四日間の奇蹟

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四日間の奇蹟の評価:

3.38/5点 レビュー 205件。 B ランク

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平均点3.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全222件 81〜100 5/12ページ
No.142
(5pt)

受賞の評にある 「原石」の輝きを感じました

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作、ということで、読む前から一定の評価を得ている小説でした。感涙のベストセラーとして100万部以上読まれている作品ですから、悪いわけがありません。文庫本にして500ページ、結構なボリュームでしたが、一気に読みました。この『四日間の奇蹟』をジャンル分けする場合「ミステリー」かどうかは難しい所ですが、「ファンタジー」という扱いではないと思います。『四日間の奇蹟』というタイトル通り、素直に「奇蹟」を描いた小説である、と読み進めるのが一番しっくりときそうです。「四日間」という限定された時間枠の中での登場人物の心の内面描写は、時には饒舌過ぎて、「行間を読む」という小説の醍醐味からは外れますが、「人間の生き方」というものを考えさせられたのも事実です。「脳の障害」「生と死」という重いテーマでしたが、「愛」で包みこむことで救われていく小説でもありました。倉野医師の言葉の中で、「自己犠牲」に触れている箇所があり、「それが究極的な意味で人間を人間たらしめている行動」だ、という言葉の中にこの作品の描きたい主題がありますね。ラスト近くの夜の「礼拝堂」において、「昼間の祈りが神への畏怖と祝福なのだとしたら、夜の祈りは死への恐れ」だと真理子が言う言葉の後におとずれる「奇蹟」の瞬間。その時に弾かれるベートーヴェンのピアノソナタ「月光」の音楽。「ピアノ」という狂言廻しの設定を得て、全編を通して、非常に象徴的なシーンだったと思います。残念ながら、映画は見ていませんが、原作同様しっかりと撮られていると予想しています。私には、まだ「映画を見る」という楽しみを残していますので、しばらくこの作品との付き合いが続きそうです。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.141
(5pt)

受賞の評にある 「原石」の輝きを感じました

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作、ということで、読む前から一定の評価を得ている小説でした。感涙のベストセラーとして100万部以上読まれている作品ですから、悪いわけがありません。文庫本にして500ページ、結構なボリュームでしたが、一気に読みました。この『四日間の奇蹟』をジャンル分けする場合「ミステリー」かどうかは難しい所ですが、「ファンタジー」という扱いではないと思います。『四日間の奇蹟』というタイトル通り、素直に「奇蹟」を描いた小説である、と読み進めるのが一番しっくりときそうです。「四日間」という限定された時間枠の中での登場人物の心の内面描写は、時には饒舌過ぎて、「行間を読む」という小説の醍醐味からは外れますが、「人間の生き方」というものを考えさせられたのも事実です。「脳の障害」「生と死」という重いテーマでしたが、「愛」で包みこむことで救われていく小説でもありました。倉野医師の言葉の中で、「自己犠牲」に触れている箇所があり、「それが究極的な意味で人間を人間たらしめている行動」だ、という言葉の中にこの作品の描きたい主題がありますね。ラスト近くの夜の「礼拝堂」において、「昼間の祈りが神への畏怖と祝福なのだとしたら、夜の祈りは死への恐れ」だと真理子が言う言葉の後におとずれる「奇蹟」の瞬間。その時に弾かれるベートーヴェンのピアノソナタ「月光」の音楽。「ピアノ」という狂言廻しの設定を得て、全編を通して、非常に象徴的なシーンだったと思います。残念ながら、映画は見ていませんが、原作同様しっかりと撮られていると予想しています。私には、まだ「映画を見る」という楽しみを残していますので、しばらくこの作品との付き合いが続きそうです。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.140
(4pt)

大賞取るだけのことはある。

「このミステリーが凄い」大賞(だっけ?)受賞しただけのことはあって、非常に読み易い。ええじゃないか賞を個人的にあげたい。何処がミステリーなのか突っ込みたいところではあるが、元々音楽に携わっていただけあって、曲の描写が非常に迫力がありますな。映画版では石田ゆりこさんが出演なさっております。なので、僕は好きです。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.139
(4pt)

大賞取るだけのことはある。

「このミステリーが凄い」大賞(だっけ?)受賞しただけのことはあって、非常に読み易い。ええじゃないか賞を個人的にあげたい。何処がミステリーなのか突っ込みたいところではあるが、元々音楽に携わっていただけあって、曲の描写が非常に迫力がありますな。映画版では石田ゆりこさんが出演なさっております。なので、僕は好きです。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.138
(5pt)

