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運命交響曲殺人事件



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運命交響曲殺人事件の評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

達者に書かれているけれど…

とても上手に作ってあるのに、おいしくない料理ってありますよね。盛り付けなんかすごくきれいなのに、なぜかおいしくない。逆に、どうにもいい加減に作ったように見えて、食べてみたらすごくうまい! という料理もあるでしょ。むしろ見た目は悪いのに、なんだこのうまさは! というような。

なぜこんなことをクダクダ書いているかというと、本書のことを遠回しに「おいしくない料理」に例えているわけです(全然遠回しでもないか)。とても達者に書いてあるのに、なぜか面白くないという推理小説なのです。理由はよくわからない。上手に見える料理が、なぜまずいのかわからないのと似た感じ。

本書を読もうと思ったのは、この著者のエッセイ『ミステリーを科学したら』(文春文庫)が面白かったから。とてもミステリ愛にあふれた好著だと感じたのだが、エッセイが面白いからといって、実作において優れているかどうかは別問題なのですね。でも達者には書かれているし、わりと読みやすいなとは思いました。
運命交響曲殺人事件Amazon書評・レビュー:運命交響曲殺人事件より
416307970X
No.3:
(4pt)

満足

満足しています
運命交響曲殺人事件Amazon書評・レビュー:運命交響曲殺人事件より
416307970X
No.2:
(3pt)

とにかく文章が硬い

週刊文春1984年 国内1位第2回サントリーミステリ大賞受賞作南見市の市民福祉会館の柿落し。音楽会の第一人者 小倉の指揮のもと、地元の素人オーケストラが演奏をおこなうイベントが開催されていた。一曲目、運命交響曲のダ、ダ、ダ、ダーンとともに、小倉の乗っている指揮台が爆音とともに炸裂する。会場で大惨事を目撃した白河警視は、主任として捜査を開始するのだが、解決の見込みが立たず迷宮入りに ・・・作者が医学関係の仕事を引退されてからの作品。62歳のデビュー作とのこと。とにかく文章が硬い。ストーリーの展開も冗長な印象を受ける。前半は警察小説のようなのだが、遅々として進まず、捜査が迷走していく。途中から、白河警視の甥 鉄平が登場してから、彼が探偵役となり捜査をひっぱっていく。何か一本筋がとおっていないような ・・・トリックは、証拠物件から想像がつくので、誰が、何故ってところが興味の中心となるのだけど、”あぁ、そうなんだ”ぐらいの感想しかなかった。面白くないわけではないのだけれど、すんなり入ってこないというか。あれどうなったの?っていう疑問も残っているし。音楽やオーケストラのちょっとした蘊蓄なんかは面白いんだけれどなぁ。
運命交響曲殺人事件Amazon書評・レビュー:運命交響曲殺人事件より
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No.1:
(3pt)

とにかく文章が硬い

週刊文春1984年 国内1位
第2回サントリーミステリ大賞受賞作

南見市の市民福祉会館の柿落し。音楽会の第一人者 小倉の指揮のもと、地元の素人オーケストラが演奏をおこなうイベントが開催されていた。一曲目、運命交響曲のダ、ダ、ダ、ダーンとともに、小倉の乗っている指揮台が爆音とともに炸裂する。会場で大惨事を目撃した白河警視は、主任として捜査を開始するのだが、解決の見込みが立たず迷宮入りに ・・・

作者が医学関係の仕事を引退されてからの作品。62歳のデビュー作とのこと。

とにかく文章が硬い。ストーリーの展開も冗長な印象を受ける。前半は警察小説のようなのだが、遅々として進まず、捜査が迷走していく。途中から、白河警視の甥 鉄平が登場してから、彼が探偵役となり捜査をひっぱっていく。何か一本筋がとおっていないような ・・・
トリックは、証拠物件から想像がつくので、誰が、何故ってところが興味の中心となるのだけど、”あぁ、そうなんだ”ぐらいの感想しかなかった。面白くないわけではないのだけれど、すんなり入ってこないというか。あれどうなったの?っていう疑問も残っているし。

音楽やオーケストラのちょっとした蘊蓄なんかは面白いんだけれどなぁ。
運命交響曲殺人事件 (1984年)Amazon書評・レビュー:運命交響曲殺人事件 (1984年)より
B000J7517Q

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