四日間の奇蹟

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評判

四日間の奇蹟の評価:

3.38/5点 レビュー 205件。 B ランク

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平均点3.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全222件 161〜180 9/12ページ
No.62
(4pt)

死期がわかって死ぬまで健康なら!

第一回このミス大賞受賞作品。留学先のウイーンで薬指を失った前途有望な元ピアニスト如月と指を失った事件が縁で面倒を見ることになった脳に障害がある少女千織。少女は特異な才能を持っていた。一度聞けば完全に曲を覚え弾けるのだ。ある施設を慰問のために二人は訪れる。施設の運営スタッフの一人で、彼らをよんだ女性真理子は元ピアニストの高校の後輩で、音楽関係のクラブで一緒だった。コンサートが終わり、勧められて二人はもう数日滞在することになった。真理子と千織はヘリコプターの飛行を見に行き事故に巻き込まれる。千織をかばった真理子は大けがを負い、死線をさまよう。真理子の精神が千織に乗り移り、それまでの人生を如月に語る。自分は何のために生まれてきたのか。子どもを産めない体のために離縁され、両親に死なれひとりぽっちになった自分。しかし、施設の人々から母のように慕われ、離婚した元夫、義理の妹たちにも思われ続けられていることを知る。三日目の真夜中、真理子とともに行った誰もいない集会所で、如月は千織の体に入り込み、ピアノを弾く。直後、真理子は満足して千織の体を去り、死んでいく。その後、千織の心は外の世界に向き始め、ことばも増えていく。二人は、ウイーンで世話になった如月のかつての恩師に、ピアノを聞かせるため、二人を結びつけたウイーンに旅立つ。よく考えられた作品だ。クライマックスでの高まりがもう少しあればと思うが、こんなものだろう。最初から飽きさせずに読ませる技術は新人とは思えない。設定も月並みなものなのだそうだが、私は『ノルウェー』の森を思い出した。真理子がぐちゃぐちゃしゃべり、ただそれを聞く如月、やさしい?何もできない・しない?男。勝手に納得して死んでいく真理子。普通は死ぬまでの三日間くらいは、話すこともままならないのだから、思いのたけなど話せない。もし、三日後に死ぬということがわかっていて、それまでの人生が幸福でなかったら、幸福でないというよりも、幸福に気づいていなかったら、そして体が健康で思いきり話し行動できるのならば、このようなことになるのだろうか。読後感はいまひとつすっきりしない。しかし、読む価値はじゅうぶんにある作品だ。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.61
(4pt)

死期がわかって死ぬまで健康なら!

第一回このミス大賞受賞作品。留学先のウイーンで薬指を失った前途有望な元ピアニスト如月と指を失った事件が縁で面倒を見ることになった脳に障害がある少女千織。少女は特異な才能を持っていた。一度聞けば完全に曲を覚え弾けるのだ。ある施設を慰問のために二人は訪れる。施設の運営スタッフの一人で、彼らをよんだ女性真理子は元ピアニストの高校の後輩で、音楽関係のクラブで一緒だった。コンサートが終わり、勧められて二人はもう数日滞在することになった。真理子と千織はヘリコプターの飛行を見に行き事故に巻き込まれる。千織をかばった真理子は大けがを負い、死線をさまよう。真理子の精神が千織に乗り移り、それまでの人生を如月に語る。自分は何のために生まれてきたのか。子どもを産めない体のために離縁され、両親に死なれひとりぽっちになった自分。しかし、施設の人々から母のように慕われ、離婚した元夫、義理の妹たちにも思われ続けられていることを知る。三日目の真夜中、真理子とともに行った誰もいない集会所で、如月は千織の体に入り込み、ピアノを弾く。直後、真理子は満足して千織の体を去り、死んでいく。その後、千織の心は外の世界に向き始め、ことばも増えていく。二人は、ウイーンで世話になった如月のかつての恩師に、ピアノを聞かせるため、二人を結びつけたウイーンに旅立つ。よく考えられた作品だ。クライマックスでの高まりがもう少しあればと思うが、こんなものだろう。最初から飽きさせずに読ませる技術は新人とは思えない。設定も月並みなものなのだそうだが、私は『ノルウェー』の森を思い出した。真理子がぐちゃぐちゃしゃべり、ただそれを聞く如月、やさしい?何もできない・しない?男。勝手に納得して死んでいく真理子。普通は死ぬまでの三日間くらいは、話すこともままならないのだから、思いのたけなど話せない。もし、三日後に死ぬということがわかっていて、それまでの人生が幸福でなかったら、幸福でないというよりも、幸福に気づいていなかったら、そして体が健康で思いきり話し行動できるのならば、このようなことになるのだろうか。読後感はいまひとつすっきりしない。しかし、読む価値はじゅうぶんにある作品だ。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.60
(4pt)

