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きみとぼくの壊れた世界



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きみとぼくの壊れた世界の評価: 3.75/5点 レビュー 60件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

面白い!が……(ネタバレ注意)

面白かったです。
病院坂の『パズラー』『本格』推理小説の解説が興味深かったですし、その解説の途中で病院坂が転けるシーンが可愛かったです。また、屋上で様刻が病院坂を助けるシーンなんかはすごい好きでした。
ただ、他の方も書かれているとおり、警察をどうやって欺いたのかが描写されなかったのでそこが腑に落ちなかったのと、病院坂が売春してるってのが主人公と同じくらい自分もショックを受けました(苦笑)
もしかしたら、その辺のモヤモヤも次巻で解決するのかもしれないので、引き続き読んでいこうと思います!
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
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No.6:
(3pt)

行き過ぎ

主人公とその妹との行き過ぎた関係。 本当に好きな人とはつきあわないなど。 ドロドロとした内容。 友人関係も複雑です。 あまり、キレイな内容ではないので、苦手な方もいるかも。
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
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No.5:
(3pt)

ミステリーの世界で遊ぶ「きみとぼく」

西尾維新作を初めて読んだ者としての感想です。謳い文句では「本格ミステリー」となっていますが、あくまでミステリーの世界で遊ぶ「きみとぼく」の話であって、本格ミステリーではないと感じました。独特のせりふ回しはさすがですね。長いセリフでも飽きたりしませんでした。妹萌えですとか、ハーレムな状況ですとか、道徳を無視して現在のライトノベル的な流行を先取りしているのもさすがです。けっこう楽しめたのですが、読み返したいとは思わないので☆4、将棋に関するハッタリと、装丁の悪さで☆マイナス1にしました。別な装丁で本にしてあげないと、作品がかわいそうです。
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
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No.4:
(3pt)

確かに壊れている!

壊れた世界を楽しめるか不愉快になるかどちらかだと思います。西尾作品を読み込んでいる人にはある程度理解できるはずだと…私としては病院坂黒猫さんが保健室で書いた妄想小説だから表現が回りくどくなったと思ってますが。
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(3pt)

初期の異色作

『世界シリーズ』の1作目,03年11月刊行の作品です.
『本格ミステリ』と銘打たれ,確かに事件は起きるのですが,
それらは,あくまでも物語のためのきっかけに過ぎない印象で,
語られる謎解きやトリックにしても,目だつほどではありません.
実際のところ,事件の解決より,日常の物語に重きが置かれており,
歪んだ愛情や,理解しづらい人間関係,達観したかのようセリフなど,
特に最後は,ハッピエンドっぽくはあるものの,複雑な思いが残ります.
また,異常なまでの言葉の繰り返し,アクの強い長いセリフと,
最近の作品では少し抑え気味な,著者の『得意技』が何度もあり,
ミステリ小説とは,といったことを登場人物に語らせるところでは,
著者の考えが強く出ているようで,異色の1冊という印象を受けます.
ほかでは,イラストの挿入が変わっていて,章の冒頭にまとめて,
マンガのように,コマ割りされて描かれているのが印象に残ります.
大きなネタばれではありませんが,これから読む場面ばかりですので,
そのあたり,気になるのであれば,意識しておいたほうがよさそうです.
07年10月に刊行されたハードカバー(講談社BOXピース)版との違いは,
加筆修正,イラストの有無(あちらにはなし),あとがきとのことです.
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(3pt)

それなり

どんどん予想外の方向へ進む物語、特徴の在りすぎた登場人物、
作者の自虐とエクスキューズを聞いているかのような地の文は、
「世界に取り残されている」もしくは「世界から外れている」というのを読者に擬似的に体感させるには良かったかもしれない。
しかし地力が足りていない。主人公たちが口にする哲学のような言葉たちは、
いかにも高校生然としていてリアルではあるのかもしれないが、
「サイコ」という意味ではなく「子供臭い」痛々しさが目立ち、印象をとてつもなく軽くしている。
この辺り、西尾氏のどの作品にも言えることで、それが読者の年齢層を下げているのだろうが。
そこで語らせることに文字稼ぎ以外の意味はあるのか、といったものも少なくない。
推理部分は本題ではないのだろうからあまり語る意味も無いのだろうけれど、
ブルマの彼女があのような極端な行動に至った原因であるところの「謎」が、
「読者としての自分が当然の事として気付いていた事象」だったと分かった時、
これはあまりにも安易だと思ってしまった。
世間から離れているからという印象を強めるためと思わなくも無いが、それならばもう少し分かりにくい、
お得意の持って回ったような遠まわしな薀蓄を奏でられる仕掛けを用意して欲しかったところ。
異常を自覚して異常と化すといった終わり方は好きだった。
書かんとしたテーマは分かる。が、書ききれていない。凡作。
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
4061823426
No.1:
(3pt)

うぅむ…。

「え?戯言シリーズの西尾維新?」とまぁ、このような動機から購入すると、ちょっと「ん?」と思うかも。物語自体は面白いです。装丁も凝ってます(笑。漫画感覚で(いい意味で)軽く読めるミステリー。恋愛エピソードを織り交ぜつつ、学園内で起こった殺人事件の謎を、主人公と、保健室登校の引きこもり少女が解明していきます。しかし、主人公(男)と妹がなんだか怪しげだったり…主人公(男)が妙にモテたり…女の子のキャラクター設定が微妙にマニアックだったり…(笑。女性視点で見るとちょっと引いてしまうかもしれませんね。しかし、戯言シリーズでもおなじみ、主人公の一人称で物語が進んでいく独特のテンポや雰囲気は健在です。…ここに惚れ込んでるファンは結局買うしかないのかも(笑。
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)より
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