インシテミル

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評判

インシテミルの評価:

3.55/5点 レビュー 211件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全426件 101〜120 6/22ページ
No.326
(4pt)

映画を見たくなる作品。こういう手もあるんだな、という教訓を得た。

はじめはトリッキー過ぎる設定にリアリティを感じられず、入り込めなかったが、後半になって状況が逼迫してきて、思い入れできる人物が登場してきてからは、面白くなってきた。やはり思い入れというのは、強さよりも弱さに対して浮かぶものだ。しかし、筆力の割に多過ぎる登場人物には閉口。映画を見れば整理できるかも、という意味で映画を見たくなる作品。こういう手もあるんだな、という教訓を得た。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.325
(2pt)

騙された感がほしかった

途中までは良い。
終盤の盛り下がりがちょっと残念ではあるし、謎も残る。
続編をやるなら謎な点も回収してほしいが、あまり興味を持たない気もする。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.324
(2pt)

騙された感がほしかった

途中までは良い。
終盤の盛り下がりがちょっと残念ではあるし、謎も残る。
続編をやるなら謎な点も回収してほしいが、あまり興味を持たない気もする。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.323
(3pt)

イラつく

初めは内容に期待して、犯人暴いてやろう!とワクワクしながら読み出したのですが、途中から(悪い意味で)ツッコミどころ満載で、イライラしながら読み進めました。
あまりに作者の御都合主義が過ぎる部分では、ウンザリして本を閉じたことも何度か。
「なんで、そうなるの!?」
「なんで、そういう考えになるの!?」
と何回思ったことか…。
いつしか、推理しよう!という気も失せ、話の流れるままに読んでいた、という感じです。
なので、最後に真犯人が明るみになった時も、予想してない人物だったのにもかかわらず(予想する気もないから?)、ふぅ~ん。という程度の感想しか湧かない。
そもそもキャラ設定も甘く、各人物に深みや共感できるエピソードがあまりないので、被害者にも真犯人にも同情できず。しかも皆頭いいんだかバカなんだか、もう笑っちゃいます。
あと所々散りばめられてるユーモラスな場面も、笑いのセンスが私には合わず、もう苦笑いです。
『ボトルネック』が割と良かったので期待して読みましたが、ちょっとガッカリです。
文句ばっかり書いてしまいましたが、大まかな話の流れは好きですし、イラつくポイントを除けばかなりスラスラ楽しく読めたので、☆3で!
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.322
(3pt)

イラつく

初めは内容に期待して、犯人暴いてやろう!とワクワクしながら読み出したのですが、途中から(悪い意味で)ツッコミどころ満載で、イライラしながら読み進めました。
あまりに作者の御都合主義が過ぎる部分では、ウンザリして本を閉じたことも何度か。
「なんで、そうなるの!?」
「なんで、そういう考えになるの!?」
と何回思ったことか…。
いつしか、推理しよう!という気も失せ、話の流れるままに読んでいた、という感じです。
なので、最後に真犯人が明るみになった時も、予想してない人物だったのにもかかわらず(予想する気もないから?)、ふぅ~ん。という程度の感想しか湧かない。
そもそもキャラ設定も甘く、各人物に深みや共感できるエピソードがあまりないので、被害者にも真犯人にも同情できず。しかも皆頭いいんだかバカなんだか、もう笑っちゃいます。
あと所々散りばめられてるユーモラスな場面も、笑いのセンスが私には合わず、もう苦笑いです。
『ボトルネック』が割と良かったので期待して読みましたが、ちょっとガッカリです。
文句ばっかり書いてしまいましたが、大まかな話の流れは好きですし、イラつくポイントを除けばかなりスラスラ楽しく読めたので、☆3で!
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.321
(5pt)