善意の人たち

ごちゃごちゃした難しいことはわかりませんが、もし、本を読んで良かったか、或いはそうでなかったか、の二つに分けるとするならば、間違いなくこの本は、「読んでよかった本」であったと思います。この小説、登場する人物すべてが“よい人”でした。“よい人”というのは、決して強い人間ではなく、むしろ感情的になったり、弱さもさらけ出したりするのですが、心がきれいで優しく、善意の塊みたいなのです。こう書いてしまうと、能天気なストーリーに聞こえてしまうかもしれませんが、それでもいいじゃありませんか。ぎすぎすした現実から逃避するのではなく、人の心の中には誰でも、汚れなき美しい部分が存在し、それが共鳴しあって、理想郷のような社会が形成される・・・そんなことを信じても、罰は当らないと思うのです。読んでいる最中、あるいは読み終わったあとも、善意や優しさがからだを包み込んでくれているような気持ちになり、それがたまらなく心地よいのでした。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.59
(4pt)

善意の人たち

ごちゃごちゃした難しいことはわかりませんが、もし、本を読んで良かったか、或いはそうでなかったか、の二つに分けるとするならば、間違いなくこの本は、「読んでよかった本」であったと思います。この小説、登場する人物すべてが“よい人”でした。“よい人”というのは、決して強い人間ではなく、むしろ感情的になったり、弱さもさらけ出したりするのですが、心がきれいで優しく、善意の塊みたいなのです。こう書いてしまうと、能天気なストーリーに聞こえてしまうかもしれませんが、それでもいいじゃありませんか。ぎすぎすした現実から逃避するのではなく、人の心の中には誰でも、汚れなき美しい部分が存在し、それが共鳴しあって、理想郷のような社会が形成される・・・そんなことを信じても、罰は当らないと思うのです。読んでいる最中、あるいは読み終わったあとも、善意や優しさがからだを包み込んでくれているような気持ちになり、それがたまらなく心地よいのでした。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.58
(4pt)

いろいろ…

良く出来た小説だと思います。描写は丁寧でうまいです。でも、障害者を抱え込むって、もっと重いことじゃないでしょうか。もっと葛藤があってもいいのでは。如月さんの家族が簡単に千織を受け入れてしまうことが納得できない。真理子さんについても、田舎にお嫁に行くってもっと汚いことや泥臭いことがありますよね。子供ができないからと言う理由で離婚しているのに、「その家が長く続いてくれればいい・・・」と言う考えは理解できない。女性の生き方としてあまり好きではない。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.57
(4pt)

いろいろ…

良く出来た小説だと思います。描写は丁寧でうまいです。でも、障害者を抱え込むって、もっと重いことじゃないでしょうか。もっと葛藤があってもいいのでは。如月さんの家族が簡単に千織を受け入れてしまうことが納得できない。真理子さんについても、田舎にお嫁に行くってもっと汚いことや泥臭いことがありますよね。子供ができないからと言う理由で離婚しているのに、「その家が長く続いてくれればいい・・・」と言う考えは理解できない。女性の生き方としてあまり好きではない。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.56
(4pt)

このミステリーはファンタジー

手に汗握るミステリーというよりは,こころ暖まるSF的なファンタジーという感じ。でもそれはそれで,随所に出てくるピアノによるクラッシックが効果的に展開を際だたせ,少女の弾いているピアノの旋律が耳にはっきり聞こえてくるよう。ナースの真理子との再会以後の出来事はあまりにも出来すぎと言えないことはないけど,真理子の人間性や心の内面が逆に小説の中に引き込んでいってくれる。つくりごとと分かっていても,このような世界があればいいと素直に思えるし,最後は心和む終わり方でよかったと思える作品。ドラマや映画にしてもおもしろそうな感じ。読む前に,あまりに誇張された作品紹介のコピーに惑わされずに,白紙の気持ちで読めばすばらしいと思える作品。若い人の方が素直によめるのかな。・・・この作品を読んで,浅倉卓弥の今後の作品に興味を持った。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.55
(4pt)

