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クライマーズ・ハイ
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クライマーズ・ハイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全171件 41~60 3/9ページ
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厳しくも暖かいぬくもりをのある作品です。家族を支えるお父さん世代に力を与えてくれます。 | ||||
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日航機墜落事故を題材としながら主人公のオフィシャル、プライベートの ストーリーを過去現在を織り交ぜながら見事に描き分ける手腕は見事。 作者らしくイデオロギーの衝突、スタンスの違いなどを散りばめ手に汗を 握り読むのをやめられなくなる面白さも秀逸。 しかし何よりもここでは人としての心、思い、優しさの深さが半端ない。 人としての生きざまをこれでもかと描き、個人的には自らの過去を振り返ら せられた。自らも同じように生きてきたし、後悔はないがそれが通らない世 の中の不条理をいやというほど感じてきた。 それでもやはり自らの生きざまを貫くことに対する勇気をもらったような気 がする。忘れられない1冊になった。 | ||||
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1985年日航ジャンボ機が群馬県・御巣鷹山へ墜落。未曾有の大事故を任された記者・悠木は全権デスクを任される。 地元新聞とはいかなるものか?との問いを探すべく組織の中で奮闘する姿を描く。 社長派vs専務派、上司と部下、または家庭内での父と息子… かつて悲惨な遭難事故現場となった難所・衝立山。盟友・安西の言葉「下りるために登るんさ」との言葉の意味を探し、 安西の息子と登礬に挑戦する現在を並行して描いている。 著者が新聞記者が実体験をもとに、リアルな時間経過とともに描く内容は、現場にいるかのような熱を感じる。 新聞記者あるいは、報道現場の目線と実情ともいうべき内容を知る事で、新聞や報道への見方も変わってくるのでは… 自分の信念を貫く事の難しさ、厳しさ、孤独感、様々な感情を共有できる。 | ||||
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これまで、御巣鷹山の墜落事故に関して事実関係を綴った本を何冊か読みましたが、「小説」という形式をとっている本書は、なんとなく読書候補の対象から外れてきました。 発刊から10年以上を経て偶然、本書を手に取りましたが、導入部分から思わず引き込まれ、一気に読了しました。 巧みに主人公の過去~現在の物語を織り込みながら、事故後の一週間を追いかけていく展開は、「次に何が起こるのか?」読者の想像力を掻き立ててくれます。 また、作者(元地方新聞記者)の経験が、巨大なマスコミの辺境で生きる主人公の言動にリアリティを与えており、最後まで緊張感を持続させています。 当時の「新聞」の作成過程、中央紙と地方紙の力関係や記者の仕事の一端を窺い知ることもできました。 ただ、商売とジャーナリズムの狭間で「事故報道はどうあるべきか?」という根源的な問いかけには答えておらず、その点は残念でした。 衝撃的かつ悲劇的な事故の発生から既に30年以上が過ぎましたが、本書を読んで改めて当時のことを思い出し胸がつぶれました。 | ||||
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クライマックスは臨場感があってドキドキ。 普段小説は読まないが、楽しく読み進められた | ||||
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レビュー数が多いし、横山氏の警察短編集は 読みやすいので10冊以上は読み飛ばしてるし 「墜落遺体」を読んで、おススメにでたんで 購入しました。 「64」も読みましたが これに続くくらい長い小説で 地方新聞社の社内の仕事の葛藤や、人事の葛藤的な 「小さなコップの中の話」をこれでもかというくらい 細かく引っ張る手法に、中盤以降は食傷気味になり まあこの本を読むのも何かの「修行」だと おもい、2日で読みきりました! | ||||
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記者の執念、お腹の底に張り付いた魂が読み手を引っ張り続けます。痛ましい事故を題材に扱う際の作家の矜持も滲むように感じました。30年。空の安全を願って。 | ||||
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新聞記者出身の著者ならではと思わせる記述、物語の展開に、一気に読んでしまいました。今後も横山秀夫さんの作品が楽しみです。 | ||||
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ロクヨンで感化されて、読み始めました。 伏線の回収といった胸のすくような展開はありませんでしたが、小説初心者の私も飽きずに読み切れる作品だったと思います。 | ||||
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とても感動するストーリー。 堤真一の主演の映画も見たが、よかった。 | ||||
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ラストが少し気になりましたが、とても面白かったです。とてもいいと思います | ||||
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同じサラリーマンとしてこんなにも上司に自分の意見をぶつけ、時には掴みかかったりすることが出来る主人公が羨ましく思えた。 少し見習って実践してみよ。 | ||||
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今までの警察ものとは違うが今作の舞台である新聞社も上命下服の組織。その中で葛藤する主人公の悠木という人物が非常に丁寧に掘り下げられた素晴らしいものだと思います。他作品と違いミステリ要素は小さいですが捻りが効いていて巧いと感じました。とても密度の高い作品だと思います。 | ||||
