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不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界
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不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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2008年の作品らしいが、まさか続いてるとは思わなくてAmazonでポチッた。 人を選ぶ作品。好きな人は好き。自分はまあ…好きかな? | ||||
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中古で買って正解。 女学校で、男性教師を狙った、殺人事件が起こります。 男性教師をわざと、女らしい名前にしたり、女であることを最後でバラすような工夫はあるものの、分かりやすい・・・。 | ||||
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不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)や物語シリーズなどとくらべて会話のテンポがいまいち。 それに、読み終わった方にはわかると思いますが、この表紙は反則だと思う | ||||
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一応、ミステリを謳っているので、殺人事件が起こるけれど、作中では人物の外見描写や現場の具体的な描写が一切行われない、という記号っぷりはやはりこのシリーズ。意図してリアリズムを配されたのだろう世界の描かれ方は、崩壊させたときの呆気なさにも拍車が掛かって実に面白い。串中と病院坂の遣り取りだけで 500ページくらい読みたいなあと思ってしまったのは、やっぱり西尾維新が「ライトノベル書き」だからなんだろうなあ。というか本作、主人公が病院坂である必要が全然ないじゃないか!それゆえ大人になっても刹那主義過ぎる串中にマル。 | ||||
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今頃、読んでいます。今、公開中の映画「告白」と同じ学園モノ殺人事件なのに西尾さんは実にさりげなく、さらっと書き上げています。西尾作品の中では、つまらないかもしれませんが、この軽さが私は大好きです。西尾さんの才能に敬服しました。 | ||||
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好きだった世界シリーズもこの作品で脱線いくらなんでもダメでしょう、これはミステリでもなければ、コメディーでもなく、もちろん文学でもないジャンルは何なんでしょう、僕には判別できませんっていうか、仕事するつもりあるんですかね?素人でも書けますよ、これくらい弔士くんと迷路ちゃんを出したかっただけですねクビツリハイスクール並の駄作昔は西尾氏の作品とあらば夢中で読んだものですが、最近はからっきしですねそれは僕が成長したからなのか、それとも西尾氏の魅力が薄れてきたのか、前者であってほしいです | ||||
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僕はこの人の本は、ほとんど読んでいますが この本はワースト2位です(ちなみに1位はニンギョウがニンギョウ) 一作目が大人気だったから、シリーズ化したのはいいと思うんですが 内容がこれでは、シリーズと呼べないような・・・ 難しいとは思うけど、シリーズとして出すのなら 毎回櫃内様か、黒猫さんが解決して欲しかったなぁ 矛盾が許せない黒猫さんがそんな事件を聞いて解決に向かう、櫃内様がサポート! 事件を解決しながら、妹の兄離れを徐々に解決、肉の名前の彼女と箱彦がくっつくように画策 黒猫さんの病気を徐々に直していくとか 王道だけど、西尾テイストの掛け合いと事件まぜれば かなり面白そうだけどなぁ この作品はトリック?も動機も、掛け合いも酷い まったく期待しないで読むか、読まないのがいい | ||||