最高に面白かったです。クローズドサークルものの中でも秀逸な出来です。

最高に面白かったです。クローズドサークルものの中でも秀逸な出来です。私はクローズドサークルものが割と好きなのですが、なかなかいい出来のものが少なく残念に思っていたのですが、これは真相も犯人も最後まで見破れず最後までしっかり楽しめました。なかなか丁寧に作られていて、練られているのが読んでいて伝わってきて一気に読了させられました。一読の価値はあると思います。実際こういうクローズドサークルものはこれまで作られつくした感があるので作者の実力が問われる難しい分野だと思うのですが、その中でもかなりレベルが高いと思います。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.320
(5pt)

最高に面白かったです。クローズドサークルものの中でも秀逸な出来です。

最高に面白かったです。クローズドサークルものの中でも秀逸な出来です。私はクローズドサークルものが割と好きなのですが、なかなかいい出来のものが少なく残念に思っていたのですが、これは真相も犯人も最後まで見破れず最後までしっかり楽しめました。なかなか丁寧に作られていて、練られているのが読んでいて伝わってきて一気に読了させられました。一読の価値はあると思います。実際こういうクローズドサークルものはこれまで作られつくした感があるので作者の実力が問われる難しい分野だと思うのですが、その中でもかなりレベルが高いと思います。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.319
(4pt)

デスゲーム+クローズドサークル小説の嚆矢的一作

近頃流行りのデスゲーム+クローズドサークル小説の嚆矢的一作。『バトル・ロワイアル』『クリムゾンの迷宮』等々のデスゲーム小説は以前からあったのですが、館モノの要素を加味して本格ミステリとして描いたところがミソであります。発表順では『極限推理コロシアム』が先行作になるんですが、ブームメイカーとなったのはやはり本作でしょう。
キレ者曲者ぽい登場人物のあっけない退場など、お約束破りな展開やいかにもなシチュエーションに対するメタ的ツッコミを盛り込み、ミステリマニア的な既視感を逆手にとったプロットはお見事。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.318
(4pt)

デスゲーム+クローズドサークル小説の嚆矢的一作

近頃流行りのデスゲーム+クローズドサークル小説の嚆矢的一作。『バトル・ロワイアル』『クリムゾンの迷宮』等々のデスゲーム小説は以前からあったのですが、館モノの要素を加味して本格ミステリとして描いたところがミソであります。発表順では『極限推理コロシアム』が先行作になるんですが、ブームメイカーとなったのはやはり本作でしょう。
キレ者曲者ぽい登場人物のあっけない退場など、お約束破りな展開やいかにもなシチュエーションに対するメタ的ツッコミを盛り込み、ミステリマニア的な既視感を逆手にとったプロットはお見事。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.317
(4pt)

物語は破綻しているが大いに楽しめた

クローズドサークルもののミステリで、地下施設に収容された12人が殺し合いをはじめて、その犯人は誰か?というのが主題な話。
注意深い人が読めば犯人が誰かわかると思うが、結局私は犯人がわからなかった。推理を聞けば、なるほど、と納得できる。そこまでの筋道はさすがと言うべきで、この作家の腕のよさがうかがえた。
特に三日目の夜は、私も主人公に同調してドキドキしたものだ。
最初は登場人物が、誰が誰やら一致しないが、それも読み進めていけばちゃんと書き分けできてきたように思う。逆に、その書き分けができていない序盤は、結構読むのが大変だった。

私はこの作品が初の米澤作品だったが、次も読んでみようと思えるくらいには楽しませてもらった。

ただ苦言もある。以下、少しネタバレ。

最初の犠牲者が出たとき、凶器が銃だと判明した。ではなぜそのとき、
「犯人を特定するために、全員の持ち道具をチェックしませんか?」
と誰も言わなかったのだろうか。
読書をしている最中の私ですら、そのようなことを考えつくのに、生き死にのかかった登場人物がそれを言い出さなかったところに、物語の破綻を感じる。ミステリにおいてアリバイチェックと持ち物チェックは必須事項だ。これさえやっておけば、新たな犠牲者が防げたかもしれないのに。しかも登場人物は暇なので考える時間が山ほどあった。私のような、読書をしながら片手間で思考するのとは、わけが違う。命をかけて問題に対処するはずなのだ。

