Q&A

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Q&Aの評価:

3.48/5点 レビュー 116件。 B ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全119件 81〜100 5/6ページ
No.39
(4pt)

これから質問をはじめます

では感想を。
「難しいな…恩田陸未読者に、最初に薦められる本ではないと思えます」
どういった点からですか。恩田ワールドの真骨頂と帯には打たれています。
「ミステリ作家というイメージが強いが、僕がこの作者を読む時、ジャンルを考えない。彼女はジャンル分けが難しく、ジャンルミックスとも言える、一つの恩田ワールドと言えるジャンルを創り上げているのは確かです。ミステリに区分される作品も多いですがね。」
本作品はその典型だと。
「矛盾しますが、それは違う。ジャンルでは既作中でもトップクラスにジャンル分けしやすいミステリです」
何故。
「作者の特長として、心理描写の巧さにあります。会話、風景、天気、よくぞ文章だけでここまで巧みに表現出来るなと」
それが本作品を遠ざけると。
「重くて…」
重い。
「核心、謎解きに触れるので多くは語れませんが、事故を巡り、居合わせた人、被害者、当事者、多くの目線から真相に近づく」
近年流行している、多人数視点ですか。
「ええ。みんな共通の話ですが、繋がらない。一向真相に近づかない。見ている物が違いすぎる」
集団パニックですね。
「テーマは恐らく、恐怖。それに至る、それを裏付ける、目に見えない恐怖、パニック心理が引き起こす恐怖の描写は凄い」
それが、重いと。
「ええ。後半、ストーリーは良い意味で脱線して、最後は置き去りですよ」
置き去りとは酷な。
「僕は作者のラストには期待していない部分が多い…しっかりと納得できるラストがあった作品なんて少ないから」
本作品では顕著だったと。
「ある意味では、最初から置き去りだったのかも」
というと。
「だって、中々お目にかかれませんよ」
え。
「この状況、あなたと私のように、始まりから終わりまで、文字通り、Q&Aで物語が終わるなんて」
Q&A (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: Q&A (幻冬舎文庫)より
4344409361
No.38
(5pt)

本当に起き得る怖い話

ミステリのはずなのにホラーのような怖さがあって、読んでるとき何度も後ろを振り返ってしまった。
要所要所で待ち伏せしている鋭い心理描写にドキリとさせられたり、人っておっかないわぁと思わざるを得なっかたり、実にわたしの好みに合いました。
全編台詞のみで構成されているのですが半分くらい読んでようやく気づいたほど、まったく違和感がなかった。(わたしが鈍いだけ?)
歯切れの良いミステリを好む方には向かないかもしれませんが、多くのひとに読んでほしい作品です。
しばらくして似たようなトリックを使った事件が実際にインドかどこかで起きたときは小説のなかだけの話ではないのだと、ますます恐ろしくなりました。
Q&Aを読んでいなかったらそんなことで人が死ぬものか?と理解できなかったことでしょう。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.37
(4pt)

それでは質問を始めます

では感想を。
「難しいな…恩田陸未読者に、最初に薦められる本ではないと思えます」
どういった点からですか。恩田ワールドの真骨頂と帯には打たれています。
「ミステリ作家というイメージが強いが、僕がこの作者を読む時、ジャンルを考えない。彼女はジャンル分けが難しく、ジャンルミックスとも言える、一つの恩田ワールドと言えるジャンルを創り上げているのは確かです。ミステリに区分される作品も多いですがね。」
本作品はその典型だと。
「矛盾しますが、それは違う。ジャンルでは既作中でもトップクラスにジャンル分けしやすいミステリです」
何故。
「作者の特長として、心理描写の巧さにあります。会話、風景、天気、よくぞ文章だけでここまで巧みに表現出来るなと」
それが本作品を遠ざけると。
「重くて…」
重い。
「核心、謎解きに触れるので多くは語れませんが、事故を巡り、居合わせた人、被害者、当事者、多くの目線から真相に近づく」
近年流行している、多人数視点ですか。
「ええ。みんな共通の話ですが、繋がらない。一向真相に近づかない。見ている物が違いすぎる」
集団パニックですね。
「テーマは恐らく、恐怖。それに至る、それを裏付ける、目に見えない恐怖、パニック心理が引き起こす恐怖の描写は凄い」
それが、重いと。
「ええ。後半、ストーリーは良い意味で脱線して、最後は置き去りですよ」
置き去りとは酷な。
「僕は作者のラストには期待していない部分が多い…しっかりと納得できるラストがあった作品なんて少ないから」
本作品では顕著だったと。
「ある意味では、最初から置き去りだったのかも」
というと。
「だって、中々お目にかかれませんよ」
え。
「この状況、あなたと私のように、始まりから終わりまで、文字通り、Q&Aで物語が終わるなんて」
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.36
(1pt)

