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三毛猫ホームズの推理
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三毛猫ホームズの推理の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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血を見ると貧血を起こし、女性相手がやや苦手な刑事片山義太郎。羽衣大学で発生した女子大生滅多刺し事件について三田村警視の森崎学部長が知り合いともあり片山が羽衣女子大学に行きそこで巻き起こる事件に立ち向かっていく。石津刑事がまだ登場せず、ホームズと初めて出会うのもこの話。晴美も登場しますが、あまり出番はありません。謎解きについて、なかなか進展せず新たに事件が発生していき伏線回収出来るのか不安でした…他のシリーズに比べ娯楽要素より謎解き要素がやや多いと思います。 | ||||
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この本は、片山という刑事と三毛猫のホームズという猫と一緒に事件を解決していくという話。この猫はとても天才で、片山に色々と事件を解決するヒントをくれる。話は一冊に一つの話が長々と書かれているので途中で、飽きてしまうかもしれませんが、片山の恋愛だったりも書いてあるので、本当に一冊の本に色々な話が詰め込まれています。シリーズもたくさんあるので、今度、読んでみたいです(^ー^) | ||||
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これは、私が小学校5年の時にはじめて読んだオトナの本です。 赤川次郎さんはキャラクターが立っていて、文章が読みやすい軽妙なイメージのある作家さんですが、 初期の作品には、ミステリーに対するこだわりとサスペンスの持つ陰鬱な空気、そこにユーモアが紛れこん でる感じがおもしろく、この作品もほんの2〜3日で読んでしまったと記憶しています。 赤川さんはこの作品を当初シリーズ化するつもりがなかったと、どこかで読んだ気がします。今思えば、なるほどです。 推理物らしく、「ああ、なるほど」と思うトリックがあり(小学生の時は素直にびっくりしました)どんでんがえしが あり、推理物らしく、たくさんの人が死にます。そこにちょっとだけ、ホームズという猫が”名推理する”(けして、 松子のような人になったりはしませんが・・・)というメルヘン(?)的な要素まで入っていて、本当に今思うと、盛 りだくさんですね。 決してハッピーエンドの楽しい物語はないです。でも、今でも、片山や晴美、ホームズに、この作品ではヒロインの雪 子さん、と、古い友達でも思い出すように覚えているので、この話はやっぱりいい話だと思います。それは、魅力的な 登場人物とドラマティックな物語が印象深いからだと思います。 実のところ、図書館で借りてきたこの本を、私が読んだ後、母が読んで、母に眉をひそめられました。そりゃそうです よね、この話、ベッドシーンはあるわ、愛人バンク(今でいう援助交際ですね)の元締めは出てくるわ、不倫はあるわ、 小5の女子にはちと早い内容でした。だけど、大人になってもこの話がよかったと未だに思っていたのは、この作品の 持つ、ラストの哀愁であったり、うまくいかないもやもやのせいであったのかもしれない、と思うのです。そういった 意味で、赤川作品の中で、この話は私の中でベスト3に入る作品です。 まさか、このシリーズがサザエさんのようにこんなに長く続くとは思わなかったですけど。。。 | ||||
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私は嵐の相葉くんがドラマをする、ということだったので読んでます(笑) 片山は相葉くんと考えればとても面白いです。 私は赤川次郎さんの本を読んだことが一度も無かったので とても新鮮でした。これはミステリー初! の方も気楽に読める本だと思います。 | ||||
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最近東川篤哉とか、ちょっと前だと我孫子武丸とかユーモアミステリが脚光を浴びてますが、 その先駆者と思われる赤川次郎の代表作「三毛猫ホームズ」シリーズの第一作です。 そもそもこの本を最近読むきっかけになったのが、 我孫子武丸の新装版「8の殺人」を読んで、 その中でこの作品が斬新な密室トリックを提示しているとの記述があったせいなのですが、 それ自体もなかなか良く出来たトリックなのもありますが、全体的に文章がこなれています。 ユーモアも絶妙に挿入されており、 多作過ぎるために粗製乱造している作家と思われがちですが、 少なくともこの作品は本格ミステリファン、一般の小説ファンどちらにも耐えうるクオリティだと思います。 エラリー・クイーン好きだとかのガチガチの本格ファンには向かないかも知れませんが、 ライトなミステリに抵抗の無い人にはオススメ。 私も二作目以降を読んで行こうと思います。 | ||||
