OUT

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評判

OUTの評価:

4.11/5点 レビュー 292件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全355件 61〜80 4/18ページ
No.295
(5pt)

引き込む力

なかなか面白い
エゲツない話なのに読後感が悪くない。
複雑に絡み合う中で
話の中で全員が信用してるのは、みな
苦手としながらも雅子のみ。
そしてそれは本の外をでて、
読者にも波及する。
酷いことをしてるのに、何故か
雅子に捕まって欲しくなく、ハラハラしいつのまにか
同じような信頼を読者までも雅子に寄せていく。
キャラクター作りが的確。
登場人物は全員
自分は、まだこっち側にいると思っている。
人を殺しながら、死体解体する雅子たちよりは何故かマシだと感じてる弥生、
死体解体をしときながら、殺人を犯した弥生より
マシだと思ってる雅子たち。
最後には、全員が何かしらの形で誰かを殺すか殺されるかしている。
こっち側にいると思いながら
実はみんなあっち側(outサイド)にいるのだ。そして、みながある意味求めていた結果(自由、変身)に到達してゆく。
最後の佐竹とのやりとりは白けた微妙な感じはあったものの
グイグイと読ませて頂きました。

文庫版の松浦理英子の書く解説ような
単なる階級を超える云々というような
陳腐で考察の足りない解説ならつけないほうがましだと思う。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.294
(4pt)

終盤からの展開が早いです

上巻と同様に夢中で読んでしまいました。
それぞれの登場人物の心の中を覗いているように、それぞれが抱える心の闇や考え方、性格の違いがリアルに感じました。
最後はとても意味深な感じで終わりましたが、
自分の事を殺しに来る男を好きになる気持ちが理解出来ないと共に、そこまで激しく求められることに少し羨ましくも思いました。
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.293
(4pt)

終盤からの展開が早いです

上巻と同様に夢中で読んでしまいました。
それぞれの登場人物の心の中を覗いているように、それぞれが抱える心の闇や考え方、性格の違いがリアルに感じました。
最後はとても意味深な感じで終わりましたが、
自分の事を殺しに来る男を好きになる気持ちが理解出来ないと共に、そこまで激しく求められることに少し羨ましくも思いました。
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.292
(4pt)

ラスト以外、最高

弁当工場で深夜働いたことがありますが、まさにこの小説が表現している世界でした。筆者も絶対弁当工場で働いたことがあると思います。詳細までリアルです。
死体の解体など、途中や最後に残虐な部分があり、そこは飛ばして読みました。
人間は汚さや弱い部分がたくさんある生き物です。だけど生きてるだけでいいんだ、と感じました。
ただ、ラストは私の好みではないですね。
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.291
(4pt)

ラスト以外、最高

弁当工場で深夜働いたことがありますが、まさにこの小説が表現している世界でした。筆者も絶対弁当工場で働いたことがあると思います。詳細までリアルです。
死体の解体など、途中や最後に残虐な部分があり、そこは飛ばして読みました。
人間は汚さや弱い部分がたくさんある生き物です。だけど生きてるだけでいいんだ、と感じました。
ただ、ラストは私の好みではないですね。
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.290
(5pt)

深く深く人間を描く

「たかが荒野」をはじめて読んでとても引き込まれましたが、もっとハードボイルドなのを読みたいと思い、こちらを読んでみました。最初から最後まで、ページを繰る手が止まらず、一気読み。激しい余韻が残っています。精神の正常と異常をわける一線を、なんとかふみとどまっていた主婦の雅子が、弁当工場の夜勤パートの同僚の主婦が夫を殺してしまい、その処理をしたことから、完全にその一線を踏み越えていき、同じくすでに一線を超え、心に生じていたある常軌を逸した衝動を隠しきれずにもてあました裏社会の佐竹が、物語のあちら側とこちら側で、まるでお互いを求めるように出会ってゆく様子は鳥肌が立ちました。
雅子はじめ、パート仲間はみな、それぞれがそれぞれのレベルで出口を狂おしく求める危うい生き方をしており、なんとか保っていた人格や生活が運命的に壊れていき、それぞれの結末を迎えていく。警察につかまるよりも何よりも、ほんとうにこわいのは、心が壊れてゆくこと、そしてその孤独や壊れた部分は救いようがないということを自分がわかってしまうことだと感じました。
凄惨な描写もあり、かなりショッキングでもありましたが、、人間が深く深く描かれていて、桐野さんはすごい作家さんだと思いました。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.289
(5pt)

