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犬神博士
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犬神博士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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It’s beautiful, I love the cover | ||||
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中学生の娘が朝読書の時間に読むと言って購入しました。難しい漢字が多いので時々読み方を聞いてきますが、朝読書だけでなく休み時間も読んでるみたいです。 | ||||
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天才でしか書けないなぁ~…と感動してしまう一冊です。 文章を読んでいて鮮明に状況や風景が映像として浮かんでくる。やはり夢野さんは天才です。 | ||||
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これから面白くなるというところで著者が死んでしまったという残念な本です。 それでもまとめてもらったことはありがたく感じられる本です。 途中までですが面白いので、打ち切りになったけれど、このマンガとても好きだったんだよな、という気持ちで読んでみるとよいと思います。 | ||||
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犬神博士という胡散臭い表題に惹かれ購入。 夢野だし、と勝手におどろおどろしい話を想像していたが… どっこい、中身は児童文学のような、形容しがたい暖かさをもった作品だった。 「七歳児、チイの大冒険」、ってなタイトルでも違和感がないような内容。 結局犬神博士は何者なのか、チイはあのあとどうなったのか… 続きが気になるところで終わっているが、だからこそこの本が大好きなのかもしれない。 少年時代、続きを読み損ねた冒険物語をふと今になって思い出したような、懐かしい気持ちになれた。 | ||||
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十代の頃寝る間も惜しんで夢中になって読みました。まさに痛快無比!未だにこの作品を超える娯楽作品に出会っていません。あまりに愛しく生涯手元に置いておきたい本です。 | ||||
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チイは、今も走り続けているのだろうか。 明らかに未完成に終わっている作品だが、そのこと自体はあまり問題にならないと思う。 チイは、時代を超えてあの場所から走り続け、今もどこかを疾走している。あの時代から、すっかり変貌を遂げた我々、日本人の間をすりぬけて。 未完に終わった最終場面が、そのような形になっているので、まるでチイが今も生きていて、オカッパ姿の7歳児のままで、今も僕の心のどこかを走り続けている。愛おしさをひきずることも、物語が未完のゆえだ。。 「犬神博士」の独白で始まる、小説というよりも。誰も記録しなかった、最底辺の人々の日常の記録とも受け止められる。他に存在しない形の比類がない、小説とはいうまい。そういう読み物だ。 この作品の白眉は、終盤の大活劇ではなく、福岡県の直方(のおがた)の木賃宿に転がり込んだ両親とチイ、その所持金をイカサマ博打で、巻き上げようとする、木賃宿の主人こと「瘤(こぶ)おやじ」との対戦の場面だと僕は思う。 敗北に追い込まれてゆく両親。それをじっとみていて、最後に勝負を挑む7歳児。一筋縄ではゆかないインチキ博打うちの「瘤おやじ」との、息が詰まるようなサイコロ勝負。花札勝負では、相手のイカサマに対抗したものの、「瘤おやじ」の完璧な対抗策に、クズ札ばかりをくらわされ、あきらめた瞬間に訪れた勝利。あの種類の勝負ごとをかじった人間であれば、体が反応してしまうような、真剣勝負の瞬間が、描かれている。 夢野久作の最大の作品「ドグラマグラ」も壮大な作品だが、この「犬神博士」は、僕の心の中に住み続ける、最も愛するべき彼の作品だ。 | ||||
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