爆笑問題の太田がすすめていた本

だから、おもしろいかなぁ?と読んで見ましたが
「あ〜あぁ〜なるほどね〜」、て程度でガックシきてしまった。
恩田陸ってどんな人?ってのもよくわかりませんでした。
もちろん今後、恩田陸の本を手に取ることはありま宣言しちゃいます。
まあ、好みにもよるんだろうけど。
僕的には、星っっっ1つぅぅぅうう!て感じっす。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.35
(3pt)

クエスチョンアンド

読みモノとしてはおもしろいのですが読み終えてみると散漫な印象。目線を絞り込んだほうが収まりがいい。作者クロニクルからいうと閉じない物語刊行時代の作品。表層で捉えるならば集団ヒステリーやデマゴギーなんてパニックモノに括られてしまうのでしょうがインタビューで炙り出されるのは事件そのものの真相解明より現場に居合わせた人間、彼らから滲み出てくるモノ・コトに対しての極めてパーソナルな恐怖。短編小説の「しばり」としての事件であったりもしくは「オムニバス形式」など徹底してあれば問題はなかったとは思うのですがその辺りの色調がグラデーションというよりちぐはぐ。振り返ると「実験」されていたのかな、とも。2007年文庫化。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.34
(5pt)

この雰囲気がたまりません!

読んでいるうちに物語が分かってきます。
分かってくる内にも様々なことが分かってくるので、飽きてきません。
内容に触れてしまうのであまり書けませんが、ワクワクしながら読めるのでおススメです!
是非どうぞ!
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.33
(5pt)

拡散して行く物語

予定調和で終わらない話が好きな自分としてはかなりはまりました。
細部のエピソードが自己増殖していく展開が、物語の統一感を見事に壊しています(いい意味で)。小説の世界の外に別の世界を拡大させていく構成は見事です。
逆に物語をじりじりと絞り込みながら、最後でふっと読者を突き放す「ユージニア」との比較も一考だと思います。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.32
(3pt)

微妙な読後感

恩田さんは大好きな作家でほとんど読んでいますが、これはなんだかちょっと…
ラストがああなのはいつものことなのでその点に関して不満な訳ではありませんが、その内容があまりにも…。
最初から中盤までは心理描写がうまくてヒヤッと嫌な気分にさせられて、でも面白いなあ、と感心させられたものです。
が、途中からどうにも読んでてテンションが下がってしまいました。
相変わらずというか、この形式ながら今まで以上に心理描写は秀逸でリアルです。
恩田ファンの間でも読む人を選ぶ本かもしれません。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.31
(4pt)

