遅すぎる理解。ここもフォークナー的世界観を見る者としてただ感心するばかりである。
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.234
(4pt)

閉塞感

ヨシエをはじめとする深夜パートの女性たちの閉塞感がすごい。その息苦しさに飲み込まれ、死体の解体でも何でも応援してしまう。「何とかして幸せになってくれ。閉塞感の出口(OUT)を見つけてくれ。」と。

特にヨシエを応援していた私は、放火という犯罪に対しても「やったね!」とねぎらいたい気持ちだ。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.233
(4pt)

閉塞感

ヨシエをはじめとする深夜パートの女性たちの閉塞感がすごい。その息苦しさに飲み込まれ、死体の解体でも何でも応援してしまう。「何とかして幸せになってくれ。閉塞感の出口(OUT)を見つけてくれ。」と。

特にヨシエを応援していた私は、放火という犯罪に対しても「やったね!」とねぎらいたい気持ちだ。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.232
(5pt)

強烈!

とんでもない小説だ。
「このミステリーがすごい」で年間トップになったり、
その後日本推理作家協会賞を受賞したりしてだいぶ話題を集めたから、
ある程度面白いとは予想していたが、
これほどとは。
これに比べると宮部みゆきや真保祐一が子供に見えてしまう気さえする。
この一作で、高村薫も超えてしまったように見えた。大物である。

弁当工場の夜勤という辛い仕事を共有する女たちが、
その一人の殺してしまった夫の死体をばらばらに解体するというショッキングな設定。
これに、犯人と見なされたために築き上げたものを失った男の復讐が絡む。
死体の解体だけではなく、この男が抱える猟奇的な犯罪の過去が物語の倒錯した危険度を高める。

つまり桐野は、人間の心の闇にどうしようもなく惹かれてそれを書きつづける作家に属するのだ。
だから暗い。
死体解体よりも、その後の猟奇性にドロップアウトする読者もあろう。

しかしそうした生々しさが好きな読者はもとより、苦手な読者にとっても、
それを補って余りある魅力がある。まず人間心理に食い込んだ描き方。
特に主人公雅子がいい。
これは映画で演じる原田美枝子のイメージがぴったりなのだが(映画はしかし、だいぶ趣が違うらしい)、
この渋くて強い人物の孤独感は強烈で、
読者は彼女の犯罪にもかかわらず、共感し感情移入してしまうのではないか。
だから最後の悲惨を恐れながらもどこかで救いを期待するのではないか。

そして半端ではない物語自体の面白さ。
過去の謎とサスペンスと対決と。
プロットだけでも十分勝負できるだろう。
暗い素材にもかかわらず、私などはある種の奇妙な明るさを感じたのだが、
それはあまりに面白い筋立てのせいだと思う。
話の面白さの痛快さが暗さを吹き飛ばしてしまうのである。
これが作家にとって幸か不幸かはわからない。
もっと人間の暗部に食い込みたいなら、この娯楽性は邪魔かもしれないからだ。
だが、とりあえず楽しみたい読者にはホッとする部分でもある。

いつも思うが、面白い展開を持つ作品ほど、ラストの締めが難しい。
幾通りもの展開が考えられる中、結局無難なものになった。
これで決して悪くはないとは思うが、
作者自身がインタビューで
3つほどあった可能性から選択する格好になったのが自分では不満だったと述べている。
もっと自然な無意識のものにしたかったと。
結末は十分優れているが、
強いて弱さを見出せば、作者のそうした選択の迷いのようなものがかすかに感じられるところだろうか。
絶対この結末、というほどの迫力ではないからだ。
それと最後の凄絶な対決に、それまで耐えていた読者がさすがに辟易する危険もあるだろう。
もちろん作者はそれを承知でああいうテーマを選んだのだろうとは思うが。
夜3時までかかって一気に読み、その後しばらく眠れなくなった。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.231
(5pt)

強烈!

