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匣の中
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匣の中の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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乾くるみ氏の作品は結構気に入っており、これで5作目だったと思います。 が、その中では本作が一番低い評価となります。 この本を読んでいて終始違和感を感じていたのは 登場人物達のの年齢に不相応な知識量と生活感でした。 グループの主体は大学生ながら、高校生・中学生も混ざっているのに ほぼ全員が膨大な知識量を持ち、専門家でも空では説明できないような内容をスラスラと説明してしまうところ。 みなさんスーパー超人なのですか? しかも各々が推理と称して、自分勝手に独自の知識をひけらかして、自己満足に終わっているような印象しか残らない。 さらに違和感があったのが全員学生の割には 財力・生活パターンに現実感が無いところ。 夜中に自宅の書斎でグラスを片手に物思いにふける? 煙草をふかしながらビリヤード? もはや中年のオヤジにしか思えませんでした。 本書の最後に明かされた驚愕の事実というものも 別の心理学の本で読んだような内容で肩すかしを食らったような印象でした。 もっとも、他のレビュアーの方によれば 本書の中のさまざまな要素が隠された真相に繋がっているとの事。 私もその真相にたどり着ければ、この本に対する評価も変わるのでしょうが、 残念ながらそれだけの知識と時間がありそうにないです。 (ロジスティック写像の漸化式とか、その辺の話も全て関係してるのでしょうか?? さっぱり想像がつきません) 「なるほどねー」と思えたのは血液型因子の件くらいでしょうか… | ||||
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んんん?匣の中の失楽へのオマージュ作品と言うことで、手に取った作品。乾くるみさんの作品はリピートやイニシエーションラブなんかも読んで、結構パズルと言うか凝った作品が印象的だったので、期待して読む。しかし。ありえない頭の中学生の理論も面倒だし、彼女が殺されてのんきにくだくだとコトバ遊びを繰り広げるカレシ。昔のいわゆる本格推理もののノスタルジーもなく、かといって今の小道具もまったく生かされず、ひたすら中途半端でだるい。うーん、これで今年の読み納めはやだなー。 | ||||
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んんん? 匣の中の失楽へのオマージュ作品と言うことで、手に取った作品。 乾くるみさんの作品はリピートやイニシエーションラブなんかも読んで、 結構パズルと言うか凝った作品が印象的だったので、期待して読む。 しかし。 ありえない頭の中学生の理論も面倒だし、 彼女が殺されてのんきにくだくだとコトバ遊びを繰り広げるカレシ。 昔のいわゆる本格推理もののノスタルジーもなく、 かといって今の小道具もまったく生かされず、 ひたすら中途半端でだるい。 うーん、これで今年の読み納めはやだなー。 | ||||
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