広がり続ける物語。

 前半のQ&A方式の描き方には、とても取り込まれました。過去に笹沢左保さんの会話だけで構成された小説「悪魔の道連れ」が有名ですが、会話だけで物語を構築するというのは結構難しいものだし、読者がわかりにくくなるものですが、恩田さんの筆力で安定した物語が読者の頭に浮かぶ、読みやすい・・・小説。
 そう・・・小説。これって正直ジャンルに当てはめるのがとても難しい小説です。1つのモールでの大惨事を共通点に数々の物語が語られるといった、連作小説のイメージなんですが、その一遍一遍が中盤から後半にかけてすべて独特の空気を持っており、そのつど違う世界が見えてきます。そのため物語的には収集がつかづ、拡大の一途をたどっていき、答えを求める読者には向いていない小説でしょう。
 ただ後半のエピソードはなんか読む前に期待した世界とは違うところに連れて行かれたみたいで、正直帯のコピーの「いまからあなたに・・」のインパクトがありすぎるといったところでしょうか。
 読後になんか一人取り残された、そんな印象をうけた小説でした。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.30
(4pt)

いまひとつすっきりしない

2005年版 このミス15位ショッピングセンターで起きた大事故。様々なパニックが複数の階でほぼ同時に起きたために発生した事件の真相は?短いインタビューで構成される本作品でるが、むしろそれぞれが短編小説のようによくできている。作者の力量を感じさせられた。一方、この作品の結末には、すっきりとしない物を感じた。「柔らかな頬」と似た終わり方をするのであるが、「柔らかな頬」がある程度の選択肢を絞った形で終わっており、それなりに納得がいったのに対し、本作品は、まだ無限の可能性が残されたまま終わっており、(作者が意図的にそうしているのはわかるのだが)いまひとつすっきりしなかった。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.29
(2pt)

わからん。。。

う~ん、途中まではかなり面白い。ショッピングセンターで起きた事件の状況が、どんどん紡がれていき、そして目に見えない恐怖、人間のパニック心理が引き起こす恐怖に、背筋が冷たくなった。しかし、明らかに終盤から物語のトーンが変わる。前半とは違って、インタビュアーとインタビュイーがめまぐるしく変わって、ストーリーが僕の求める方向とは、どんどん違う方向に流れ出して・・・で、結局オチはそれかよ!みたいな尻切れな感じで終わってしまう。最後のオチもわからんではないんだが、そのオチにするなら書き方が違うだろう、と思ってしまう。中盤までで煽りに煽られた恐怖心が、全く終盤に生かされていないんだよな~。。。そもそも、なんでQ&A方式なの?それが狙いなんだと言われてしまえばそれまでなんだけど、伝わらない狙い、作為的な狙いほど、鬱陶しいものはない。兎にも角にも、「もったいない」の一言です。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.28
(3pt)

「質問」と「答え」の中に潜む恐怖

集団パニックが起こったときの恐ろしさ。いろいろな人々の証言から浮かび上がってくるのは、その時の状況だけだった。原因はいったい何だったのか?それを知る人は誰もいない。原因がないまま、人々はパニックに陥った。誰もそれを止めることはできなかった。「集団」が凶器になり、弱いものを飲み込んでいく。それは現実の世界にも充分起こり得ることだ。「質問」と「答え」の中に潜む恐怖。読後、背筋が冷たくなっていくような感じがした。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.27
(4pt)

「わからない」ということの恐怖

大型ショッピングセンターで起きた不可思議な事故。死者・負傷者多数の大きな事故であったのにもかかわらず、その原因がわからない・・・。この事故に関わった人達の対話形式で事件を描いていきますが、このスタイルが「ユージニア」に似ている印象を受けました。いろいろな人が話をすることによって、あらゆることが見えてくる。最後には真実が!・・・といきたいところですが、そう簡単にいきません。この展開で終わってしまったことには賛否両論あるでしょうね。私はちょっと拍子抜けしてしまいました。でも、読者の想像通りに進まないところが恩田陸らしい。またもや恩田さんにやられた!というかんじです。それにしても集団におけるパニック現象って恐ろしいですね。あたりまえの生活にいつ、どんな恐怖が起こるかわからない。「わからない」ということの恐怖を見せ付けられました。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.26
(3pt)