とんでもない小説だ。「このミステリーがすごい」で年間トップになったり、その後日本推理作家協会賞を受賞したりしてだいぶ話題を集めたから、ある程度面白いとは予想していたが、これほどとは。これに比べると宮部みゆきや真保祐一が子供に見えてしまう気さえする。この一昨で、高村薫も超えてしまったように見えた。大物である。
 弁当工場の夜勤という辛い仕事を共有する女たちが、その一人の殺してしまった夫の死体をばらばらに解体するというショッキングな設定。これに、犯人と見なされたために築き上げたものを失った男の復讐が絡む。死体の解体だけではなく、この男が抱える猟奇的な犯罪の過去が物語の倒錯した危険度を高める。
 つまり桐野は、人間の心の闇にどうしようもなく惹かれてそれを書きつづける作家に属するのだ。だから暗い。死体解体よりも、その後の猟奇性にドロップアウトする読者もあろう。
 しかしそうした生々しさが好きな読者はもとより、苦手な読者にとっても、それを補って余りある魅力がある。まず人間心理に食い込んだ描き方。特に主人公雅子がいい。これは映画で演じる原田美枝子のイメージがぴったりなのだが(映画はしかし、だいぶ趣が違うらしい)、この渋くて強い人物の孤独感は強烈で、読者は彼女の犯罪にもかかわらず、共感し感情移入してしまうのではないか。だから最後の悲惨を恐れながらもどこかで救いを期待するのではないか。
 そして半端ではない物語自体の面白さ。過去の謎とサスペンスと対決と。プロットだけでも十分勝負できるだろう。暗い素材にもかかわらず、私などはある種の奇妙な明るさを感じたのだが、それはあまりに面白い筋立てのせいだと思う。話の面白さの痛快さが暗さを吹き飛ばしてしまうのである。これが作家にとって幸か不幸かはわからない。もっと人間の暗部に食い込みたいなら、この娯楽性は邪魔かもしれないからだ。だが、とりあえず楽しみたい読者にはホッとする部分でもある。
 いつも思うが、面白い展開を持つ作品ほど、ラストの締めが難しい。幾通りもの展開が考えられる中、結局無難なものになった。これで決して悪くはないとは思うが、作者自身がインタビューで3つほどあった可能性から選択する格好になったのが自分では不満だったと述べている。もっと自然な無意識のものにしたかったと。結末は十分優れているが、強いて弱さを見出せば、作者のそうした選択の迷いのようなものがかすかに感じられるところだろうか。絶対この結末、というほどの迫力ではないからだ。それと最後の凄絶な対決に、それまで耐えていた読者がさすがに辟易する危険もあるだろう。もちろん作者はそれを承知でああいうテーマを選んだのだろうとは思うが。夜3時までかかって一気に読み、その後しばらく眠れなくなった。

OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.230
(5pt)

日常的な不幸と隣り合わせの破滅

ありふれた家庭の不幸を抱えた4人の女性が巻き込まれる事件.
仲間を守るために行った死体処理はビジネスになり,
やがて闇社会と関わることになって・・・.

職場での浅い付き合いの仲間をかばうために,
死体をバラバラにして処分するという猟奇性のギャップがすさまじい.
たったこれだけのつながりと,少しの報酬でやってのけるにはあまりにも重い行動であるが,
それをさして不自然に感じさせない筆力はすごい.
ありふれた日常的な不幸の深さを共感させる表現力はさすがである.

後半は,濡れ衣を着せられた殺人の前科者と,
死体処理をビジネスにしようと持ちかけるチンピラの出現で,
ストーリーの軸足が,平凡な日常の破滅から,闇社会への関わりに移っていく.
日常から闇へのギャップと,それを超えることがあまりにもあっさりと描かれていることの
薄ら寒い恐怖を感じる.

最終的には,主題となる対象が,日常的な不幸から,
殺人でしか心と身体の一体感を得られない異常者の精神世界がメインテーマとなっていく.
それを描ききる筆力はさすがではあるが,やや感情移入しにくい展開ではある.