結局持ち物チェックはのちのちなされるのだが、そのとき頭のいい設定であるキャラが頭を抱えて、「なんでそのことに気がつかなかったんだ」と頭を抱えるのです。ちょっと笑ってしまった。本当にその世界で命をかけて生きてるのかな、この人物たちは、と思ってしまう。

あの場面で持ち物チェックをしないのは本当に不自然だったが、読み進めていけばなぜあのときチェックしなかったのかがわかる。この段階で誰も銃を持っていないことがわかると、キャラよりもまず作者が困るのだ。書きたいことが書けなくなってしまう。プロット通りに進まない。だから物語の破綻を見逃したのだろう。ここはちょっと雑だったかな。でもまあ許容範囲。おかげで面白くなったから。

空気銃と火薬銃の違いも説得可能。実際、説得できてるし。

次に、三人一組とか、夜回りとかするくらいなら、まず凶器を金庫に入れろと思った。素手だと女が不利だと言っていたが、その言い訳は苦しい。なぜなら明らかに凶器のほうが危険だから。そうすれば新たな犠牲者が出な……くどいか。命がかかっているのだからそのくらいの対策は講じるべきだよね。そうすれば美味しいものを食べるだけで約2000万円。なぜこの案に飛びつかないのか。そして、素手のはずなのにまた人が死んでる!という展開もまた面白そう。
そしたらあのスイッチも生きるのに。
まあこれをしたらまたプロットが進まなくなるから、作者が困るのだろう。読者としては目を瞑るべきかな。面白かったし。

あとは、高時給とは言えども、それが10億稼げるとは、最初に明かされてないよね。なにを根拠に応募したのかな。それに大学生が10億必要で、それがないとみんなが死ぬってどういう状況なのだろう。これはちょっと目を瞑れなかった。面白くないから。これで一気に作品が軽くなったと思う。

総評すると大変面白かった。
これがミステリの賞を取っていたら発狂するけど、ミステリランキングで上位に行ったのは納得できる。特に中盤まではすごく面白かった。後半は失速したが、それでも面白い。

おすすめです。ぜひ読んでみてください。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.316
(4pt)

物語は破綻しているが大いに楽しめた

クローズドサークルもののミステリで、地下施設に収容された12人が殺し合いをはじめて、その犯人は誰か?というのが主題な話。
注意深い人が読めば犯人が誰かわかると思うが、結局私は犯人がわからなかった。推理を聞けば、なるほど、と納得できる。そこまでの筋道はさすがと言うべきで、この作家の腕のよさがうかがえた。
特に三日目の夜は、私も主人公に同調してドキドキしたものだ。
最初は登場人物が、誰が誰やら一致しないが、それも読み進めていけばちゃんと書き分けできてきたように思う。逆に、その書き分けができていない序盤は、結構読むのが大変だった。

私はこの作品が初の米澤作品だったが、次も読んでみようと思えるくらいには楽しませてもらった。

ただ苦言もある。以下、少しネタバレ。

最初の犠牲者が出たとき、凶器が銃だと判明した。ではなぜそのとき、
「犯人を特定するために、全員の持ち道具をチェックしませんか?」
と誰も言わなかったのだろうか。
読書をしている最中の私ですら、そのようなことを考えつくのに、生き死にのかかった登場人物がそれを言い出さなかったところに、物語の破綻を感じる。ミステリにおいてアリバイチェックと持ち物チェックは必須事項だ。これさえやっておけば、新たな犠牲者が防げたかもしれないのに。しかも登場人物は暇なので考える時間が山ほどあった。私のような、読書をしながら片手間で思考するのとは、わけが違う。命をかけて問題に対処するはずなのだ。

結局持ち物チェックはのちのちなされるのだが、そのとき頭のいい設定であるキャラが頭を抱えて、「なんでそのことに気がつかなかったんだ」と頭を抱えるのです。ちょっと笑ってしまった。本当にその世界で命をかけて生きてるのかな、この人物たちは、と思ってしまう。

