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きみとぼくの壊れた世界
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きみとぼくの壊れた世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 1~20 1/3ページ
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万人受けのストーリーではない。 ただ西尾維新ファンの自分は最高に面白いと思った。この本のレビューで、原点回帰と評しているものがあったが、自分もそのように感じた。戯言使いや阿良々木暦のような少し冷めた主人公が語り部を担っているからなのか、青色サヴァンや奇策士のような小さい女の子がそばにいるからなのか、登場人物の少なさのためなのか、軽快な会話劇のためなのか、特定の理由はわからないが、自分がこれまでに惹き込まれた西尾維新作品の良いところが詰め込まれていた。 物語の雰囲気のためか読みすすめる中で葵井巫女子をふと思い出した。このシリーズを読み終えたら、また戯言シリーズを読み直そうと思う。 | ||||
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思っていたミステリーとは少し違った気がしましたが、普通のミステリーとは違って意外な方向にいっているのが面白い | ||||
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面白かったです。 病院坂の『パズラー』『本格』推理小説の解説が興味深かったですし、その解説の途中で病院坂が転けるシーンが可愛かったです。また、屋上で様刻が病院坂を助けるシーンなんかはすごい好きでした。 ただ、他の方も書かれているとおり、警察をどうやって欺いたのかが描写されなかったのでそこが腑に落ちなかったのと、病院坂が売春してるってのが主人公と同じくらい自分もショックを受けました(苦笑) もしかしたら、その辺のモヤモヤも次巻で解決するのかもしれないので、引き続き読んでいこうと思います! | ||||
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ここのキャラクターがそれぞれに個性を持っているので、読んでいるうちに感情移入してしまう部分がありました。 結末自体はありきたりというかわかってしまったんですが、言葉遊びやキャラクターの人間性が面白かったです。 やっぱりちょっと、『壊れた世界』でしたね。 普通の世界ではこういった人間関係は生まれない?いや、こういう人間関係もあるのかな。 読んでいくうちにどんどん面白くなっていきます。 | ||||
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テンポが良くて読みやすい! 意外な展開あったり、ミステリーとしても、レトリックの勉強としても楽しめる一冊! 西尾維新で一番好きかも! | ||||
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台詞がもう長く長くくどくくどく。 主人公が心内で語っているところはまだ読めますが、あるキャラクターの台詞は読めば読むほどイライラしました。 決して難しい語句や言い回しがあるわけではないんですが‥‥。 やりたいことはとてもわかりますが、もっと短絡的で、だけど意味はとても深い、というようなやりとりの方が心に響くしムカムカすることもありません。 この人の他作品をアニメでみたことがありますが、その時は目だけでなく耳からも入ってくるので一つ一つの台詞がとても心地よく感じられました。 文体でよみとるのと映像、音声でよみとるのとはこんなにも違うんですね。 | ||||
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主人公とその妹との行き過ぎた関係。 本当に好きな人とはつきあわないなど。 ドロドロとした内容。 友人関係も複雑です。 あまり、キレイな内容ではないので、苦手な方もいるかも。 | ||||
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なんじゃあこりゃあとしか言いようがない。 なにこれ。なんなのこれ。あれで警察騙しおおせたの?あんな小細工で? あの様刻とかいうあり得ない名前の奴の為に殺人までするか?(故意ではないとか言い訳してたが) そっちのほうが更にあり得ない。 やたらなんだかこちゃこちゃと言葉を連ねて、あれが受けるっていうのが理解できない。読み難いったらない、イライラしてくる。推敲しろよ!と。言葉の使い間違いもいくつかあったし。世代間ギャップなのか、登場人物にも話にも全く共感できない。病院坂が売春やってるとか、意味がわからない。 最後もあれでいいのか?あんな終わり方で。若いし先も長いからとりあえずこれでいっか~て感じでブン投げてる。 まぁまとめようもないわな、あんなメチャクチャな話。 近親相姦や病院坂がおっぱいって言うところはエロかった。なぜなら無駄を省いていたから、そこの描写だけ。 つまりエロ描写があったから売れたのか? なんかこれが西尾維新の最高傑作とかいう意見が多かったんで読んでみたが、とにもかくにも作風はよくわかった。 あと「クビシメロマンチスト」が最高傑作って意見もあったから、それ読んで本当にこいつの本は終わりだ。多分こいつの本は無駄な語彙で水増ししてるだけの、ゆとり向けハッタリ小説だと思うが。 | ||||