よい本だと思います

敬輔さんと千織の言葉がとても好きです。「敬パパの手―なりたい」「僕も彼女も、お前を守ったこと、自分がそうしたことを少しも悔いていない。…だからもう泣かなくていい。―難しいか?」などシンプルな表現の中に信頼と愛情が満ちている、と思いました。こうゆう関係を築ける人が現実の世にどれほどいるだろうか。障害は多くの場合、その人自身の心に影を落すが、そこから抜け出ることは可能なんだ。むしろそれにより多くの糧を得ることができる。そう思います。読後感がさわやかで後半は何度も読み返しています。加羽沢さんのテーマ曲「敬パパの手になりたい」が物語りにぴったりでいつも電車の中で聞きながら読み返しています。この本に出会えてよかった。同じような設定の某作品も読みましたが「四日間」のメッセージはまったく別のように思います。多くの人に読んでいただきたい作品です。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.137
(5pt)

よい本だと思います

敬輔さんと千織の言葉がとても好きです。「敬パパの手―なりたい」「僕も彼女も、お前を守ったこと、自分がそうしたことを少しも悔いていない。…だからもう泣かなくていい。―難しいか?」などシンプルな表現の中に信頼と愛情が満ちている、と思いました。こうゆう関係を築ける人が現実の世にどれほどいるだろうか。障害は多くの場合、その人自身の心に影を落すが、そこから抜け出ることは可能なんだ。むしろそれにより多くの糧を得ることができる。そう思います。読後感がさわやかで後半は何度も読み返しています。加羽沢さんのテーマ曲「敬パパの手になりたい」が物語りにぴったりでいつも電車の中で聞きながら読み返しています。この本に出会えてよかった。同じような設定の某作品も読みましたが「四日間」のメッセージはまったく別のように思います。多くの人に読んでいただきたい作品です。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.136
(4pt)

評価に悩む・・・

あまり触れる人がいないようなのですが・・・描写力が優れている、というより、読み易い文章を書く能力では、現代の作家の中でも上位に位置すると思います。これだけのページ数を苦も無くすらすら読ませる文体は、そうお目にかかれません。ただ難しい言葉や表現を並べるだけの多くの作家とは一線を画しているでしょう。ただ。おしい点が非常に多い。長い会話、押し付けがましい脳の説明、別作品で見たような「奇蹟」の内容、中盤のだらだらジメジメした部分(三日目)、事故なんかの不自然さ、人物描写の少なさ、などなど・・・それぞれ、もう少しうまく描けた出来た気がするのです。文章は優れているだけに残念。この作品には、解説に登場する「原石」という単語がぴったり当てはまるのでしょう。今後の作品に期待したいところです。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.135
(4pt)

評価に悩む・・・

あまり触れる人がいないようなのですが・・・描写力が優れている、というより、読み易い文章を書く能力では、現代の作家の中でも上位に位置すると思います。これだけのページ数を苦も無くすらすら読ませる文体は、そうお目にかかれません。ただ難しい言葉や表現を並べるだけの多くの作家とは一線を画しているでしょう。ただ。おしい点が非常に多い。長い会話、押し付けがましい脳の説明、別作品で見たような「奇蹟」の内容、中盤のだらだらジメジメした部分(三日目)、事故なんかの不自然さ、人物描写の少なさ、などなど・・・それぞれ、もう少しうまく描けた出来た気がするのです。文章は優れているだけに残念。この作品には、解説に登場する「原石」という単語がぴったり当てはまるのでしょう。今後の作品に期待したいところです。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.134
(4pt)

メッセージは非常に深かった

読後に解説を読んで、納得させられた部分も多かったが、人はどれだけ
自分のために?誰かのために生きたらよいのか?報われるのか?幸せと思えるのか?
これに全力で答えようとしている意思は強く感じた。
何を持って幸せと言えるのか?何を持って報われたと言えるのか?
その定義すら結論は一意に出せないとは分かっているが、自分の人生を
豊かに出来る思考のきっかけとして、充分に印象的な作品だった。
同作の映画化版(DVDあり)も一緒に見ることをお奨めします。
小説と映画で相互補完して一つの大きなメッセージを伝えてくれます。
帯にあった、「泣ける」かどうか?については号泣とまではいきませんでしたが、泣きたい人は映画の方がより泣けると思いますよ。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.133
(4pt)