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当時ファンだった石立鉄男氏が主役を演じる二時間ドラマ(土曜ワイドだったかな)を3本ほど見た後に原作を読んだ…。驚いたのなんのって、何とテレビではシリーズレギュラーの「あの人」(当時私はその役者のファンでもあったのだ)が犯人?!しかも一昨目で死んでるぅ?! 土ワイならではの原作の改変と、読書と視聴の順番間違えた愚か者によって生まれた、作者さえ予想だにしなかったトリックとどんでん返し…。ミステリーを読んでこれほどの衝撃を受けたのはずっと後の十角館ぐらい。作者の意図しない驚愕を読者に与えたという忘れられない作品。 | ||||
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ある雑誌で密室殺人として評価の高い作品だったので読んでみました。確かに密室トリックに関しては鳥肌が立ちました。伏線は山程あったのに全く気付きませんでした。相当以外なモノをトリックに使っています。 密室の他にも連続殺人、売春斡旋など盛り沢山な内容ですが、それ程面白くはなかったです。密室をメインで読むとかなり楽しめる作品だと思います。 | ||||
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ある雑誌で密室殺人として評価の高い作品だったので読んでみました。確かに密室トリックに関しては鳥肌が立ちました。伏線は山程あったのに全く気付きませんでした。相当以外なモノをトリックに使っています。 密室の他にも連続殺人、売春斡旋など盛り沢山な内容ですが、それ程面白くはなかったです。密室をメインで読むとかなり楽しめる作品だと思います。 | ||||
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小学6年くらいの時に読み、読後に動けなくなった。 感慨っていうと違うけど、小さく浅い経験なりに「なんでだろう」「この時にああしてれば」「自分ならどうか」などなど、その衝撃を受け止めるのに小一時間はボケーっとせざるを得ない、そんな作品でした。 中学校に入って、高校に入ってもう一度読むと、少しトリックが大味だなぁとも思う一方で 改めて赤川次郎の描く人間の、奇妙なまでの魅力にやけに心打たれました。 ことに三毛猫ホームズシリーズの女性は毎回素敵ですが、本作はいうべくもありません◎ 軽さが特徴のシリーズ、しかし私はこのやや重い作風ゆえに、この作品が全シリーズで一番心に残るものとなりました やりきれない気持ちを読後に抱えながら、悶々とちょっとした思索にふける時間を楽しんでください◎ | ||||
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小学6年くらいの時に読み、読後に動けなくなった。感慨っていうと違うけど、小さく浅い経験なりに「なんでだろう」「この時にああしてれば」「自分ならどうか」などなど、その衝撃を受け止めるのに小一時間はボケーっとせざるを得ない、そんな作品でした。中学校に入って、高校に入ってもう一度読むと、少しトリックが大味だなぁとも思う一方で改めて赤川次郎の描く人間の、奇妙なまでの魅力にやけに心打たれました。ことに三毛猫ホームズシリーズの女性は毎回素敵ですが、本作はいうべくもありません◎軽さが特徴のシリーズ、しかし私はこのやや重い作風ゆえに、この作品が全シリーズで一番心に残るものとなりましたやりきれない気持ちを読後に抱えながら、悶々とちょっとした思索にふける時間を楽しんでください◎ | ||||
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三毛猫ホームズシリーズは、これが一番面白いかも・・・。 記念すべき第一巻ですが、石津刑事は登場してこない唯一の巻です。 天職とは言えない刑事を仕事にしている主人公、片山。 事実、辞表は出しているのだが、なかなか受理されず、何となく仕事を続けています。 そんな彼に、事件が舞い込み、そこで、本書のキーパーソンである聡明なホームズと出会います。 このシリーズは、別に一巻から、順に読まなければ他の巻が理解できない様なシロモノではないので、ここから読まなくても充分他の巻も楽しめるが、何より僕の感想として、一巻が一番面白かった・・・と思いますね。 | ||||
