蒲公英草紙 常野物語

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蒲公英草紙 常野物語の評価:

3.90/5点 レビュー 68件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 61〜80 4/5ページ
No.36
(4pt)

綴れ織られた物語

連綿と続く一族の歴史を綴ることで、現在への架け橋を創り出しています。何もかもがゆったりと動いていた時代が、実は波乱を含み、激動の時代だったということ。世界の片隅が大きな影響を与えていくということがまざまざと分かりました。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.35
(4pt)

綴れ織られた物語

連綿と続く一族の歴史を綴ることで、現在への架け橋を創り出しています。何もかもがゆったりと動いていた時代が、実は波乱を含み、激動の時代だったということ。世界の片隅が大きな影響を与えていくということがまざまざと分かりました。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.34
(4pt)

大きな引き出し

「常野物語」の「光の帝国」に先立つ短編「手紙」では丸森町の旧家に春田家の書見台があることが触れられていた。蒲公英草紙は、その旧家の物語だ。蒲公英草紙を読んで「光の帝国」を再読するとまた、春田家に「しまわれた」世界、春田家の世界の共鳴に圧倒される。そして、ここでも太平洋戦争の予感から戦後が語られる。「大きな引き出し」の光紀君の名は、紀代子と光比古を引き継ぐ名前だと分かる。紀代子さんは、峰子さんとたいして違わないから、まさか「光の帝国」で語られていた「春田のばばさま」ではないだろうが、この2つの物語を結ぶ物語が知りたくなる。それに書見台の謎も解明されていないから、テレパス一家、春田家をめぐる「大きな引き出し」をどんどん開いてほしくなる。それから、政治家指向のあった廣隆と「光の帝国」の亜希子たちの世界はどうつながるのだろう。それにしても、時の経つのも忘れて蒲公英を摘んだあの幼き日々の地平に今わたしたちが生きているということを忘れそうになる今日この頃、蒲公英草紙はそのつながりを取り戻す手がかりになる。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.33
(4pt)

大きな引き出し

「常野物語」の「光の帝国」に先立つ短編「手紙」では丸森町の旧家に春田家の書見台があることが触れられていた。蒲公英草紙は、その旧家の物語だ。蒲公英草紙を読んで「光の帝国」を再読するとまた、春田家に「しまわれた」世界、春田家の世界の共鳴に圧倒される。そして、ここでも太平洋戦争の予感から戦後が語られる。「大きな引き出し」の光紀君の名は、紀代子と光比古を引き継ぐ名前だと分かる。紀代子さんは、峰子さんとたいして違わないから、まさか「光の帝国」で語られていた「春田のばばさま」ではないだろうが、この2つの物語を結ぶ物語が知りたくなる。それに書見台の謎も解明されていないから、テレパス一家、春田家をめぐる「大きな引き出し」をどんどん開いてほしくなる。それから、政治家指向のあった廣隆と「光の帝国」の亜希子たちの世界はどうつながるのだろう。それにしても、時の経つのも忘れて蒲公英を摘んだあの幼き日々の地平に今わたしたちが生きているということを忘れそうになる今日この頃、蒲公英草紙はそのつながりを取り戻す手がかりになる。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.32
(5pt)

続・常野物語

第134回直木三十五賞の候補作になりました!
選考委員会は、平成18年1月17日(火)午後5時より、築地・新喜楽で開催!

嬉しいデス。常野物語の始まりは【光の帝国】から。そして3作品目の【エンド・ゲーム】へと、続いています。
以前、名誉ある【本屋さん大賞】に【夜のピクニック】が選ばれたので、今回もその勢いで選ばれて欲しいです。

常野物語は主人公が色々、変わるのに一族の繋がりがあり、小説として面白いと思います。同じ常野物語でもいろんな所から、話を集めてきた作品集のような、感覚です。

私利私欲に囚われるのではなく、本当にひっそりと、慎ましく存在する、一族の人たち。日本人に愛される作品だと思います。



蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.31
(5pt)

続・常野物語

第134回直木三十五賞の候補作になりました!
選考委員会は、平成18年1月17日(火)午後5時より、築地・新喜楽で開催!