メッセージは非常に深かった

読後に解説を読んで、納得させられた部分も多かったが、人はどれだけ
自分のために?誰かのために生きたらよいのか?報われるのか?幸せと思えるのか?
これに全力で答えようとしている意思は強く感じた。
何を持って幸せと言えるのか?何を持って報われたと言えるのか?
その定義すら結論は一意に出せないとは分かっているが、自分の人生を
豊かに出来る思考のきっかけとして、充分に印象的な作品だった。
同作の映画化版(DVDあり)も一緒に見ることをお奨めします。
小説と映画で相互補完して一つの大きなメッセージを伝えてくれます。
帯にあった、「泣ける」かどうか?については号泣とまではいきませんでしたが、泣きたい人は映画の方がより泣けると思いますよ。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.132
(5pt)

なかなか読ませす 泣かせます

先入観念なく読んだ者としては、最後まで、しっとりと読み終えることが出来ました。 偶然が重なり、発達障害の子供の体に、昔の片思いの女性が入ってしまう。 そして、発達障害児を生かして自分は死んでゆく女性の心の動き、よく描いていると思いました。 人の生き死に、愛憎を見聞きする中年以降に読むと味わい深い作品と思います。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.131
(5pt)

なかなか読ませす 泣かせます

先入観念なく読んだ者としては、最後まで、しっとりと読み終えることが出来ました。 偶然が重なり、発達障害の子供の体に、昔の片思いの女性が入ってしまう。 そして、発達障害児を生かして自分は死んでゆく女性の心の動き、よく描いていると思いました。 人の生き死に、愛憎を見聞きする中年以降に読むと味わい深い作品と思います。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.130
(4pt)

音楽によって情景を語る

3人目の主人公とも言える真理子は、雷事故をきっかけに魂移しがおきてしまう。魂は雷事故で庇った相手の体に乗り移っているが、その期間は4日しかないことを知っている。一方、自分の体の方は、ほぼ助かるのが絶望的という状況。「相手の魂ごと自分の体を殺してしまえば、自分は助かるかもしれない。」そんな思いになるのは、当然とも言える。しかし、最後にはすべてに満足して、自分からもとの体に戻って、そしてエンディングを迎える。とても感動する話だ。主人公がピアニストという設定のためか、この本では多くの作曲家の曲が登場する。ドヴォルザーク、シューマン、ベートーヴェン、ドビッシー、リストetc..いづれも有名な曲ばかりだ。この中で、この本で特別な意味を持つ曲がある。それが、ベートーヴェンの「月光」と、シューマンの「子供の情景」、シューマンの「子犬のワルツ」。それぞれの曲は、敬輔、千織、真理子を象徴している。それぞれの曲と登場人物を比較して読んでみると、まさにぴったりの選曲でおもしろい。また、重要な場面は、ナレーションや会話はなくなり、すべて音楽によって描写されている。この物語の映画を見る機会があったのだが、タイトルにあまり惹かれなくてチャンスを逃してしまった。もし、次回にチャンスがあったら、見てみたい。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.129
(4pt)

音楽によって情景を語る

3人目の主人公とも言える真理子は、雷事故をきっかけに魂移しがおきてしまう。魂は雷事故で庇った相手の体に乗り移っているが、その期間は4日しかないことを知っている。一方、自分の体の方は、ほぼ助かるのが絶望的という状況。「相手の魂ごと自分の体を殺してしまえば、自分は助かるかもしれない。」そんな思いになるのは、当然とも言える。しかし、最後にはすべてに満足して、自分からもとの体に戻って、そしてエンディングを迎える。とても感動する話だ。主人公がピアニストという設定のためか、この本では多くの作曲家の曲が登場する。ドヴォルザーク、シューマン、ベートーヴェン、ドビッシー、リストetc..いづれも有名な曲ばかりだ。この中で、この本で特別な意味を持つ曲がある。それが、ベートーヴェンの「月光」と、シューマンの「子供の情景」、シューマンの「子犬のワルツ」。それぞれの曲は、敬輔、千織、真理子を象徴している。それぞれの曲と登場人物を比較して読んでみると、まさにぴったりの選曲でおもしろい。また、重要な場面は、ナレーションや会話はなくなり、すべて音楽によって描写されている。この物語の映画を見る機会があったのだが、タイトルにあまり惹かれなくてチャンスを逃してしまった。もし、次回にチャンスがあったら、見てみたい。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.128
(5pt)