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内容はとてもおもしろいです。このシリーズは気に入ってます。イラストも雰囲気的に合っていると思います。 | ||||
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この本を読む前に、この作家さんのデビュー作の「クビキリサイクル」も読みました。(高齢者なので、買うときに表紙絵がすこし恥ずかしかったです。) 読んでみて、「意外にオーソドックスな推理作家さんなのだ」と感じました。(ただ、高齢者には登場人物の造形が、「自分の過去の物語体験」のなかに似たものを見出せず、イメージしづらい、という難点があります。たとえばヒロインの少女が、自分のことを「僕様ちゃん」と呼んだりします。) そこで、この「きみとぼく」も読みたくなったのですが、現行の新書版にはどうしても表紙に抵抗があり、結局古書のハードカバーを入手しました。 歌謡のようなリフレインが、文章のなかにときおり現れる文体の作家さんですが、この作品ではそこに装飾部分が盛り込まれ、句読点も減らされ、速いスピードで文章が流れていきます。そして小説の中では、「若者の衒学」がたっぷりと描かれています。 その二作だけで印象を決めるのは乱暴なのですが、この人の小説には、中心に常に「一人称の人物の懊悩」があって、それがミステリーとは別に、独立した流れになっているのじゃないか、と感じました。(その人物は冷静なので、はためには悩んでいるように見えないけれど。) ミステリーはミステリーで、別の流れで存在し、決着へ向かっていきます。(そして、この本で書かれる「ミステリそのもの」は、目新しくはないけれど、「押さえるべきところをきちんと押さえている」のじゃないか、という感じがしました。) 一人称の人物の「懊悩」は、この物語のなかの「現実のトラブル」と、もうひとつ、「人間が、特別な異性と心を結びつけたいと望む気持ち」とに、向かっている気がします。 相手の異性が自分に好意を持ってくれていることはさほど問題でなく、肉体の結びつきもあまり視野になく、それでも一人称の人物は、その特定の異性との「同化」を、心底にもとめています。 そしてこの作家さんは、その「同化の瞬間」を実際に持つことのない男女に、なんらかの形で見えない精神世界での同化を獲得させようとしていて、その触媒として「ミステリーの謎解き」がある、という小説を書いている人なのじゃないか、という気がしました。 この物語では、「一人称の人物」の思考は、論理にかたむきすぎる、少しゆがんだものとして感じられるのですが、その「一人称の人物」の、天秤の反対側にいる「病院坂黒猫」という少女探偵が、逆方向にバランスをとる役割を果たして、ゆがんだなかでの、ひとつの「悲喜劇」を完成させています。 私の買った古書の奥付は2007年初版、「2003年に刊行されたノベルスを底本に、加筆訂正を行ったものです」と書かれています。 (現行のノベルスは、中身はどちらになっているのでしょうか…?) | ||||
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アニメで面白いと思った原作者の作品を読んでみたいと思って買いました。 全体的に1つの会話文がとても長いのが印象的でした。 キャラクターも個性的でしたし、推理要素も面白かったです。 これ1冊で話は完結していますので、ライトな推理小説や学園モノを求めている人におすすめします。 | ||||
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西尾維新 世界シリーズの一作目『君と僕の壊れた世界』西尾ファン待望のハードカバーですね。文庫は既に持っていたのですがカバーのカッコ良さに押されて買いました。西尾コンプリートを目指すなら買う一択です。ただ値段が高いので話し自体を楽しみたければ文庫で十分だと思います。 | ||||
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筆者の本にししては、キャラが立っていない。 「いつもつねに冷静」「あいつにだけは関わってはいけない」など性格描写が大げさなわりには、実はたいしたことを考えていないし、行動してもいない。 一般的にタブーといわれるものを登場人物は破っているが、エンディング同様、少し平凡。 一番興味深かったのは推理小説論の部分だった。 | ||||
