底なし沼
- 無間地獄 (4)
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正に底なし沼。 | ||||
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新堂冬樹さんの本です。 相変わらずの金・暴力・セックスの世界観ですね。 主人公蔵王は、金貸し。特に債権の二重取りを得意とする。 蔵王のバックには武闘派雨竜組若頭市ノ瀬がついている。 しかし、ひょんなことから市ノ瀬との間に微妙な亀裂が走りはじめる。 一方、ハッピーウエディングの日野は、結婚相談所を経営しているやり手。 蔵王は日野が気に入らず、必ず嵌めてやろうと考えている。 はたして、日野vs蔵王の対決の行方は……? とりあえず、街金に金を借りたらあかんな、いくら返却しても「完済証明」とかもらわないと、その借用書が別の街金の手に渡り、「返せ」と来るんだ…というわけですが、 過払い金ならアディーレ法律事務所とかに相談してみたらどうなのだろう、とか考えちゃうのですが、やはり難しいのでしょうか。 また、途中あたりから、物語が失速し始めていく感じがしました。 というより、展開が早すぎて、話の進め方が雑というか。 日野vs蔵王の対決の1Rは、「手形を手に入れろ!」作戦なのですが、そこまではテンポ良くいくのです。だけど、2Rあたりから、ちょっと話がややこしくなりすぎていくんですね。 また、ヤクザ専門取立屋だとか、そういう新キャラが続々と投入されていくのですが、なんかこのパターンって、新堂さんが話の展開に困った時にやる手法だよなぁ……と。 一応、一転二転のどんでん返しがあるわけですが、オチが「ええ~?」という感じしかしませんでした。もう、強引に話をひねくりだしているとしか思えないです。 | ||||
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登場人物の蔵王、日野を軸にして進んでいく物語。中盤までは蔵王と日野の知恵比べが展開していく。こういった知恵比べを書かせると新堂冬樹はとても面白い。後半は登場人物が増え、対立関係が複雑になっていく。後半はかなりの暴力シーンがあって、読み応え十分である。 新堂作品お馴染みのアクの強いキャラクターがたくさん登場するのも面白さの一つだ。 ある程度の新堂作品を読んでいる人ならラストのどんでん返しはわかってしまうかもしれない。 物語の中で印象に残るのが蔵王の「ここで退いてしまえば、肉体的に生きることができても、魂が死んでしまう。」というセリフ。主人公の生い立ちなどからの生きざまが伝わってくる。 新堂ファンには珍しいかもしれないが自分は、同著者のレビューの良い作品「ろくでなし」「溝鼠」「炎と氷」より本作の方が好きである。「カリスマ」「無間地獄」「闇の貴族」「悪の華」「鬼子」「底なし沼」といった感じの新堂作品が好きなので、底なし沼で新堂作品に興味を持った方は、ぜひ「カリスマ」「無間地獄」「悪の華」など読んでみて欲しい。 | ||||
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新堂作品はほとんど読んでますが、 溝鼠ともいいけど、俺的には断トツでピカ一!のおもしろい作品。 とにかく展開が飽きないし、登場人物もいい! それぞれ好みはあると思うけど、一押し! | ||||
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中盤までは蔵王とそのライバルの騙し合いという感じで面白かった。どちらも裏金融へのトラウマがあり、珍しくライバルも非常に魅力的だった。しかしエンディングに向かうにつれてヤクザの抗争劇に移ってしまって(誰が裏切り者かなんかが中心)、現代の忍者みたいなのとかが出てくるのには戸惑うのみ。おそらく作者も広げすぎた風呂敷を畳めなくなってこんなになったと思う。中盤までと後半とで違う作品みたい。まあ面白かったjけどね。 | ||||
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