終盤部分の描きこみを読むと,作者が書きたかったのはどうやらこの異常な精神世界だったようだが,
むしろ上巻のありふれた不幸の深さをもっと掘り下げた方がよかったのではないか.
日常と闇とのボーダーのあいまいさという桐野作品に共通したテーマがもっとも強く描かれた作品だけに
そこは少し惜しいが,それでもまぎれもない桐野氏の代表作として推せる作品.
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.229
(5pt)

猟奇的殺人事件なのに、現実離れしない巧みな構成力

傑作だと思った。
それにしても桐野さんは女なのに、よく男の心情の描写もできているように感じる。
恐るべき、取材力、想像力。

基本的には女性が持つ本然的な負の感情に焦点を絞って描かれている。
男性が読むのと、女性が読むのとでは感じ方がかなり違うのだろう。

この作品がバラバラ殺人という猟奇的な内容をテーマにしているのに
人生に示唆を与える内容になっているのは、作者の構成力のおかげだと思う。

何より、主な登場人物のキャラクターの設定が、はっきりしている。
どこにも楽観的な、明るい人が出てこないというのが、桐野作品らしいが
いろんな負の側面をもつ人間が出てくる。その一人ひとりのキャラが明確な分、
読む方に分かりやすいメッセ―ジが届くようになっている。

人間はお気楽な人なんて実際はいなくて
声に出せない悩みや苦労をたくさんしている。
でも、映像作品ではそうした暗い部分ばかり焦点をあてることはできない。
文字作品だからこそ、描けるのがこのOUTの世界であるし、
そしてこのOUTの世界観は決して現実離れしているわけではなく
きわめて、現実生活に密着した内容だと思った。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.228
(5pt)

猟奇的殺人事件なのに、現実離れしない巧みな構成力

傑作だと思った。
それにしても桐野さんは女なのに、よく男の心情の描写もできているように感じる。
恐るべき、取材力、想像力。

基本的には女性が持つ本然的な負の感情に焦点を絞って描かれている。
男性が読むのと、女性が読むのとでは感じ方がかなり違うのだろう。

この作品がバラバラ殺人という猟奇的な内容をテーマにしているのに
人生に示唆を与える内容になっているのは、作者の構成力のおかげだと思う。

何より、主な登場人物のキャラクターの設定が、はっきりしている。
どこにも楽観的な、明るい人が出てこないというのが、桐野作品らしいが
いろんな負の側面をもつ人間が出てくる。その一人ひとりのキャラが明確な分、
読む方に分かりやすいメッセ―ジが届くようになっている。

人間はお気楽な人なんて実際はいなくて
声に出せない悩みや苦労をたくさんしている。
でも、映像作品ではそうした暗い部分ばかり焦点をあてることはできない。
文字作品だからこそ、描けるのがこのOUTの世界であるし、
そしてこのOUTの世界観は決して現実離れしているわけではなく
きわめて、現実生活に密着した内容だと思った。


OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.227
(4pt)

仕事

人間、追い込まれると 何でもやるのでしょうね・・
つい最近も、同じような事件がありました。
その事件の幼稚さに比べると、数段上のしたたかさと生きる強さを感じます。
桐野さんは、女を描かせると 凄いですね・・
特に、疲れた中年は・・・・・
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.226
(4pt)

仕事

人間、追い込まれると 何でもやるのでしょうね・・
つい最近も、同じような事件がありました。
その事件の幼稚さに比べると、数段上のしたたかさと生きる強さを感じます。
桐野さんは、女を描かせると 凄いですね・・
特に、疲れた中年は・・・・・
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.225
(4pt)

情景描写がやや冗長か

久留米で起きた、看護師と元看護師ら4人による保険金殺人を思い出しました。だいぶ動機や手口が違いますが、話題にされたメンバー内の人間関係(力関係?)などがかぶっているように感じました。

 まるでリレーのように、主な登場人物それぞれの視点で順に語る手法は、なかなかおもしろいと思いました。しかしクライマックスでこれをやられると、いささか失速した感じは否めません。
 失速といえば、主人公はじめ主な登場人物たちが、緊張感溢れるはずの場面でも頻繁に煙草に火をつけているのは、微妙な感じがしました。著者の中ではふつうのことなのかもしれませんが。

