■スポンサードリンク
同窓生
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
同窓生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少し微妙。 この人はサイコ系のホラーを描くことで読んでいたのだが、ここに来て幽霊の話。しかも中途半端に感動させようとしても困る。僕が作者に求めているのは感動ではなくホラーだ。泣けるホラーなんていらない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夏という季節のせいか,とつぜん怖い話が読みたくなって,はじめて新津氏の作品を手にとった。記憶喪失,同窓会での戸惑い,得体の知れない「友達」との遭遇,封印したはずの思い出・・・・・・。期待どおり不気味な展開で,とにかく恐ろしい話を読みたいという筋金入りのホラーファンには物足りないかもしれないが,十分楽しみながらページを繰った。 そして,話が終着地に近づくにつれて,予期しなかったことだが,とても上手に言葉を選ばれた,ちょっといい会話に出会って,会話の主たちの人柄に共感し,感動してしまった。たんたんと語る彼女(たち)は,なんだかとても切なく愛らしかった。 はじめて読む新津作品だが,氏は人物を描き出すのに巧みだと思った。描き込むというわけではないが,さりげない描写で,登場する人物たちのキャラクターが,くっきりと印象づけられて,登場する女性たちと知り合いになったような気になる。欠点(弱点)もあるし,取り立てたところのない平凡な彼女たちだが,親しみがもてるのは作者の人柄によるのかもしれない。 最近読んだ小説のなかでは,もっとも読後感の良かった物語のひとつで,またべつの新津作品に触れたくなった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!