いのちの神秘を、ピアノの調べにのせて奏でたら・・・

 第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作・・・推理とかそういったものを越えた、いのちの神秘という壮大なテーマをハートウォーミングに描いた傑作。 脳に障がいを持つ少女・ピアニストの道を絶たれた男・本当の家族を求め彷徨った女傷や埋められない孤独を抱えた登場人物たちが、等身大の姿でこの世で生きるとは?と読者に優しく問いかけてくる。 静かな深い感動に包まれるこの作品の調べを、聴いてみませんか?
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.127
(5pt)

いのちの神秘を、ピアノの調べにのせて奏でたら・・・

 第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作・・・推理とかそういったものを越えた、いのちの神秘という壮大なテーマをハートウォーミングに描いた傑作。 脳に障がいを持つ少女・ピアニストの道を絶たれた男・本当の家族を求め彷徨った女傷や埋められない孤独を抱えた登場人物たちが、等身大の姿でこの世で生きるとは?と読者に優しく問いかけてくる。 静かな深い感動に包まれるこの作品の調べを、聴いてみませんか?
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.126
(5pt)

涙が止まりません

20歳過ぎた男が人前で(電車に乗って読んでました)泣いてしまいました。感動するポイントは人それぞれだし、涙もろい人とそうで無い人がいるでしょうから、絶対泣ける1冊とは言えませんが、少なくとも私は号泣でした。嗚咽を漏らしつつ泣いたのは実に久し振りです。内容は驚くような展開では無く、予想外の結末が待っているでも無い。中盤までは事件という事件すら起こらず、それでも一気に読みきってしまいました。読み厭きる事が無かったのはやはり、卓越した文章力が成せる業なのでしょう。不要な情景描写を省いた簡潔な文章が読み手の想像力を掻き立て、事件をより一層身近に感じさせる、それにより感情移入が容易になり、噎び泣く事になるのでしょう。因みにミステリーではありません。映画化との事ですが、どうなる事でしょうか…
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.125
(5pt)

涙が止まりません

20歳過ぎた男が人前で(電車に乗って読んでました)泣いてしまいました。感動するポイントは人それぞれだし、涙もろい人とそうで無い人がいるでしょうから、絶対泣ける1冊とは言えませんが、少なくとも私は号泣でした。嗚咽を漏らしつつ泣いたのは実に久し振りです。内容は驚くような展開では無く、予想外の結末が待っているでも無い。中盤までは事件という事件すら起こらず、それでも一気に読みきってしまいました。読み厭きる事が無かったのはやはり、卓越した文章力が成せる業なのでしょう。不要な情景描写を省いた簡潔な文章が読み手の想像力を掻き立て、事件をより一層身近に感じさせる、それにより感情移入が容易になり、噎び泣く事になるのでしょう。因みにミステリーではありません。映画化との事ですが、どうなる事でしょうか…
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431
No.124
(4pt)

傑作

本書の「ネタ」は、私の好きな作家の作品でも使われたものでしたが、それでもやはり、実際に読んだときにはビックリしました。その持っていき方が巧かったからでしょう。細かく見ると、批判を加えたい部分はある。でもその荒削りな部分を差し置いても、作者の文才には目を見張るものがあるし、その点において、「今は荒削りでも、今後に大いに期待できる才能のある作家を発掘する」という、『このミス大賞』の理念が見えます。最近「~賞受賞」作の中には、印象に残らない作品が多いように思いますが、その中で間違いなく読む価値のある本であると思います。映画化されるようですが、映画を通して本書に出会い、「本を読む」楽しさを知る人が増えるといいですね。
四日間の奇蹟 Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟より
4796630597
No.123
(4pt)

傑作

本書の「ネタ」は、私の好きな作家の作品でも使われたものでしたが、それでもやはり、実際に読んだときにはビックリしました。その持っていき方が巧かったからでしょう。細かく見ると、批判を加えたい部分はある。でもその荒削りな部分を差し置いても、作者の文才には目を見張るものがあるし、その点において、「今は荒削りでも、今後に大いに期待できる才能のある作家を発掘する」という、『このミス大賞』の理念が見えます。最近「~賞受賞」作の中には、印象に残らない作品が多いように思いますが、その中で間違いなく読む価値のある本であると思います。映画化されるようですが、映画を通して本書に出会い、「本を読む」楽しさを知る人が増えるといいですね。
四日間の奇蹟 (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 四日間の奇蹟 (宝島社文庫)より
4796638431