このミステリーはファンタジー

手に汗握るミステリーというよりは,こころ暖まるSF的なファンタジーという感じ。でもそれはそれで,随所に出てくるピアノによるクラッシックが効果的に展開を際だたせ,少女の弾いているピアノの旋律が耳にはっきり聞こえてくるよう。ナースの真理子との再会以後の出来事はあまりにも出来すぎと言えないことはないけど,真理子の人間性や心の内面が逆に小説の中に引き込んでいってくれる。つくりごとと分かっていても,このような世界があればいいと素直に思えるし,最後は心和む終わり方でよかったと思える作品。ドラマや映画にしてもおもしろそうな感じ。読む前に,あまりに誇張された作品紹介のコピーに惑わされずに,白紙の気持ちで読めばすばらしいと思える作品。若い人の方が素直によめるのかな。・・・この作品を読んで,浅倉卓弥の今後の作品に興味を持った。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.54
(5pt)

この本のおかげで本が大好きになりました☆

私の中学校では「読書の時間」という本を読む時間があります。その時間に読む本がなくなったので友達のススメで読んでみました。読んでみると涙がもうボロボロ出る出る・・・。最後のほうは一気に読んでしまいました。今まで話題の本を沢山読みましたが、この本が1番良かったです。本ってこんなにすばらしいものなんだと初めて思いました。この本のおかげで本が大好きになりました。是非、ドラマ化や映画化をしてほしいです!!本当にありがとうございました!!
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.53
(5pt)

この本のおかげで本が大好きになりました☆

私の中学校では「読書の時間」という本を読む時間があります。その時間に読む本がなくなったので友達のススメで読んでみました。読んでみると涙がもうボロボロ出る出る・・・。最後のほうは一気に読んでしまいました。今まで話題の本を沢山読みましたが、この本が1番良かったです。本ってこんなにすばらしいものなんだと初めて思いました。この本のおかげで本が大好きになりました。是非、ドラマ化や映画化をしてほしいです!!本当にありがとうございました!!
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.52
(4pt)

いい本です。

 まず、読ませる力(文章力)が圧倒的でした。小難しい脳生理学の話も、口数の多い登場人物(特に真理子)の長セリフも、すんなりと頭に入ってきます。読者に対する説明的な内容ながら、一つひとつがストーリーラインとして機能。無駄がありません。 やはりここでも触れておきますが、話の要となる要素について。ネタとしては前出の異作(僕は未読です)と重なるそうですが、それ以前に個人的にはよくある展開だな、と感じました。しかし、そんなことは全く気になりません。真理子が抱える生と死への葛藤は、もし自分が同じ状況になってしまったらと考えるととても共感できるものでしたし、それでいて最後に彼女が導き出した結論は、ここでは果たして自分はどうするだろうか・・・と考えさせられました。 クライマックスにおける教会での真理子のやりとりと、そこから派生して起こる現象は、ただただ引き込まれます。そして訪れる再生、別れ。心を揺さぶられる物語は終焉を迎えます。 蛇足ながら、ベートーヴェンのピアノソナタ、かの有名な「月光」をあらかじめ第3楽章まで聴いておいて、曲構成を覚えておくとクライマックスのシーンはより感動的になると思います。 
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.51
(4pt)

いい本です。

 まず、読ませる力(文章力)が圧倒的でした。小難しい脳生理学の話も、口数の多い登場人物(特に真理子)の長セリフも、すんなりと頭に入ってきます。読者に対する説明的な内容ながら、一つひとつがストーリーラインとして機能。無駄がありません。 やはりここでも触れておきますが、話の要となる要素について。ネタとしては前出の異作(僕は未読です)と重なるそうですが、それ以前に個人的にはよくある展開だな、と感じました。しかし、そんなことは全く気になりません。真理子が抱える生と死への葛藤は、もし自分が同じ状況になってしまったらと考えるととても共感できるものでしたし、それでいて最後に彼女が導き出した結論は、ここでは果たして自分はどうするだろうか・・・と考えさせられました。 クライマックスにおける教会での真理子のやりとりと、そこから派生して起こる現象は、ただただ引き込まれます。そして訪れる再生、別れ。心を揺さぶられる物語は終焉を迎えます。 蛇足ながら、ベートーヴェンのピアノソナタ、かの有名な「月光」をあらかじめ第3楽章まで聴いておいて、曲構成を覚えておくとクライマックスのシーンはより感動的になると思います。 
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.50
(4pt)

