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評判

Q&Aの評価:

3.48/5点 レビュー 116件。 B ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 61〜66 4/4ページ
No.6
(4pt)

じわっと

恩田陸の作品は好きでよく読んでいる方かな。今回のは今までのと作風が変わっていて、一人語りのお芝居のような感じで(一人ではできないか)力のある役者さんにやってみて欲しい気がした。それにしてもホントは何か。。。怖い。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.5
(4pt)

実験的小説ですが、完成度も高いものです。

全編がインタビュアーと回答者の会話で綴られています。非常に実験的な試みの小説です。こうした新たな形式の小説では、得てして形式の特異性ばかりが強調され、なぜそうした形式で綴られねばならなかったのか、必然性が欠けることがあります。しかし、本書に限っては、こうした形式でなければ書けなかっただろうと思います。ミステリでありながら、ホラーの要素もあります。最後には全ての謎が解かれるものの、インタビューという伝聞形式であるために、本当にそれが真相だったのかという気持ちが残ります。その読後感を良しとするか否かは、人によって判断がわかれるところでしょう。実験的な試みを成功させた点を高く評価しますが、途中でややトーンに変化があったのが、私にはマイナス点で星4つとしました。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.4
(4pt)

面白さと気味悪さ

とくかく怖かったですね。ホラーっぽい過激な怖さじゃなくて、生理的な怖さ。Q&Aの質問者と回答者は様々で、いろんなエピソードに別れているのですが、共通しているのはそれまで当たり前で進んでいた日常が突然崩れたときの、自分の中で処理仕切れない怖さです。自分は特に、婦人服売り場での老夫婦のエピソードが生々しくて怖かったです。恩田作品の多くが時代設定が曖昧なちょっと浮き世めいた話が多い中で、この本はすごく「日本」の「今」を強く意識したものになっていると思います。いつもの恩田風でありながら、リアルにかなり踏み込んだという印象です。ただ、前半が事件の真相が浮かび上がって来る緊張感が面白いのに対して、後半は事件から派生した物語という流れで、自分の中ではしっくり消化出来なかったです。オチも突然そういう方向へ?って感じでした。たまにこういう急展開のオチつけますよね・・・。ともあれ、展開が気になって一気に読めるし、ハッとさせられる視点に満ちていて刺激的な本です。でも長いエスカレーターとか乗りたくなくなったなあ。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.3
(5pt)

とにかく、こわい!

怖かった。怖い夢までみた。インタビュー形式が、実際にあった事件のような気にさせる。地下鉄サリン事件のあの「何が起こってるかわからない、自分も一歩間違えるとあの電車にのってた」という不安な気持ちが思い起こされた。今までの恩田陸の中でちょっと毛色が違うのかな?今までの恩田陸の中で一番面白かった。確かに、途中からちょっと違う方向へゆき、ラスト。あの前半のままひぱって欲しかったな。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.2
(4pt)

ぐいぐい引き込まれてゆく

Mデパートで起こった集団パニック。死者が出ているにもかかわらず、原因が不明。事件に係わりのある人たちの証言を元に、少しずつ事件の全体像を把握しようとするが犯人が見つからない。すべて対話だけで話が進んでゆくが、ざわっと鳥肌が立つような、何か不安な展開を予感させる恩田さんの文章は、いつもながら読んでいて「うまいなあ」と感激してしまう。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232
No.1
(4pt)

全編会話のインタビュー

2002年2月11日PM2時、都内郊外の大型商業施設で起きた事故らしきものに関わった人に関するインタビューで構成されています。腰巻に書いてある事実がインタビューの中でじわーっと浮かびあがる課程がかなり面白かったので、後半部分は省略します。前半はいったいどんな事件が起こってきたのかがインタビューのなかで浮かび上がってくるのですが、淡々と、そう怖くもない事実を述べているだけなのに、突如、なにげない言葉が鳥肌が立つように怖かったり(多分きちんと作者が意図してるところで怖がっているのだとは思いますが)して、ホラー小説としてさえ読めるようです。ところが、途中から様相がくるんと変わります。どう変わるのかはここで説明するのは勿体無いのですが。インタビュー形式の形式は受け継いだまま、内容がインタビューではなくなります。ただし登場人物はやはり何らかの形で強く事件に関わっています。やはりいくつかの謎が解けることなく残ってしまったりもするのですが、この作品の場合、注意深く読み直せば解けるかもしれないという期待を抱かせます。特に名前の出ておらず同一性が保たれていないインタビュアーにヒントがあるとは思うのですが。時間を置いてもう一度読み直します。最後に違う話になっちゃったのには、ちょっと微笑んでしまいました。ラストの印象は『劫尽童女』に似ています。でも意外で、且つ、解かれるとは思ってなかった部分の謎が解けて、読後感はかなり良かったです。ただ、物語の序盤を読んでいたときの期待や興奮とは、かなりかけ離れたものではあったんですけれども。個人的には最初のトーンのままで最後まで読みたかったです。いつもの恩田さんらしい話ではありましたが、どんどん書くもののレベルが上がってきてる気がします。この話では、一部にどこかポンと跳ね上がったものを感じました。
Q&A Amazon書評・レビュー: Q&Aより
4344006232