 4人組の1人が惨殺され、雅子に2件目の「仕事」が舞い込んでから、物語は一気に、リーダー格の雅子と猟奇的殺人鬼とが全面対決するクライマックスを迎えます。
 必然性や整合性は随所で破綻しているように思いますが、これを世に出した時点ではサスペンス小説の専門家ではないので許容範囲と考えました。入院中の病床で読み、退屈とは無縁の数日間を送ることができました。
 ただ、サスペンスを書くなら、純文学への未練は捨てて、情景描写はほどほどにすべきだろうとも思いました。

OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.224
(5pt)

ずばっとグロ

グロい。非常に。グロい。最後の方は息切れの感じがするが秀作
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.223
(5pt)

ずばっとグロ

グロい。非常に。グロい。最後の方は息切れの感じがするが秀作
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.222
(4pt)

救われないとわかっていても・・・。

なぜだろう・・・・。「どうか救われてほしい」と心で願ってしまう。主婦が常軌を逸するから? 狂気に同情せざるを得ないほど悲しい現実が往来するから?・・・・「どこかで応援したくもあり、できるならあくまで非現実のこの世界の中で逃亡を助けたくなる・・・」何はともあれ、「どうしようもない世界」。だからこそ引き込まれ連れていかれる強さが、この物語にはつきまとう。
OUT(アウト) Amazon書評・レビュー: OUT(アウト)より
4062085526
No.221
(4pt)

コワいですね、コワいですね、コワいですね。

佐藤優氏『人生相談』に取り上げられていて、
手にした本。
殺人事件を扱っているが、
いわゆる推理物ではない。
犯人側の心理描写、
登場人物が背負う各々の“過ち”と共に物語が構成されている。
臨場感に溢れ、“スゴイ”。
多くの人々によってつながり、支えあってこの世はある。
目には見えないモノに思いをいたし、
下巻に読み進む。

欲望の下に潜む得体の知れないモノが現れ、コワい。
最後の描写は作者の手法により、際立ち“コワい”。
“人を思いやる”、確かに言葉は美しい。
その人とは何だろうか。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.220
(4pt)

コワいですね、コワいですね、コワいですね。

佐藤優氏『人生相談』に取り上げられていて、
手にした本。
殺人事件を扱っているが、
いわゆる推理物ではない。
犯人側の心理描写、
登場人物が背負う各々の“過ち”と共に物語が構成されている。
臨場感に溢れ、“スゴイ”。
多くの人々によってつながり、支えあってこの世はある。
目には見えないモノに思いをいたし、
下巻に読み進む。
欲望の下に潜む得体の知れないモノが現れ、コワい。
最後の描写は作者の手法により、際立ち“コワい”。
“人を思いやる”、確かに言葉は美しい。
その人とは何だろうか。
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.219
(4pt)

コワいですね、コワいですね、コワいですね。

佐藤優氏『人生相談』に取り上げられていて、
手にした本。
殺人事件を扱っているが、
いわゆる推理物ではない。
犯人側の心理描写、
登場人物が背負う各々の“過ち”と共に物語が構成されている。
臨場感に溢れ、“スゴイ”。
多くの人々によってつながり、支えあってこの世はある。
目には見えないモノに思いをいたし、
下巻に読み進む。
欲望の下に潜む得体の知れないモノが現れ、コワい。
最後の描写は作者の手法により、際立ち“コワい”。
“人を思いやる”、確かに言葉は美しい。
その人とは何だろうか。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.218
(5pt)

雅子の人生に対する絶望

この雅子という人は、今の世の中で、普通に存在しているのではないだろうか。こう思わせるあたりが怖い。この作品が書かれた12年前には、まだまだ特殊な人だったと思えるが今では・・・
時代を先取りした問題作だろう。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.217
(5pt)

雅子の人生に対する絶望

この雅子という人は、今の世の中で、普通に存在しているのではないだろうか。こう思わせるあたりが怖い。この作品が書かれた12年前には、まだまだ特殊な人だったと思えるが今では・・・
時代を先取りした問題作だろう。
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.216
(5pt)

雅子の人生に対する絶望

この雅子という人は、今の世の中で、普通に存在しているのではないだろうか。こう思わせるあたりが怖い。この作品が書かれた12年前には、まだまだ特殊な人だったと思えるが今では・・・
時代を先取りした問題作だろう。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478