深く深く人間を描く

「たかが荒野」をはじめて読んでとても引き込まれましたが、もっとハードボイルドなのを読みたいと思い、こちらを読んでみました。最初から最後まで、ページを繰る手が止まらず、一気読み。激しい余韻が残っています。精神の正常と異常をわける一線を、なんとかふみとどまっていた主婦の雅子が、弁当工場の夜勤パートの同僚の主婦が夫を殺してしまい、その処理をしたことから、完全にその一線を踏み越えていき、同じくすでに一線を超え、心に生じていたある常軌を逸した衝動を隠しきれずにもてあました裏社会の佐竹が、物語のあちら側とこちら側で、まるでお互いを求めるように出会ってゆく様子は鳥肌が立ちました。
雅子はじめ、パート仲間はみな、それぞれがそれぞれのレベルで出口を狂おしく求める危うい生き方をしており、なんとか保っていた人格や生活が運命的に壊れていき、それぞれの結末を迎えていく。警察につかまるよりも何よりも、ほんとうにこわいのは、心が壊れてゆくこと、そしてその孤独や壊れた部分は救いようがないということを自分がわかってしまうことだと感じました。
凄惨な描写もあり、かなりショッキングでもありましたが、、人間が深く深く描かれていて、桐野さんはすごい作家さんだと思いました。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.288
(4pt)

あっという間に読めちゃいます

登場人物が多いですが、それぞれの心情や様子が丁寧に描かれており、「あ、ここでこの人たちは繋がっていくんだ」というのがわかった瞬間一気に面白くなります。
どんな結末になるのか下巻を読むのが楽しみです。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.287
(4pt)

あっという間に読めちゃいます

登場人物が多いですが、それぞれの心情や様子が丁寧に描かれており、「あ、ここでこの人たちは繋がっていくんだ」というのがわかった瞬間一気に面白くなります。
どんな結末になるのか下巻を読むのが楽しみです。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.286
(4pt)

寝る間も惜しんで読みたくなる一冊でした。

読了:2016年89冊(10月14冊)★3.6

上巻からどういう終わり方(それが破滅なのか救いなのか)楽しみにしていたけれど、思いもしない終わり方だった。自分は、上巻の感想で「女性版 松本清張」だと書いた。全体を通して、「松本清張」感はちょっと違ったなぁと思ったけれど、“女性版”というのは当たった、かな。

とても女性性を感じる終わり方だった。雅子の変化には期待していたけれど、そうなるとは。事実的な終わり方というか、心境的な終わり方だった。そこに至る心理描写も女性だから描ける繊細なものが感じられる。

弥生や邦子にイライラしていた読者は、下巻で少しは溜飲が下がったんではないだろうか。ミステリィであるが、謎解きだけでは全く終わらない、寝る間も惜しんで読みたくなる一冊でした。楽しかった。

───十文字が出て行くと、雅子はいつものビニールエプロンをつけた。そして、まだへたりこんでいるヨシエに言った。「師匠、コンベアの速度18にしてよ」(p.209)

著者:桐野夏生(1951年生まれ、本書で日本推理作家協会賞を受賞)
発行:2002/6/14
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.285
(4pt)

寝る間も惜しんで読みたくなる一冊でした。

読了:2016年89冊(10月14冊)★3.6

上巻からどういう終わり方(それが破滅なのか救いなのか)楽しみにしていたけれど、思いもしない終わり方だった。自分は、上巻の感想で「女性版 松本清張」だと書いた。全体を通して、「松本清張」感はちょっと違ったなぁと思ったけれど、“女性版”というのは当たった、かな。

とても女性性を感じる終わり方だった。雅子の変化には期待していたけれど、そうなるとは。事実的な終わり方というか、心境的な終わり方だった。そこに至る心理描写も女性だから描ける繊細なものが感じられる。

弥生や邦子にイライラしていた読者は、下巻で少しは溜飲が下がったんではないだろうか。ミステリィであるが、謎解きだけでは全く終わらない、寝る間も惜しんで読みたくなる一冊でした。楽しかった。

───十文字が出て行くと、雅子はいつものビニールエプロンをつけた。そして、まだへたりこんでいるヨシエに言った。「師匠、コンベアの速度18にしてよ」(p.209)

著者:桐野夏生(1951年生まれ、本書で日本推理作家協会賞を受賞)
発行:2002/6/14
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.284
(4pt)