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あらすじでいえば、とある女子校に新任臨時講師として主人公の病院坂迷路(びょういんざかめいろというのが人名です)は、串中弔士という在任講師でスクールカウンセラーのようなことをしている先生と出会います。出会いから数日にして、彼がとんでもなく人格破綻しているということを了解した迷路ですが、普段なら気にするそこよりも目の前で起こる連続殺人事件(男性教諭が次々と殺されていく)にひたすら巻き込まれていきます。最初は意図的に、最後は能動的に。狭い校内で起こる連続殺人ですから、犯人が校内もしくはその関係者という事は間違いなく、身の回りに殺人鬼が潜んでいることは確定という状況だけに、それは新人でいっさいの怨恨関係が学内にない迷路にとっても危険な状況。はたして迷路は犯人を逮捕、もしくは事件の真相にたどり着けるのか。。。。というお話です。 さて。 まぁ、そういう話なんですが、ストーリーはいたってフェア、ひっかけにひっかからないように後からよく読めばサービスしすぎるくらいのサービスをしています。なので、トリックも含めて全てはわりあいとシンプルでオーソドックスです。 しかし、特筆すべきはそのリーダビリティの良さ。 赤川次郎かと言いたくなるくらい、いやもっとレベルは上かな、読みやすさ、サクサク感があまりにも強いです。たぶん、1時間か2時間くらいで余裕で読了してしまえるレベルです。思うに、おそらくはそれこそが西尾維新の強さだろうとは思うのだけれど、一人語りの主人公の独白が読みやすすぎるんでしょう。その告白や思考がどれだけ通常人と違う異常な人格だとしても、異常な能力を下敷きに人格形成された歪んだ世界観のものであれ、その語りがあまりにもスムーズなのが特徴なのでしょう。 | ||||
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僕はこのシリーズの盲目的なファンなのでしょう。全く参考にならないなあ、と自分でも思います。 が、僕はこの作品、嫌いじゃありません。好きでもあります。条件付で。 僕がこの作品に対する評価を数段階上げたのは、世界シリーズ二作目『不気味で素朴な囲われた世界』の終章を、思うところあって本作読了後に読み返したことによります。 二作目と今作における、串中弔士のスタンス、つまり介入度合いの圧倒的違い。本作はこれに尽きます。 本一冊分かけて二作目の後日譚を書いた、そんな印象すら自分は抱きます。 ミステリに主眼を置いているとは、さすがに思えませんし(主眼を置いていたとしたら、三作目のあとがきはちょっと致命的じゃないかと)。 ところで、自分は本作における最後の被害者がちょっと馬鹿すぎるんじゃないかと思うのです。 | ||||
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大好きな西尾維新の中でも言い回しが好きな世界シリーズ。 新刊が出てウキウキしながら読んだのですが、期待はずれというかなんというか。 あらすじやら何やらは他の方が書いているので飛ばして、(すいません) 感想としては、『あっけないな』でした。 まるでお茶漬けのよう。あっさりさらさら。 特に盛り上げ所も無い。淡々と進むだけ。 まるで串中弔士のようでした。 捉えどころのない。漠然とした雰囲気。 ミステリー的な観点から見てもあまり驚くこともなく。 なんだかなーという感じ。 期待していただけに拍子抜け感が否めません。 次回作で世界シリーズは終了のようなので、次回に期待。 | ||||
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自身の言動が周囲に齎す言わば不気味な作用、それを傍観し通す彼のキャラクター性を「傍観」しヒヤヒヤニヤニヤする本です。 トリックも何もあったもんじゃないのでミステリとは言えないし、また事件の真相も実に貧相なもので、話として面白いかと問われれば、思いっきりノー。 ただ自分は串中弔士が気に入っていたので(好きかと言われれば嫌いですがw)楽しく読む事ができました。 まあ、彼に魅力を感じていなければ読む必要は無いと思います。 最近は作品の方に小手先感…というのかな? そんなのが感じられるようになって来てちょっと寂しい。 背後に迫る若手作家に埋もれてしまわないよう、頑張って欲しいです。 あと後書きがいつもに増して投げ遣り感漂ってたんですが、やはりそこまで続けるつもりは無かったのでしょうか。 | ||||
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学園コントです。 それ以下であっても、それ以上ではありません。 | ||||
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今回は静かに足音を立てないようにしている雰囲気が終始漂っていて、盛り上がりがあったとすれば懐かしの彼女が出てきたところとあと一つぐらいで、いままでのように主要キャラが子供でないからなのかな?などとおもったりもしました。三作目のあとがきでは弔士君が中学三年生ということでしたが、二作目から十四年たって私立女載女学園に倫理教師として帰ってきた串中弔士君と病院坂迷路のスペアがお話を進めていきます、主に病院坂が。もう少し続いて欲しいこの(世界シリーズ)次回作ラスト、楽しみです | ||||
