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底なし沼
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底なし沼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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中盤までは蔵王とそのライバルの騙し合いという感じで面白かった。どちらも裏金融へのトラウマがあり、珍しくライバルも非常に魅力的だった。しかしエンディングに向かうにつれてヤクザの抗争劇に移ってしまって(誰が裏切り者かなんかが中心)、現代の忍者みたいなのとかが出てくるのには戸惑うのみ。おそらく作者も広げすぎた風呂敷を畳めなくなってこんなになったと思う。中盤までと後半とで違う作品みたい。まあ面白かったjけどね。 | ||||
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とても強い立場にある者が数ページ後には地面を這いつくばるまでに追い込まれているように、話の展開がめまぐるしく、最後まで勝者がわからないようなストーリー構成になっています。息つく暇もないくらい一気に読んでしまう方もおられるかもしれません。 しかし、尋常でないくらい残忍な暴力シーン。被害者が悲惨なまでに痛めつけられ、心身ともに粉々になる姿についてのしつこいくらい生々しい描写。歯がすべて吹き飛ぼうが、鼻や頭蓋骨が陥没しようが関係ない。なぜ、作者がここまで凄まじいほどの表現を駆使することにこだわったのか理解できませんでした。このため、このような作品に慣れていない自分にとっては、正視に耐えないように感じられただけでした。さらに、読み進むごとにえげつなさがエスカレートしていくため、読み終えるまでが結構しんどく感じられるとともに、リアリティが希薄になっていき、「これはありえない」と強く感じてからは、全然のめり込めないようになってしまいました。 結論的には、暴力的なシーンが豊富で、アクション性が高く、スリリングなストーリーがお好きな方には十分楽しめる作品であると思います。ただし、含蓄や深みのようなものはほとんど感じられず、読み終えた後にもう一度読みたいという思いは微塵も浮かびませんでした(なお、本書には文庫版の場合に付記されるような解説等がないのも残念。)。 | ||||
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無間地獄、炎と氷の完全な焼き直しであり話もつまらない。闇金融経験が新堂氏の売りだがもはや書き尽くした感じだ。 | ||||
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読み始めて、登場人物の絡み方になんだか無理を感じました。 キャバクラでの指名から、許す許さないという事態にまで発展させてしまったところは少々強引な展開だなあと感じました。 前半4分の1ほど読んだところで中だるみしてしまいました。いつも新堂氏の作品は読み始めたら最後まで一気に読み干せるのですが。 しかしながら、辛抱して読んでいくうちに引きこまれてきました。蔵王と日野の人脈を絡めた駆け引きには、最後にどんな結末を迎えるのだろうと段々楽しくなってきたのです。 結末まで読みましたが、結局何が残ったのか? 登場時から描いていたキャラクタを崩してしまい、全員破滅してしまっているようで、勝ち負けがはっきりせず、消化不良を感じました。 | ||||
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