“女性版・松本清張”という感じ。

読了:2016年85冊(10月10冊)★3.8

桐野夏生氏の作品は初めて読んだ。“女性版・松本清張”という感じ。

最初はミステリだと思わず読んでいたから、途中で冷や汗。
バラバラ殺人の内容は、『闇金ウシジマくん』で出てきた「洗脳くん」を連想させる。小説内の遺体をバラバラにするところはリアルな部分もあり、少し怖い。しかし、そのリアルな部分に直接手を下していない弥生の言動には後半ムカつく。この弥生の言動がより小説内の殺人事件により現実味を帯びさせるところが著者の巧みなところだと思う。

後半から動き出した佐竹(彼らの存在がより作品を『闇金ウシジマくん』を彷彿とさせるのだが…)。下巻ではどういった活躍をして弥生を懲らしめるのか、また雅子の本心とは…、下巻も怖いけれど楽しみです。

───「ね、人間転がるのなんて簡単ね」ヨシエがつぶやくと、雅子は気の毒そうにヨシエを見た。「そう。あとはブレーキの壊れた自転車が坂道を転がるようなもんだよ」「誰にも止められないってことかい」「ぶつかれば止まるよ」自分たちは何にぶつかるのだろう。この先、曲がり角の向こうに何が待っているのだろう。ヨシエは恐怖に戦いた。(p.243)

著者:桐野夏生(1951年生まれ、本書で日本推理作家協会賞を受賞)
発行:2002.6.15 − 2012.3.21 第28刷
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.283
(4pt)

“女性版・松本清張”という感じ。

読了:2016年85冊(10月10冊)★3.8

桐野夏生氏の作品は初めて読んだ。“女性版・松本清張”という感じ。

最初はミステリだと思わず読んでいたから、途中で冷や汗。
バラバラ殺人の内容は、『闇金ウシジマくん』で出てきた「洗脳くん」を連想させる。小説内の遺体をバラバラにするところはリアルな部分もあり、少し怖い。しかし、そのリアルな部分に直接手を下していない弥生の言動には後半ムカつく。この弥生の言動がより小説内の殺人事件により現実味を帯びさせるところが著者の巧みなところだと思う。

後半から動き出した佐竹(彼らの存在がより作品を『闇金ウシジマくん』を彷彿とさせるのだが…)。下巻ではどういった活躍をして弥生を懲らしめるのか、また雅子の本心とは…、下巻も怖いけれど楽しみです。

───「ね、人間転がるのなんて簡単ね」ヨシエがつぶやくと、雅子は気の毒そうにヨシエを見た。「そう。あとはブレーキの壊れた自転車が坂道を転がるようなもんだよ」「誰にも止められないってことかい」「ぶつかれば止まるよ」自分たちは何にぶつかるのだろう。この先、曲がり角の向こうに何が待っているのだろう。ヨシエは恐怖に戦いた。(p.243)

著者:桐野夏生(1951年生まれ、本書で日本推理作家協会賞を受賞)
発行:2002.6.15 − 2012.3.21 第28刷
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.282
(4pt)

発送の速さ

梱包がされていなかった。だが思った以上に早く届いたので私的には早く欲しかったので評価はやや高めに。
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.281
(5pt)

良い商品

とてもよかった。梱包がしっかりとそれていて尚且つ、商品状態も悪くなかった
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X
No.280
(4pt)

発送の速さ

梱包がされていなかった。だが思った以上に早く届いたので私的には早く欲しかったので評価はやや高めに。
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.279
(5pt)

良い商品

とてもよかった。梱包がしっかりとそれていて尚且つ、商品状態も悪くなかった
OUT 上 講談社文庫 き 32-3 Amazon書評・レビュー: OUT 上 講談社文庫 き 32-3より
4062734478
No.278
(5pt)

随分前に 買った本でした

今でも 怖くて ぞくぞくします。 私大好きな 桐野先生の一冊です。 是非読んでください。
OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(90) (双葉文庫)より
4575658898
No.277
(5pt)

随分前に 買った本でした

今でも 怖くて ぞくぞくします。 私大好きな 桐野先生の一冊です。 是非読んでください。
OUT 下 講談社文庫 き 32-4 Amazon書評・レビュー: OUT 下 講談社文庫 き 32-4より
4062734486
No.276
(5pt)

1番!

桐野夏生自身もこの作品よりおもしろい本を書きたくて、でも書けないと思ってるんではないだろ
私の中で、この作品を抜ける作品には、今は出会っていない。
OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: OUT(上)-日本推理作家協会賞受賞作全集(89) (双葉文庫)より
457565888X