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買ってしまって、だらだらと読んだのだが、まあ、ミステリでもなんでもない。 使い古された古典的トリック(のようなもの)も正直、これはいただけない。 やってはいけないだろうと思う。 キャラ小説とおっしゃってた方がいるが、本当にそれ。ぴったりだと思う。 けど最近は、ラノベだってもっとマシなものを書くよ。なんて中途半端。 最初期の西尾維新のような怒涛の気負いと勢いみたいなものはもはやない。 まだ若いのに、こうも丸くなってしまうと……つまらないねえ。 守りに入ってしまってはいけない気がするが。 講談社ノベルスも、もう少し考えてやれよと感じる一冊でした。 | ||||
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「戯言シリーズ」より「化物語シリーズ」より好きな「世界シリーズ」だった のですが・・・・・・ 西尾作品の特徴であるコミカルな会話もなく、初登場の病院坂迷路(傍系)も拍子 抜けするくらいに平凡で、やや下降気味であったシリーズの面白さが、ここで急落した ような感じです。 「もう僕という個人については将来も限界も見えている――見えてしまっている。 ここから先は、同じことの繰り返しでしかない」 西尾さんも確か、今年で串中弔士と同じ27歳。ラストでのこの弔士の独白が、 西尾さんの今の心境でなければよいのですが。 | ||||
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串中弔士が登場するだけのキャラ小説。 推理物としてイマイチなのは常として、 キャラ自体も、ただのトンデモ野郎でしかなく、 そろそろマンネリ。 本シリーズ一作目の櫃内様刻のような、 「そのキャラクターゆえの決断」が無い。 西尾維新の作品はデビュー作が大ヒットだったため、 惰性で買い続けている人が多いと思うが、 それもそろそろ控えるべきだと思う。 面白くないものを正当に評価しないければ、作者も成長しない。 | ||||
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『世界シリーズ』4作目で書きおろし,2作目から14年後が舞台となっており, 主人公はその2作目と同じですが,物語は別の語り部役により進んでいきます. また,帯やプロローグにある事件は,これまでと同じで大きな意味は持たず, 推理どうこうもほとんどなく,犯人や真相についても最後に少し語られる程度. 読み手の立場としては,「物事の進行を静観する」と言っている主人公と同じく, 14年前と変わらぬ言動に眉をひそめつつ,彼のことを静観しているような感覚です. ただもうひとりの重要人物,語り部役についての説明がまったくされておらず, なぜその人物が居て,その『名前』を語っているのかは最後までわからないまま. 『正体』についても,2作目の流れを意識しているようで少しニヤリとなるものの, 作品に仕掛けられている『別の要因』のせいで,素直におどろくことができません. ほかにも,ボリュームが少ないせいか余分な描写がちょっと目立ちすぎにも思え, ()内のセリフや会話の脱線など,いつもは楽しく読める部分が冗長に感じました. とはいえ,主人公がエピローグで14年前のこと(2作目)を思い返す場面などは, 冒頭にある引用文を重ねてみると,本人の口とは裏腹に意味深でなんとも印象的. そのため,物語自体は単独ですがそちらを読んでおくともっと楽しめると思います. なお,ユーモアの類はまったくないので,そちらに期待していると物足らないかも…. | ||||
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予告では串中弔士が中学三年生の時の事件ということでしたが、実際にはあの事件から十四年後、私立女子高校の倫理教師となった串中弔士の周辺で起きる事件です。あの弔士くんが教師しかも倫理教師となり、かつ、スクールカウンセラーの真似事までしているという状況も意外ですが、合わせて、あの病院坂迷路のバックアップと名乗る人物、病院坂迷路が臨時教師として登場してきます。そして、事件は、串中先生と(巻き込まれた)病院坂先生が、同僚の遺体をバスケットゴールにひっかけられた状態で発見するところから、幕が開かれるのです。 次々と起きる殺人事件が病院坂迷路の視点で語られ、畢竟、串中弔士も迷路の視点から描き直される。他者の目から見た自分。第三者的視点で見ているつもりが、いつの間にか反転してしまう。そして事件の終幕。通常いう意味でのミステリーではないと思うので、本格ミステリー好きには気に入られないかもしれない。 十四年前に登場した人物やその関係者が様々な形で再登場し、描かれていない十四年間にどのようなやり取りが行われたのかを妄想させてくれます。 | ||||
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