嬉しいデス。常野物語の始まりは【光の帝国】から。そして3作品目の【エンド・ゲーム】へと、続いています。
以前、名誉ある【本屋さん大賞】に【夜のピクニック】が選ばれたので、今回もその勢いで選ばれて欲しいです。

常野物語は主人公が色々、変わるのに一族の繋がりがあり、小説として面白いと思います。同じ常野物語でもいろんな所から、話を集めてきた作品集のような、感覚です。

私利私欲に囚われるのではなく、本当にひっそりと、慎ましく存在する、一族の人たち。日本人に愛される作品だと思います。



蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.30
(5pt)

うーん…泣きました。

常野とそれに繋がる人々の周りにいる人の視点で語られる本当にたんぽぽの様なお話でした。

 常野一族がいてよかったね、としみじみ思いました。
見つめるだけ、受け止めるだけってでも、しんどいだろうなあ…
自分にできるコトなんだから、やらなければ、って、その悟り方、こわいよ。こわいけど、うん、でも、そうなんだよね、本当に。解っているけれども、難しい生き方を軽々とこなす人々って、すごいと思いました。

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.29
(5pt)

うーん…泣きました。

常野とそれに繋がる人々の周りにいる人の視点で語られる本当にたんぽぽの様なお話でした。

 常野一族がいてよかったね、としみじみ思いました。
見つめるだけ、受け止めるだけってでも、しんどいだろうなあ…
自分にできるコトなんだから、やらなければ、って、その悟り方、こわいよ。こわいけど、うん、でも、そうなんだよね、本当に。解っているけれども、難しい生き方を軽々とこなす人々って、すごいと思いました。

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.28
(5pt)

じっくり読みたい作品

恩田作品の中では地味な一冊です。でも暖かく胸にせまるストーリーで一気に読んでしまいました。
 ラストは子供のいる方、電車の中や喫茶店などでよまないでください。
私は涙があふれて急いで帰宅し、やっと続きを読むことができました。
読み返したくなる良作でした。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.27
(5pt)

じっくり読みたい作品

恩田作品の中では地味な一冊です。でも暖かく胸にせまるストーリーで一気に読んでしまいました。
 ラストは子供のいる方、電車の中や喫茶店などでよまないでください。
私は涙があふれて急いで帰宅し、やっと続きを読むことができました。
読み返したくなる良作でした。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.26
(5pt)

日本ものファンタジー

舞台は、少し昔の、日本。
常野と呼ばれる人々と、その周りの人たちを巡る物語。
日本を舞台としたファンタジー作品です。同著者の「光の帝国 常野物語」がお好きな方は絶対読むべき!
また、荻原規子「空色勾玉」をはじめとする勾玉シリーズがお好きな方、ぜひどうぞ。
ファンタジー色の強い作品なので、恩田陸ファンでも、
ミステリ好きにとってはいまいちかも。。。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.25
(5pt)

日本ものファンタジー

舞台は、少し昔の、日本。
常野と呼ばれる人々と、その周りの人たちを巡る物語。
日本を舞台としたファンタジー作品です。同著者の「光の帝国 常野物語」がお好きな方は絶対読むべき!
また、荻原規子「空色勾玉」をはじめとする勾玉シリーズがお好きな方、ぜひどうぞ。
ファンタジー色の強い作品なので、恩田陸ファンでも、
ミステリ好きにとってはいまいちかも。。。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.24
(5pt)

2005年の幻想文学における大収穫!

■不思議な能力を持ち、北方に広く散って暮らす人々がいた。彼らは《常野(とこの)一族》と呼ばれた――。
■ときは明治末期の西暦1900年、所は宮城県南部の農村地帯。物語は、少女・中島峰子によって綴られる(蒲公英草紙は彼女の日記のこと)。
村は大地主・槙村家を中心に運営されていた。峰子の家は代々槙村家の主治医だ。槙村家の末娘・聡子は峰子より1つ年上。美しく聡明だが病弱で学校に行っていない。峰子は話し相手として屋敷に出入りすることになった。そこで知った不思議な力を持つ常野の一家のことや、槙村家での楽しい体験の数々……。■登場人物は皆、理想と誇りを持っているが、多くが戦争で命を落としたことがラストで語られる。日本近代の営みとその意義、人の命のはかなさを問いかけてくる大収穫。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.23
(5pt)

2005年の幻想文学における大収穫!

■不思議な能力を持ち、北方に広く散って暮らす人々がいた。彼らは《常野(とこの)一族》と呼ばれた――。
■ときは明治末期の西暦1900年、所は宮城県南部の農村地帯。物語は、少女・中島峰子によって綴られる(蒲公英草紙は彼女の日記のこと)。
村は大地主・槙村家を中心に運営されていた。峰子の家は代々槙村家の主治医だ。槙村家の末娘・聡子は峰子より1つ年上。美しく聡明だが病弱で学校に行っていない。峰子は話し相手として屋敷に出入りすることになった。そこで知った不思議な力を持つ常野の一家のことや、槙村家での楽しい体験の数々……。■登場人物は皆、理想と誇りを持っているが、多くが戦争で命を落としたことがラストで語られる。日本近代の営みとその意義、人の命のはかなさを問いかけてくる大収穫。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.22
(5pt)

風のように

夏の清々しい風がせつなげな秋風へと変わっていく・・・。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.21
(5pt)

風のように

夏の清々しい風がせつなげな秋風へと変わっていく・・・。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.20
(4pt)

