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的の男
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的の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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2000年に創元推理文庫として出たもの(定価920円+税)。 1978年に実業之日本社から出た『的の男』(1985年にケイブンシャ文庫化)と、1961年に角川書店から出た『お茶とプール』の2つの長篇を合わせて一冊としたもの。 多岐川恭は、どちらかというと時代小説家として活躍した人だが、ミステリにも秀作が多い。2000年から東京創元社で復刊が進んでいるが、どれもなかなかの面白さだ。 ミステリとしては、ちょっと弱い部分がある。「謎」を魅力的に見せる集中力のようなものが欠けるのではないか。どこか、トリックがぼやけてしまう印象がある。 しかし、アイデアは秀逸だし、ユーモアがあり、人物造形も魅力的。読んでいて楽しい人だ。 一読の価値のある作家と思う。 | ||||
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