あの場面で持ち物チェックをしないのは本当に不自然だったが、読み進めていけばなぜあのときチェックしなかったのかがわかる。この段階で誰も銃を持っていないことがわかると、キャラよりもまず作者が困るのだ。書きたいことが書けなくなってしまう。プロット通りに進まない。だから物語の破綻を見逃したのだろう。ここはちょっと雑だったかな。でもまあ許容範囲。おかげで面白くなったから。

空気銃と火薬銃の違いも説得可能。実際、説得できてるし。

次に、三人一組とか、夜回りとかするくらいなら、まず凶器を金庫に入れろと思った。素手だと女が不利だと言っていたが、その言い訳は苦しい。なぜなら明らかに凶器のほうが危険だから。そうすれば新たな犠牲者が出な……くどいか。命がかかっているのだからそのくらいの対策は講じるべきだよね。そうすれば美味しいものを食べるだけで約2000万円。なぜこの案に飛びつかないのか。そして、素手のはずなのにまた人が死んでる!という展開もまた面白そう。
そしたらあのスイッチも生きるのに。
まあこれをしたらまたプロットが進まなくなるから、作者が困るのだろう。読者としては目を瞑るべきかな。面白かったし。

あとは、高時給とは言えども、それが10億稼げるとは、最初に明かされてないよね。なにを根拠に応募したのかな。それに大学生が10億必要で、それがないとみんなが死ぬってどういう状況なのだろう。これはちょっと目を瞑れなかった。面白くないから。これで一気に作品が軽くなったと思う。

総評すると大変面白かった。
これがミステリの賞を取っていたら発狂するけど、ミステリランキングで上位に行ったのは納得できる。特に中盤まではすごく面白かった。後半は失速したが、それでも面白い。

おすすめです。ぜひ読んでみてください。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.315
(1pt)

うーん・・・ご都合主義が酷いかな

一番気になったのは、どうして最初の殺人が起こった時点で全員の凶器を回収しなかったのかです。
それをやるだけで銃を持っている人間=犯人だとわかりますよね? そのことを誰も口にしないのはさすがにご都合主義が過ぎる。
自分の身を守るために武器を持っていたかったにしても、相手が銃を持ってるってわかったら普通は「全員の凶器を回収する」という考えになりますよね? せめて最初の殺人は主人公の武器で対処できるような凶器での殺人にすべきだった。

あと、二人目の被害者が出ても、誰も「全員の凶器を回収しよう」とか「全員の部屋を調べてあの凶器を隠し持っていないか調べよう」と言い出さないのも、ご都合主義。本気で殺人に怯えている人間なら、それをまず第一に考えると思うのですか・・・
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.314
(1pt)

うーん・・・ご都合主義が酷いかな

一番気になったのは、どうして最初の殺人が起こった時点で全員の凶器を回収しなかったのかです。
それをやるだけで銃を持っている人間=犯人だとわかりますよね? そのことを誰も口にしないのはさすがにご都合主義が過ぎる。
自分の身を守るために武器を持っていたかったにしても、相手が銃を持ってるってわかったら普通は「全員の凶器を回収する」という考えになりますよね? せめて最初の殺人は主人公の武器で対処できるような凶器での殺人にすべきだった。

あと、二人目の被害者が出ても、誰も「全員の凶器を回収しよう」とか「全員の部屋を調べてあの凶器を隠し持っていないか調べよう」と言い出さないのも、ご都合主義。本気で殺人に怯えている人間なら、それをまず第一に考えると思うのですか・・・
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.313
(4pt)

今まで読んだ事のないタイプのミステリー

今まで読んだ事のないタイプのミステリーでした。
予想外の出来事に、この先どうなるんだろうと思いながら読み進めました。
殺人なのに、ちょっと軽い。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.312
(4pt)

今まで読んだ事のないタイプのミステリー

今まで読んだ事のないタイプのミステリーでした。
予想外の出来事に、この先どうなるんだろうと思いながら読み進めました。
殺人なのに、ちょっと軽い。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.311
(1pt)

