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白い夏の墓標



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【この小説が収録されている参考書籍】
白い夏の墓標
白い夏の墓標 (1979年)
白い夏の墓標 (新潮文庫)

白い夏の墓標の評価: 4.65/5点 レビュー 20件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(5pt)

素晴らしい

母にすすめられて読みましたが予想をはるかに超える面白さでした。40年前に書かれたとはとても思えない!この作者の他の本も読んでみたくなりました。
白い夏の墓標 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:白い夏の墓標 (新潮文庫)より
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No.19:
(5pt)

医学ミステリの先駆

かつての同僚だった研究者の謎を追って、パリから残雪のピレネーへ渡る医学教授。医学ミステリの先駆と言える本書には、細菌兵器開発の謎解きの面白さが詰め込まれている。緻密な文体には、仏文科を専攻された文理を織り交ぜた煌めくような輝きが垣間見られ圧巻である。
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No.18:
(5pt)

とても良い品物

とても良い品で満足してます。
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No.17:
(5pt)

心に沁みる

読者が登場人物の心を何処まで読み取ることが出来るかによって、感想は違ってくるでしょう。敢えてハッキリと描かれていないところにこの作品の奥深さを感じました。全て説明されている文体と読解力を試される文体があるとすればこの作品は後者であろう。
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No.16:
(3pt)

帯の「この本、本当に凄い!!!」に惹かれて。

「三たびの海峡」「臓器農場」「閉鎖病棟」の迫力ある作風に感動した作家で、
今回、偶然に本屋で帯の謳い文句に惹かれて、久しぶりに購入してみた。
未知の細菌兵器の制作の物語であるが、現実社会で2019年、新型コロナ感染症
(COVID19)を体験した我々には、物語の感染症の恐怖は、色褪せてみえてくる。
ラスト、佐伯教授の同期研究者黒田氏が、生きていた事の驚きはあるものの、
当時の研究所所長ベルナールが、彼の死をなぜ、確実に確認しなかったのか?
なぜ、晩年、ベルナール博士が急に、黒田の関係者に優しき手を差し伸べたのか?
いくら、死期がベルナール氏に近ずいているとしても、納得出来ない。
物語全体に漂う優しさに救われる気がしたが、作品としての完成度は、デビュー作
ゆえ、もう一つ甘い感じだ。
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No.15:
(5pt)

すばらしい、新しい

NHKラジオで、帚木氏の作品を知り、興味を持ちました。
遺伝子組み換え等が現実問題となっている今、40年も前にでた本なのに、とても新鮮に思えました。
最後までドキドキしながら読め、内容も真剣で学術的です。
ちなみに、当方も医師です。
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No.14:
(5pt)

この本、本当に凄いぞ!!!

文庫本の帯に惹かれて購入しました。確かに、この本、本当に凄かったです。

個人的には、村上春樹氏(ハルキストを自認しています)が颯爽と世に現れた時期に、この作品も上梓されていた事が、とても興味深いです。
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No.13:
(4pt)

お気に入り

読み始めると止まらなくなった。
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No.12:
(4pt)

天才ウィルス学者の後生

天才肌だが、周りと馴染めず、孤高を貫く黒田、その黒田が唯一心開く存在だった同僚佐伯。

ウィルス研究で頭角を表した黒田は、米国の陸軍細菌研修所に引き抜かれる、

自らの理想との乖離を悩む黒田は、馴染みに看護婦だったジゼルとピレネー山脈越えの

脱走を図る。その辺の記述はヘミングウェイの小説のような文章だった。

殺されたと思われている黒田の軌跡を、数十年後、佐伯は訪ねることになる。

ウィルスの話といい、構成といい、ラストも、作者の実力をひしひしと感じる。

本作は30代半ばの作品のようだ、凄いとしか言えない。

帚木作品は色々読んだが、派手さはないが、良作が多い。

日御子、三たびの海峡、逃亡、おすすめです。
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4101288011
No.11:
(5pt)

雨の中の配達でしたが商品にぬれも見られず満足しています。

雨の中の配達でしたが商品にぬれも見られず満足しています。
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No.10:
(5pt)

「確実に生きる」ということ。

確実に自分の意志で生きている猟師の父親の姿勢に、ゆるぎない生命力を感じ感動です!!
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No.9:
(5pt)

帚木蓬生さんの本は裏切らない

書かれている内容は、現実に行われているのではないかと思えるほどすごいものでした。自分のパーキンソン病の治療のため、授かった胎児を堕胎して、脳を移植するなど、悪魔の所業かと思いました。
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4101288011
No.8:
(5pt)

今、一番好きな作家

とにかく、この著者の本は資料を良く調べてあります。

私も医師ですが、舌を巻きます。

プロットも素晴らしい。どうして、こんなにいっぱい、様々なプロットの作品がかけるのか不思議です。
全部読むのは大変です。

むかしの作品がkindleになっているのはうれしいです。昔気に入ってた本を本棚の都合で手放しましたが、再度kindle
で購入しています。
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4101288011
No.7:
(3pt)