ワイドショーに釘付けになるが如くに・・・

「これからあなたに幾つかの質問をします」この文句から始まる、ほぼすべてがQ&A形式で話が進んでいくという変わった手法を使ってなぞの大災害を追っていくという物語。小説を読むというよりは、大事件が起こったときのテレビのワイドショーに釘付けになっていくが如くに、「それで? それで?」「いったいどうなるのよ?」「で、何なのよ?」というように読み進めていってしまう小説でした。評価の星が足りないのは、結末が私好みではなかったからというわがままな理由から。ただ、友人に聞いたところによると、この手法、恩田陸さんにはよくある結末なんだということでした。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.25
(4pt)

新しいかたち

この本は、ラジオでおすすめの本と紹介されていたので読んだのですが、期待ほどではなかったかな・・・という感じでした。それでも、読み始めると止まらない 引き込まれる作品だと思います。最後の方の展開に少し疑問を抱きましたが、まあ奇妙な感じが出てていいかなと。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.24
(5pt)

思わず引き込まれてしまうストーリー

こんな事ってありませんか?ずっと前から期待していた映画を見に行ったら意外に拍子抜けだった。これって、ようは期待が大き過ぎると自分の中の審査の壁が高くなりすぎてしまって、思い描いてたものと実際見た(体験した)ものの差が前者の方が高くなってしまったって事ですよね。こういう事を念頭において、僕なんかは最初は過剰に期待しないと決めてはいるのですが、そうも言ってられない時もあります。実際それで拍子抜けした事もしばしばで、「あぁ、またやっちゃった」と思う時は多々あります。しかしこの本にはそれが当てはまりません。この本は買う前からかなりの期待を持ち合わせていました、が読み終わった今なら分かります。この本に出会えて本当に良かったと(大袈裟?)。こういう事があるとなぜか誰かに自慢してしまいたい衝動に駆られますね。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.23
(2pt)

期待を裏切られた感じです。

最初は対話形式で進んでいく話に新鮮さも感じながら、事件の概要や謎が次々に展開して行く面白さと緊迫感があったのですが、途中から謎を残したまま話がそれていって、話の展開が止まってしまった印象を受けました。最後の落ちも悪くはないんですが期待していた落ちはそっちじゃなんだよっ!といいたくなりました。事件の謎も途中であやふやにしているし、たとえるなら駅までの道をたずねたのに病院に連れて行かれたような感じでした。少し怒りさえ感じました。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.22
(4pt)

一気読みしました

恩田陸さんの本を初めて読みました。某タレントさんがおすすめしていて「どれどれ?」という感じだったのですが、たしかに面白い!会話だけで構成されている小説は読んだこと無かったのですが、想像力がどんどんふくらみ、人間の怖さや本性、弱さが浮き彫りになって、気づいたら一気読みでした。でもほかの方も書いてましたが、最後は「うう~ん?」という感じ。でも嫌いじゃないです、こういうの。ほかの本もよんでみようと思います。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.21
(3pt)

尻切れとんぼ

はじめて恩田さんの本を読みました前半は非常に面白く質問と応答だけで物語がこんなに面白くなるのか!と新鮮な気分でしたが、中盤あたりから飽きてきてしまい変化が欲しかったなと感じる一冊でした終わり方もなんだか曖昧で尻切れとんぼな感じが拭えない作品に感じました
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.20
(4pt)

まってました恩田節

Q&A、あっというまに読み終えました。このなぞめいた雰囲気、完結しない不思議な面白さこそ、小生が作者に惹かれる大きな魅力です。 筆に力があって言霊が宿る恩田氏は、一作一作翼を広げ、時として小生の手の届かないところへ飛翔してしまいそうな感じで、肌合いの合わない作品もあるのですが、本作は小生が「恩田陸」に求める味が詰まっていて、最後まで堪能させていただきました。 それにしても、Q&Aで小説を作り上げてこれほど面白い作品になるとは、あらためて作者に脱帽です。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232