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日航ジャンボ機事故と、谷川岳クライミングの話でとても面白かった | ||||
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リアルな点 ・つぎつぎに舞いこんでくる試練:なんだか上手くいきそうになりながらも、そう簡単には幸運は転がり込んでこない。 それがこの物語に深みと、リアルさを与えている。都合のいい展開ばかりな最近のエンタメ小説(伊坂など)とは大違いだ。 ・人間関係の難しさ:様々な人と共に仕事をしてる人は深く共感できるはず。自分を厭う上司、競争の中で離れていった同僚、 親しい仲間との別離。とくに主人公と後輩との関係の濃淡が、何度も入れ替わるのは素晴らしい。 たとえ上司の横暴で後輩に失望を与えても、言い分けがましい言動を取らない主人公の態度も立派だ。 ・常に悩む主人公:どんな作品でも、主人公はこうありたい。時々ラッキーなことも起こるけど、たいていはそんなにうまく物事は進まない。 それをこの作品では主人公が見事に体現している。しかもそれでも救いはどこかに残っている。だから読んでいて嫌気が差さない。 ・敵が多い:上司はまず敵だ。しかも他の部署にもイヤらしい敵がいる。同僚の中にもいるのだ。 それでもあるとき仮面がぽろりと落ちて、互いの肚の中が表に出るときがある。そして回想される古き良き時代の自分達。 その過去と、孤独に奮闘せざるをえない現在との対比があまりに鮮やかで、物語の色をみごとに深くしている。 言うたらなんだが、あの半沢ドラマなんかよりも数倍面白いと思う。 だからこそ「恋愛がないなんてつまらない」とか言って半沢ドラマすら見ようとしない自称女子には、オススメしない。 そして映画版とかは見たことがないが、これを実写にするには役者の資質が相当必要になると思う。 それくらい中身が濃い素晴らしい作品だと思えた。 とはいえ美少女ばっかが出てくるラノベや、作者の独りよがりな世界ばっかが展開されるKDP本を読んでる人には、 オススメしないが。 | ||||
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いつまでも読んでいたい。そんな人間味あふれる素晴らしい小説だった。 リアルな点 ・つぎつぎに舞いこんでくる試練:なんだか上手くいきそうになりながらも、そう簡単には幸運は転がり込んでこない。 それがこの物語に深みと、リアルさを与えている。都合のいい展開ばかりな最近のエンタメ小説(伊坂など)とは大違いだ。 ・人間関係の難しさ:様々な人と共に仕事をしてる人は深く共感できるはず。自分を厭う上司、競争の中で離れていった同僚、 親しい仲間との別離。とくに主人公と後輩との関係の濃淡が、何度も入れ替わるのは素晴らしい。 たとえ上司の横暴で後輩に失望を与えても、言い分けがましい言動を取らない主人公の態度も立派だ。 ・常に悩む主人公:どんな作品でも、主人公はこうありたい。時々ラッキーなことも起こるけど、たいていはそんなにうまく物事は進まない。 それをこの作品では主人公が見事に体現している。しかもそれでも救いはどこかに残っている。だから読んでいて嫌気が差さない。 ・敵が多い:上司はまず敵だ。しかも他の部署にもイヤらしい敵がいる。同僚の中にもいるのだ。 それでもあるとき仮面がぽろりと落ちて、互いの肚の中が表に出るときがある。そして回想される古き良き時代の自分達。 その過去と、孤独に奮闘せざるをえない現在との対比があまりに鮮やかで、物語の色をみごとに深くしている。 言うたらなんだが、あの半沢ドラマなんかよりも数倍面白いと思う。 だからこそ「恋愛がないなんてつまらない」とか言って半沢ドラマすら見ようとしない自称女子には、オススメしない。 そして映画版とかは見たことがないが、これを実写にするには役者の資質が相当必要になると思う。 それくらい中身が濃い素晴らしい作品だと思えた。 とはいえ美少女ばっかが出てくるラノベや、作者の独りよがりな世界ばっかが展開されるKDP本を読んでる人には、 オススメしないが。 | ||||
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1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故を追った地方紙での筆者の体験を元にした渾身の一作。何度読み返しても新たな感動があります。 | ||||
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横山秀夫さんは、専ら推理小説の作家と思ってこの本を手にしてました。 いつどこで事件が起き、いつ刑事が現れ、どこから解決へ向かう流れが生まれるかと、途中まではそのようにして読み進めて参りました。 本書はそのような推理小説ではありません。 しかしながら、やはりこれは名作と言われるだけの小説であると感じました。 推理ものを期待していて、尚且つ、その事が裏切られようとも、最後まで決して読む事をやめさせない。横山さんの心と、場面を描写する、その力量に感銘を受けました。 心のひだ。というような言葉があると思いますが、主人公の心の葛藤を、ひだの奥まで、臨場感をもって描ききっています。 苦悩しながら、揺れながら、自分の気持ちと社会や家族の間で、たとえそれが無様に写ろうとも、折り合いをつけながら生き抜く事の大切さに改めて気づかされます。 最後に、本書の背景となっている御巣鷹山、日航機墜落事故で犠牲になられた方々のご冥福を深くお祈りするとともに、そのご家族並びに、関係する全ての方々の心の傷が少しでも癒えますようようお祈り申し上げます。 | ||||
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よみものとしても、新聞社の内情としても、よくわかっておもしろくよめました | ||||
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さすがに面白い・・・ 「御巣鷹山」のあの事故から 何年経つのだろうか。。 確かに 衝撃的な事故でした。 新聞記者の立場から見ていくと 色んなことがあったのだろう、 著者の 一番書きたかった話なのだろう。。 良かったです。。 | ||||
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