優しい物語

友人から勧められて読みました。「ミステリー」というジャンルにこだわらずに読んだので素直に感動することが出来ました。どの登場人物も優しく描かれていて、その優しさにホロリときました。ただ、「真理子」が喋りすぎの感があって、「煩いなー」と思ってしまいました。気持ちの交流は「言葉」ではないんだというのを理解しているはずの女性がこんなに喋るのはなんだか不自然というか、ちょっとがっかりです。奇跡の4日間が終わったところで、千織の言語が著しい変化を遂げるのですが、ここもなんとなく納得できない。たどたどしいながらも、ケイパパには自分の気持ちを伝えようとし、ケイパパもなんとか千織の気持ちを理解しようと努める、前半の関係の方が断然好きです。作者の次回作も楽しみにしています。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.49
(4pt)

優しい物語

友人から勧められて読みました。「ミステリー」というジャンルにこだわらずに読んだので素直に感動することが出来ました。どの登場人物も優しく描かれていて、その優しさにホロリときました。ただ、「真理子」が喋りすぎの感があって、「煩いなー」と思ってしまいました。気持ちの交流は「言葉」ではないんだというのを理解しているはずの女性がこんなに喋るのはなんだか不自然というか、ちょっとがっかりです。奇跡の4日間が終わったところで、千織の言語が著しい変化を遂げるのですが、ここもなんとなく納得できない。たどたどしいながらも、ケイパパには自分の気持ちを伝えようとし、ケイパパもなんとか千織の気持ちを理解しようと努める、前半の関係の方が断然好きです。作者の次回作も楽しみにしています。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.48
(5pt)

麻薬の効能

まるで自分がそこに居るような錯覚を覚えます。後半に入ってからはかなり感情移入してしまって気がついたら涙が溢れていました。いい歳した男が小説で泣くなんて思いませんでしたけど読み終わったとき優しい気持ちになれましたよ
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.47
(5pt)

麻薬の効能

まるで自分がそこに居るような錯覚を覚えます。後半に入ってからはかなり感情移入してしまって気がついたら涙が溢れていました。いい歳した男が小説で泣くなんて思いませんでしたけど読み終わったとき優しい気持ちになれましたよ
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.46
(4pt)

初のレビューです(ご容赦を)

 これから、読む人のために、なるべく「ネタばれ」になることは、書きません(^^) 私は、この本の文体がかもし出す正統派の雰囲気が気に入り、読んでみることにしました。冒頭では、動きが見られず、自然に読むスピードも遅くなりました。ですが、後半の落雷のシーンから、どんどん読むペースは早くなり、最後には、『ある人』の残された時間にシンクロするかのように、速く!速く!読まなくちゃと夜遅くまで読み続けました。登場人物に感情移入してしまう、作品に出会うことは、めったにありません。私は、この作品に出会えてよかったと思います。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.45
(4pt)

初のレビューです(ご容赦を)

 これから、読む人のために、なるべく「ネタばれ」になることは、書きません(^^) 私は、この本の文体がかもし出す正統派の雰囲気が気に入り、読んでみることにしました。冒頭では、動きが見られず、自然に読むスピードも遅くなりました。ですが、後半の落雷のシーンから、どんどん読むペースは早くなり、最後には、『ある人』の残された時間にシンクロするかのように、速く!速く!読まなくちゃと夜遅くまで読み続けました。登場人物に感情移入してしまう、作品に出会うことは、めったにありません。私は、この作品に出会えてよかったと思います。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.44
(4pt)

ちょっと奇蹟が過ぎるかな

面白いです。著者のデビュー作ですが、最後まで飽きずに読ませる力を持っています。ただ、「このミス」大賞の選考基準を踏まえた上で一言言わせていただければ、後半、特にオチに近づくと冗漫になる点がやはり気になります。青年には、他人の体を借りるのではなく、今の自分を出発点にした演奏をして欲しかったなぁ・・・最後の日の引っ張り方も、ちょっともたついた気がします。しかし全体に流れる空気は軽やかで、気持ちよく読み進めます。何気ないセリフに心を打たれることもありました。雰囲気の作り方が上手な作家さんですね。次回作にも期待しています。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.43
(4pt)

ちょっと奇蹟が過ぎるかな

面白いです。著者のデビュー作ですが、最後まで飽きずに読ませる力を持っています。ただ、「このミス」大賞の選考基準を踏まえた上で一言言わせていただければ、後半、特にオチに近づくと冗漫になる点がやはり気になります。青年には、他人の体を借りるのではなく、今の自分を出発点にした演奏をして欲しかったなぁ・・・最後の日の引っ張り方も、ちょっともたついた気がします。しかし全体に流れる空気は軽やかで、気持ちよく読み進めます。何気ないセリフに心を打たれることもありました。雰囲気の作り方が上手な作家さんですね。次回作にも期待しています。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431