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上手なミステリの書き方教えます CURE



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【この小説が収録されている参考書籍】
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)

上手なミステリの書き方教えます CUREの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

全編愚痴のオンパレード。

なぜだかよくわからないままデビュー作からずっと読み続けている浦賀和宏さんの松浦純菜シリーズ3作目。

元々モノローグのやたら多い作家さんではあったのですが、このシリーズになってからその傾向がより顕著になりました。何と言うか、全編オール愚痴といった感じの小説です。
もう、叙述トリックも何もあったもんじゃありません。好きな人は好きだろうし、嫌いな人はとことん嫌いになる小説なんじゃないでしょうか。

それにしても「大風呂敷を広げたはいいが畳めない」というこの人得意のパターンからはそろそろ脱出して欲しいところです。以前の「安藤君シリーズ」(元は読切がシリーズ化してしまった)の悲惨な最期はもう見たくありません。
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)より
4061824759
No.2:
(5pt)

最後1頁“素晴らしい表現”

恋、特に片思いをしたことある人には心打つ最後1頁だと思います。もちろん主人公の心理描写のプロセスが深いからこそ、最後1頁で私は心を打たれたのだと思います。
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)より
4061824759
No.1:
(2pt)

大きな違和感は次に繋がるのか

暴走なのかそれとも大きな意味があるのか,大いに悩む作品です.
各章の最初に『上手なミステリの書き方』ということで,
ミステリ作品を書く上でのセオリーのようなものが出てくるのですが,
実際にはそのセオリーとは逆の方向へ物語が展開していきます.
最初は変わっていておもしろいと思って読んでいたのですが,
今までのシリーズとはまったく関係のないエログロな表現など,
次第に過去2作とはまったく違う雰囲気についていけなくなりました.
正直なところ,不快に感じる描写もかなりありますし….
これまでのように事件や謎解きもほとんどありませんし,
メインとなるはずの人物たちの登場機会も少なめです.
なぜこのような感じになってしまったのかよくわかりません.
やろうとしていることはわかるけれどなぜという感じです.
『結末圧倒的感動』という最後も,不快感が勝って大きな印象はありません.
ただ,次回作へ向けた謎のページや過去の事件に触れるなど,
夏に出る続刊への大きな伏線らしきものはいくつかありました.
今回感じた違和感も含めて,次作が大きなポイントになりそうです.
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)より
4061824759

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