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聖殺人者



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【この小説が収録されている参考書籍】
聖殺人者
聖殺人者 (光文社文庫)
聖殺人者 (幻冬舎文庫)

聖殺人者の評価: 3.19/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

黒・裏ならこの人

この人は本当に「裏」「黒」という単語が似合う、ぐいぐい引き込む筆力もたいしたものである。

ハードボイルドという分野においては最近ではトップではないのか?
どうしてここまで暴力について詳しく書けるのか? まさに本当に目の前で銃撃戦が繰り広げられているような錯覚に陥るくらい臨場感がある。

あと主人公に対する「情」とでも言うか「哀れ」というか、めちゃくちゃ暴力的なのに、登場人物がすべて人間的に描かれている。

麻薬やシンジケートーについての描写も、こりゃあ本人がやったことがあるのではないか?と疑うくらい、生々しい。

出だしがイタリアのマフィアの話だったので、ずっとこの調子かと思ったら、ちゃんと日本に話が展開する。この話は3部作になっているらしい。私が読んだのは2作目らしいので、1と3も読んで見たくなる本だ。

解説を読んでいたら、この人は「黒新堂と白新堂」と言われるくらい、作風の違う本が書けるらしい。私が読んだのはすべて黒の方だから、今度白も読んで見たい。

そういえば前にさざえさんのフナさんがホストに狂って、マスオさんが女子高生と援交するという本も書いていたのだが、あれもやっぱり黒なのかね?
聖殺人者 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:聖殺人者 (幻冬舎文庫)より
4344416813
No.5:
(3pt)

黒・裏ならこの人

この人は本当に「裏」「黒」という単語が似合う、ぐいぐい引き込む筆力もたいしたものである。
ハードボイルドという分野においては最近ではトップではないのか?
どうしてここまで暴力について詳しく書けるのか? まさに本当に目の前で銃撃戦が繰り広げられているような錯覚に陥るくらい臨場感がある。
あと主人公に対する「情」とでも言うか「哀れ」というか、めちゃくちゃ暴力的なのに、登場人物がすべて人間的に描かれている。
麻薬やシンジケートーについての描写も、こりゃあ本人がやったことがあるのではないか?と疑うくらい、生々しい。
出だしがイタリアのマフィアの話だったので、ずっとこの調子かと思ったら、ちゃんと日本に話が展開する。この話は3部作になっているらしい。私が読んだのは2作目らしいので、1と3も読んで見たくなる本だ。
解説を読んでいたら、この人は「黒新堂と白新堂」と言われるくらい、作風の違う本が書けるらしい。私が読んだのはすべて黒の方だから、今度白も読んで見たい。
そういえば前にさざえさんのフナさんがホストに狂って、マスオさんが女子高生と援交するという本も書いていたのだが、あれもやっぱり黒なのかね?
聖殺人者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖殺人者 (光文社文庫)より
4334743757
No.4:
(3pt)

物足りなさがちょっと残るかも

華麗さと哀しみをもったシチリアのマフィオソ「ガルシア」が帰ってきた。「悪の華」の続編となる今作では暗い過去のトラウマから殺人者に変えられてしまった「ジョルジオ」がシチリアからの刺客として登場する。鼻につくほどかっこいい文体で飾られる美男と平凡に書かれたその他大勢がいつもながら楽しく描かれてるがそれほど醜悪な登場人物がでてこないのでちょっとその点で物足りなさがあるかも。続編とはいえご丁寧にも前作のあらすじもそこそこに書かれているのでこの作品がお初でも違和感はないと思う。どんでん返しが少なく、スケール感としてもいまひとつ小粒、外国人を書かせるのもいいのだが全編日本人の出演の方が上手さは際立つように思える。グロさや展開は新堂作品としては残念ながらフラストレーションを感じる。今作の悪役「海豪」も前作の「不破」より悪役というあくがうすい(面白いことにそんな台詞があったのには苦笑したが)。ガルシアの復讐の道は今作で潰えるのか?ラストが微妙なニュアンスでこれまたわからん。
聖殺人者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖殺人者 (光文社文庫)より
4334743757
No.3:
(3pt)

物足りなさがちょっと残るかも

華麗さと哀しみをもったシチリアのマフィオソ「ガルシア」が帰ってきた。「悪の華」の続編となる今作では暗い過去のトラウマから殺人者に変えられてしまった「ジョルジオ」がシチリアからの刺客として登場する。鼻につくほどかっこいい文体で飾られる美男と平凡に書かれたその他大勢がいつもながら楽しく描かれてるがそれほど醜悪な登場人物がでてこないのでちょっとその点で物足りなさがあるかも。続編とはいえご丁寧にも前作のあらすじもそこそこに書かれているのでこの作品がお初でも違和感はないと思う。どんでん返しが少なく、スケール感としてもいまひとつ小粒、外国人を書かせるのもいいのだが全編日本人の出演の方が上手さは際立つように思える。グロさや展開は新堂作品としては残念ながらフラストレーションを感じる。今作の悪役「海豪」も前作の「不破」より悪役というあくがうすい(面白いことにそんな台詞があったのには苦笑したが)。ガルシアの復讐の道は今作で潰えるのか?ラストが微妙なニュアンスでこれまたわからん。
聖殺人者 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:聖殺人者 (幻冬舎文庫)より
4344416813
No.2:
(3pt)

う~む…

「悪の華」続編です。ガルシアが今回も健在なワケです。そこに新たな刺客が登場し…ま、内容に関しては皆さまにおまかせですね。僕は新堂作品には「無間地獄」の救いの無さを求めます。(確かに、最近の彼の純愛モノにも、時には涙したりしちゃいますが)この作品にも、ハンパじゃない場面が多々、出てきます。『ここから新堂節が全開になるんだな?』と期待するのですが。なんだか、キレイなんですよね。私のように、ひねくれ者には「物足りない感」がしてしまうのです。しかし、他の読者の方にはたまらない展開なのでしょうね。今回の「星3つ」はひねくれ者的な評価になりますので…基本的には、かなりオモシロイ作品に仕上がっています。
聖殺人者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:聖殺人者 (光文社文庫)より
4334743757
No.1:
(3pt)

う~む…

「悪の華」続編です。
ガルシアが今回も健在なワケです。そこに新たな刺客が登場し…
ま、内容に関しては皆さまにおまかせですね。僕は新堂作品には「無間地獄」の救いの無さを求めます。
(確かに、最近の彼の純愛モノにも、時には涙したりしちゃいますが)
この作品にも、ハンパじゃない場面が多々、出てきます。
『ここから新堂節が全開になるんだな?』と期待するのですが。
なんだか、キレイなんですよね。
私のように、ひねくれ者には「物足りない感」がしてしまうのです。
しかし、他の読者の方にはたまらない展開なのでしょうね。
今回の「星3つ」はひねくれ者的な評価になりますので…
基本的には、かなりオモシロイ作品に仕上がっています。
聖殺人者 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:聖殺人者 (幻冬舎文庫)より
4344416813

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