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凶弾のゆくえ



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【この小説が収録されている参考書籍】
凶弾のゆくえ (集英社文庫)

凶弾のゆくえの評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

緊迫あるサスペンスと惹かれあうロマンスが。

たまの海外小説はメリハリが効いていてめちゃハマるよねー
現に多発している銃乱射事件を題材に。
それをサスペンスに、そしてそれが引き金となって生じたロマンスを描く。
”やさしさと思いやりと情熱をまた置き去りにするとき”というフレーズが響く。
凶弾のゆくえ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:凶弾のゆくえ (集英社文庫)より
408760795X
No.1:
(4pt)

予想できなかった展開

シビアな事件がテーマとなっていますが、ともに被害者であるエルとコールダーが惹かれ合っていくようすが素敵で、わくわくしながら読んでいました。主人公ふたりは今回もとても魅力的です。
展開はスピード感と緊張感があり、ダレることなくあっという間に読み進みました。
ただ細かいところではやや難点も。後半、コールダ―がなぜここまできて“またもや”エルに自分の考えを打ち明けずに行動し、わざわざ事を面倒にするのか(理由はありますが説得力が今一つ)。エルの言動もいい感じだったのに途中ウザく感じたり(いつも決して邪魔にならない率直な女性を描くのに)。…そのうち、またそれぞれ名誉挽回するのですが。
終盤のどんでん返しには驚きました。予想できる人はほとんどいないのではないかと思うほど。

サンドラ・ブラウンは基本大好きな作家です。彼女の描くロマンスはときめくし、毎回新しいテーマに臨むところもすごい。私はここ最近ロマンス系小説から離れていますが(本書はロマンティックサスペンス)、サンドラの作品はこれからもずっと読み続けたいと思っています。加えて林啓恵さんの訳文も以前から好きなので専属になっていてくれて嬉しいです。
次作は1年後でしょうか。楽しみにしています。
凶弾のゆくえ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:凶弾のゆくえ (集英社文庫)より
408760795X

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