あぁ、いい話だなあ。

久々に作品の世界へトリップ出来る小説でした。読後もしばらくは
「村」から想いが離れられませんでした。
明治の雰囲気に恩田陸の作風がピタリとはまっていて、恩田作品特有
の薄暗さ、登場人物の清らかさが生き生きと描かれています。
もしかすると、このお話の頃が日本は一番正しく幸せだったのでは
ないかと考えてしまいました。作中にはその思いが強く出ています。
運命の章からは結末が予想出来るにもかかわらず、もう目が離せません。聡子様のメッセージには涙、涙です。なんて高潔なんだろう・・・恩田陸さんにはこういう明治~昭和中期位までのお話をこれからも
どんどこ書いてもらいたいなぁ。多分この本はこれからも何度も読むでしょう。
★が4つの理由は最後の終戦の場面で語り手の峰子が本当の老婆の姿を現してしまったから。老婆の声とかつての少女の声だけで語って欲しかった。 でも、あの終わり方ってもしかして次の常野物語への伏線?
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.19
(4pt)

あぁ、いい話だなあ。

久々に作品の世界へトリップ出来る小説でした。読後もしばらくは
「村」から想いが離れられませんでした。
明治の雰囲気に恩田陸の作風がピタリとはまっていて、恩田作品特有
の薄暗さ、登場人物の清らかさが生き生きと描かれています。
もしかすると、このお話の頃が日本は一番正しく幸せだったのでは
ないかと考えてしまいました。作中にはその思いが強く出ています。
運命の章からは結末が予想出来るにもかかわらず、もう目が離せません。聡子様のメッセージには涙、涙です。なんて高潔なんだろう・・・恩田陸さんにはこういう明治~昭和中期位までのお話をこれからも
どんどこ書いてもらいたいなぁ。多分この本はこれからも何度も読むでしょう。
★が4つの理由は最後の終戦の場面で語り手の峰子が本当の老婆の姿を現してしまったから。老婆の声とかつての少女の声だけで語って欲しかった。 でも、あの終わり方ってもしかして次の常野物語への伏線?
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.18
(4pt)

“常野”・・・新たなる物語

不思議な力を持つ一族“常野”を描いた短編集「光の帝国 常野物語」につながる中編。
20世紀初頭の東北の農村が舞台。
村の名家・槙村家には寝たきりのお嬢様があり、
そのお嬢様の話し相手をするために屋敷に出入りをしている少女・峰子の視点によって語られています。
ある夏、お屋敷にやってきた不思議な家族と、峰子とお嬢様の思い出が軸につづられています。不思議な能力を持つ人々を描くお話でありながら、
ミステリー的な要素はなく、
まったく逆に、子供達に語り聞かせたくなるような昔話のように
仕上がっているのは意外でした。
お嬢様の生き方や、光比呂さんが見せた能力を体験した人々を思うと、
誰か(何か)を大切に思うという心の美しさと強さが胸に染み入ります。
お嬢様の「ありがとう」という言葉が、私の心に効きすぎてジーンときました。時代背景や、舞台となる農村ののどかな情景描写などが手伝って、
「光の帝国」とは違った落ち着いた雰囲気があります。
「蒲公英(たんぽぽ)草紙」というタイトルも、
タイトル買いしてしまいそうなほど素敵ですよね?味わい深く、心にあたたかいものの残る作品です。
「光の帝国」を読んでいない人も十分楽しめます。
恩田さんには“常野”を描いた作品をこれからも少しずつ書いていってほしいと思います。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.17
(4pt)

“常野”・・・新たなる物語

不思議な力を持つ一族“常野”を描いた短編集「光の帝国 常野物語」につながる中編。
20世紀初頭の東北の農村が舞台。
村の名家・槙村家には寝たきりのお嬢様があり、
そのお嬢様の話し相手をするために屋敷に出入りをしている少女・峰子の視点によって語られています。
ある夏、お屋敷にやってきた不思議な家族と、峰子とお嬢様の思い出が軸につづられています。不思議な能力を持つ人々を描くお話でありながら、
ミステリー的な要素はなく、
まったく逆に、子供達に語り聞かせたくなるような昔話のように
仕上がっているのは意外でした。
お嬢様の生き方や、光比呂さんが見せた能力を体験した人々を思うと、
誰か(何か)を大切に思うという心の美しさと強さが胸に染み入ります。
お嬢様の「ありがとう」という言葉が、私の心に効きすぎてジーンときました。時代背景や、舞台となる農村ののどかな情景描写などが手伝って、
「光の帝国」とは違った落ち着いた雰囲気があります。
「蒲公英(たんぽぽ)草紙」というタイトルも、
タイトル買いしてしまいそうなほど素敵ですよね?味わい深く、心にあたたかいものの残る作品です。
「光の帝国」を読んでいない人も十分楽しめます。
恩田さんには“常野”を描いた作品をこれからも少しずつ書いていってほしいと思います。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943