好きなセンセ

さすが帚木先生
難しいから何回も読んでしまった
回想シーン(車窓の)好きです
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4101288011
No.6:
(5pt)

何度も読み返し・・・

帚木蓬生の作品は大好きでかなり多く読んでいます、当然、もう20年近く前に、この本も読んでいたのですが、『安楽病棟』が劇化されて、それを一緒に見た友人たちに、読ませたいと思って、古本で購入しました。もう何度も読み返して、その都度、良いなと思っている本です。
彼の作品には、資料をよく調べたと思える「水神」「国銅」などのようなもの、「逃亡」「三度の海峡」や軍医のことを描いた本など戦争につながるもの、医学知識を駆使して精神を病む人々を描いた「安楽病棟」「閉鎖病棟」など、どれも好きですが、医学の発展と人間性、命の問題、それに宗教観まで感じられる本書や「カシスの舞い」のようなものが最も惹かれます。日本人の医者の<日本人らしいこころ>と、彼のフランス女性への愛、そして自然や風景の繊細な描写が、深刻なテーマに優しさを添えてくれているところが好きです
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4101288011
No.5:
(5pt)

素晴らしい

現代にも通じる研究者の苦悩が見事に描かれています。ノンフィクションとも思える時代背景も見逃せません、堪能しました。
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4101288011
No.4:
(5pt)

貧困と心の陰と倫理

医者が書くバイオハザード未遂サスペンスである
細菌とかやってる医学部の教授が国際学会で日本を飛び出していった元同僚の
勤務先の上司と遭遇して墓のありか聞いてそこを訪ねるとこから話が始まる
ぶっちゃけネタバレすると細菌兵器を開発している研究所だった
ほんで元同僚は良心の呵責を覚え逃亡するも始末され自殺したことにされる
これ自体はバイオハザードものだとよくある話なんだけれども
元同僚の極貧で陰惨な過去が少しずつ解き明かされていくとこが圧巻
絶対的な貧困があった時代の人間にしかかけないだろうし
貧困と絶望がいかに人の心に影を作るか、という描写が圧巻過ぎる
その心の影を振り払うために悪の研究を進んですることになるのだが
結局は自分でその研究をつぶして始末をつけるのである
人の心に必ずある正義感というのは以後の作品でもテーマになる話である
理系人間の持つべき倫理という意味で非常に重い本だと思う
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No.3:
(4pt)

科学的でロマンティックな色彩も加味されたミステリー

読み始めたら、とめられなくて、このミステリーを一気に読んでしまった。科学的、医学的な根拠に基づいたストーリーなので迫力がある。現実に起こりうるかも知れないと思うと、鳥肌が立つ。ロマンティックな色彩も加味されているし、日本や欧州の田舎の風景の描写が優れているので、観光で訪れたことのある場所の風景から小説の場面を想像しながら読んだので、観光旅行的楽しさにも刺激された。
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B000J8HUM4
No.2:
(5pt)

苦悩、恐れ、感動、喜びが調和した好著

細菌兵器の開発に携わる若き生物学者の死の真相をその友人が探り当てるまでの過程がドラマティックに描き出されたものです。
帚木氏の作品らしく、この作品も緻密で豊かな情景・人物描写とよく練りこまれた構成が光ります。
細胞生物学という素人には敷居の高い題材をストーリーの主軸に巧みに取り入れているのは秀逸。
科学・技術と人間社会の関係性、人類に災禍をもたらす「逆立ちした」科学に従事せざるを得ない科学者の苦悩、人との関わりを怖れていた男の頑なな心の殻が友人や恋人によって解きほぐされていく様子などとても読みどころの多い作品だと思います。
読後感はすがすがしい印象。雨後の青空の下にいるような清々しい気分になることができます。とても面白い。
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4101288011
No.1:
(5pt)

学会で渡仏した細菌学教授に、夭折した親友研究者の意外な過去が。。

三たびの海峡を読んですっかり帚木氏のファンとなり、直木賞候補となったこの作品を読ませて頂きました。25年前の作品という事で、科学的説明に少し古い部分がありましたが、それを補って余りある新鮮さと構成力。パリの学会会場で佐伯教授の目の前に突然現れた親友の元上司との出会いから話は急展開して行きます。若き日に机を並べて学び、細胞融合を誘導する性質のあるセンダイ(仙台)ウィルスを独力で発見した天才研究者、黒田。どこか陰を持った黒田は、その才能故に米国に招かれ、謎の事故死を遂げたのでした。複数のキーパーソンとの絡みから話は意外な結末へ。ちなみにセンダイウィルスは実際に日本で発見され、細胞融合を起こす事が知られています。東大仏文、九大医学部を出、精神科医としてもご活躍されている帚木氏の織りなす世界は一読に値します。
白い夏の墓標 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:白い夏の墓標 (新潮文庫)より
4101288011

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