米澤さんの小説好きだけど・・・

米澤さんのファンですが、これは正直なところ楽しめなかったです。何のひねりもウィットもありません。よりにもよって何故これが映画化された?
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.310
(1pt)

米澤さんの小説好きだけど・・・

米澤さんのファンですが、これは正直なところ楽しめなかったです。何のひねりもウィットもありません。よりにもよって何故これが映画化された?
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.309
(4pt)

著者の技量には感心するが、詰めの甘さも見える

米澤さんの本はほとんど読んでいます。

あの米澤穂信がサバイバルゲームものを書いた、というだけでも読む価値がある作品。
映画化もされたので知名度は高いと思われます。

ただ一点。続刊を意識した投げっぱなしのラストだけが気になりました。
ああいう技法なのだと言われてしまえばそれまでですが、エヴ○ンゲリオン以降、
「読者の想像におまかせ」的なラストが多すぎます。
サバイバルゲームものは、どうして主催者が参加者に殺し合わせるのか、その目的への
謎で引っ張るのが常ですが、他の著者の作品にしても何にしても、最後まで読んでも結局
目的が明かされないというパターンが、常習化しているように思われます。

米澤さんにだけはそれをして欲しくなかった……というのが正直な感想です。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708
No.308
(4pt)

著者の技量には感心するが、詰めの甘さも見える

米澤さんの本はほとんど読んでいます。

あの米澤穂信がサバイバルゲームものを書いた、というだけでも読む価値がある作品。
映画化もされたので知名度は高いと思われます。

ただ一点。続刊を意識した投げっぱなしのラストだけが気になりました。
ああいう技法なのだと言われてしまえばそれまでですが、エヴ○ンゲリオン以降、
「読者の想像におまかせ」的なラストが多すぎます。
サバイバルゲームものは、どうして主催者が参加者に殺し合わせるのか、その目的への
謎で引っ張るのが常ですが、他の著者の作品にしても何にしても、最後まで読んでも結局
目的が明かされないというパターンが、常習化しているように思われます。

米澤さんにだけはそれをして欲しくなかった……というのが正直な感想です。
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4163246908
No.307
(2pt)

作者が自分の作品で駄目出しするのはNG

閉鎖空間におけるデスゲームという設定と、暗鬼館というネーミングから、
参加者達が疑心暗鬼に囚われ、最後には主人公も誰も信じなくなり、
背筋が凍り付くような惨劇が繰り広げられる・・・!

と、いうようなストーリーを勝手に期待してましたが、そんな事はなかったです・・・(笑)

いや、中盤(第二の殺人)までは緊張感があってよかったです。
ゾクゾクワクワクと期待(?)しながら読み進めていました

が、段々と殺人が雑になり始め、主人公が、監獄という名の安全圏に入った時には、
完全に緊張感がなくなってました。

おまけに作者がキャラを使って、酒を飲みながら作品の内容である舞台を
ダメだしし始めるという始末・・・
あれでは監獄というより、ゲームのスタッフルームの座談会です。。。

なんかラストでもヒロインにもダメ出しをさせてましたが、作者が
自分で自分の作品を駄作だと言ってるようなものじゃないでしょうか。

しかも、それを作品内でやるのはちょっとどうかな・・・と思います。
自分でそうわかってるんなら、キチンと手直ししてから刊行してくれたらいいでしょうに。。

犯人の動機の書き方も不十分だし、誰と誰が関係を持っていたという伏線も未回収のまま
なんだか雑に終わらせた感が残り、せっかくの設定がもったいない気がしました。

あと、ヒロインの美しさをやたら褒め称える描写が多かったですけど、
それって、ミステリーに必要な要素なのでしょうか・・・?
(主催者があのヒロインを参加させた理由も、辻褄があってない気がしますが。。)

色々書いてますが、犯人やトリックは単純明快で、破綻してなくてよかったです。

(あの時間とあの状況で、犯行が可能なのは、あの人しかいませんしね・・・)
インシテミル Amazon書評・レビュー: インシテミルより
4167773708