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ここ最近、妹成分が足りないところだったので この作品で補充する事ができました。 ミステリーとしてもなかなか面白かったので これから秋の夜長でオススメかと。 伏線を張り巡らして、焦らして回収といった感じで これどうなるのかな?といった想像力を掻き立てる 文章力はさすがですね。 | ||||
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欠陥製品どころかただの不良品だ。世界が壊れているから、切り離され、落伍した主人公たちであってもいいのだ、そういう設定で、世界観なのだ!と作中で(婉曲的ではあるが)開き直っているところには感服した。「作者とは」を語るのが寒いと分かっていながら、しかもそれを作中でミステリ読みだという設定のキャラに語らせながら、「作者とは」を語っているのはギャグなのだろうか?メタと開き直るにはあまりに構造が陳腐すぎるミステリとして★2つ、青春エンタとしては★2つ、新伝綺(私見ならがそう分類して差し支えないと思う)として★1つ、西尾作品として★1つなので★は1つ。戯言、化シリーズが好きなだけに残念だ。 | ||||
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西尾維新作を初めて読んだ者としての感想です。謳い文句では「本格ミステリー」となっていますが、あくまでミステリーの世界で遊ぶ「きみとぼく」の話であって、本格ミステリーではないと感じました。独特のせりふ回しはさすがですね。長いセリフでも飽きたりしませんでした。妹萌えですとか、ハーレムな状況ですとか、道徳を無視して現在のライトノベル的な流行を先取りしているのもさすがです。けっこう楽しめたのですが、読み返したいとは思わないので☆4、将棋に関するハッタリと、装丁の悪さで☆マイナス1にしました。別な装丁で本にしてあげないと、作品がかわいそうです。 | ||||
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壊れた世界を楽しめるか不愉快になるかどちらかだと思います。西尾作品を読み込んでいる人にはある程度理解できるはずだと…私としては病院坂黒猫さんが保健室で書いた妄想小説だから表現が回りくどくなったと思ってますが。 | ||||
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読むうちに不安になる小説でした。戯言シリーズほど読みにくくはないですが、やはり持って回った言い回しがくどく感じます。(それが好きな人はいいですが、やはりニガテなのでそのあたりは飛ばし読みしてしまいました)ありえねーーーー、って突っ込みいれまくりの世界です。ラストのほのぼの感はなに??人殺しなのに??何も罰を受けることなく普通の生活が続いていくのはなぜ??不安感増殖する一つの点は、オトナがまーったく出てこないところ。主人公兄妹にはちゃんと両親そろっているんですね。あまりにも出てこないので兄妹だけで肩を寄せ合って暮らしているのかと思っちゃいました。また、学校を舞台にしてるのに先生もぜんぜん出てきません。名前もせりふもあるのに、ほんとにチョイ役。で、納得しました。この小説はモテナイいけてない高校生男子の妄想なのだと。でなければ、3人もの女子高生とムフフな関係になんかなれるわけないし。だから小説内の世界が壊れていようととっちらかっていようとOKなのですね。 | ||||
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主人公の高校男子学生(?)が日常で起きた殺人事件を黒猫さんと呼ばれる 保健室がよいの少女と解決していくストーリー。 主人公を取り巻くバックグラウンドが非常に練り込まれていて次回作を期待 せずにはいられない作品。 作者が推理モノというコンセプトを戯れ言シリーズからこちらに移したとい う話も納得できる。 主人公と妹との背徳感あふれるやり取りは読んでいて、ぞくぞくする。 本作はミステリーとしてもお奨めだし、青春モノとしてもお奨め。 ただ続刊以降でせっかく仕上げた本作の背景がほとんど生かしきれていない 事が残念でならない。 | ||||
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初めて読んだ西尾維新の本です最初の数ページは妹とのやりとり、改行のない長文章、まわりくどい文章表現に正直ひきましたしかし、ある瞬間からその西尾維新独特の言い回しを楽しむ自分に気がつきましたはまりますよ、この本ミステリー、スキーラノベ、スキーってかたにはピッタシだと思いますさらに、主人公がバカスペシャルにポジティブシンキングまさに人生のお手本?になります(笑)そして主人公と黒猫との掛け合いがたまりません妹は最後まで引いたけど | ||||
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