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三毛猫ホームズシリーズは、これが一番面白いかも・・・。 記念すべき第一巻ですが、石津刑事は登場してこない唯一の巻です。 天職とは言えない刑事を仕事にしている主人公、片山。 事実、辞表は出しているのだが、なかなか受理されず、何となく仕事を続けています。 そんな彼に、事件が舞い込み、そこで、本書のキーパーソンである聡明なホームズと出会います。 このシリーズは、別に一巻から、順に読まなければ他の巻が理解できない様なシロモノではないので、ここから読まなくても充分他の巻も楽しめるが、何より僕の感想として、一巻が一番面白かった・・・と思いますね。 | ||||
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今でも続く人気シリーズであると同時に、実は私が初めてお小遣いで買った小説です。 とにかく面白い。当時小学校の高学年だったと思うが、夢中で町の図書館で以降のシリーズを読み漁った。 当時はよく判らなかった事も今では判るようになった。 登場人物が胸に抱いていた様々な思い、そして悲しみ… すべてがどんでん返しの結末に収束されて行く様には衝撃を憶えました。 推理小説の入門書としては最高の一品かと。 | ||||
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今でも続く人気シリーズであると同時に、実は私が初めてお小遣いで買った小説です。 とにかく面白い。当時小学校の高学年だったと思うが、夢中で町の図書館で以降のシリーズを読み漁った。 当時はよく判らなかった事も今では判るようになった。 登場人物が胸に抱いていた様々な思い、そして悲しみ… すべてがどんでん返しの結末に収束されて行く様には衝撃を憶えました。 推理小説の入門書としては最高の一品かと。 | ||||
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私は本作がシリーズの中で一番読み応えがあると思っています。現代の切り裂きジャックの登場、密室、意外過ぎる犯人、片山兄妹の悲恋…とにかく「一気に読ませる」でした。石津さんがいないのは寂しいですけどね。一番好きなシーンは、ホームズが片山さんの優しさに触れ、彼をパートナーに選ぶ所です。ある解説で片山さんは女性にとって涙を拭くハンカチのような存在、という文章に納得です。この本で片山さんは吉塚雪子さんに惚れ、プロポーズしますが、やっぱり美人は得ねとヤキモチを焼いています(笑)いずれにしても、何回も再読してしまう作品です! | ||||
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私は本作がシリーズの中で一番読み応えがあると思っています。現代の切り裂きジャックの登場、密室、意外過ぎる犯人、片山兄妹の悲恋…とにかく「一気に読ませる」でした。石津さんがいないのは寂しいですけどね。一番好きなシーンは、ホームズが片山さんの優しさに触れ、彼をパートナーに選ぶ所です。ある解説で片山さんは女性にとって涙を拭くハンカチのような存在、という文章に納得です。この本で片山さんは吉塚雪子さんに惚れ、プロポーズしますが、やっぱり美人は得ねとヤキモチを焼いています(笑)いずれにしても、何回も再読してしまう作品です! | ||||
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猫を登場人物にした著作には、「我が輩は猫である」が代表的です。 推理小説では、海外には何人かおみえになります。 日本では赤川次郎さんが有名でした。 猫の活躍の表現は、ある程度押さえられているようなので、 猫好きでない人でも、さほど嫌な感じはしないと思います。 いかがでしょうか。 | ||||
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猫を登場人物にした著作には、「我が輩は猫である」が代表的です。 推理小説では、海外には何人かおみえになります。 日本では赤川次郎さんが有名でした。 猫の活躍の表現は、ある程度押さえられているようなので、 猫好きでない人でも、さほど嫌な感じはしないと思います。 いかがでしょうか。 | ||||
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三毛猫ホームズ・シリーズの初作。作者は既にユーモア・ミステリ作家として大成功を収めていた。本シリーズは結果的に更にそれを押し進めた感があるが、私は別の感想を持っている。 本作は、作者がシリーズ化を念頭におかず(シリーズになっても良いとは考えていたと思うが)本格ミステリに取り組んだものと見ている。猫を名探偵にしておいて、本格物はないだろうというなかれ。一見、「猫が名探偵」という非現実感を出しておいて"何でもあり"の状態にしておき、そこで大掛かりなトリックを仕掛けるというのが狙いだったのではないか。 実際、赤川作品にしては仕掛けが派手だし、シリーズになって以降、片山を差し置いて明るく活発に躍動する晴美が、本作では犯人の愛人として暗く描かれているのだ。「ユーモア・ミステリ作家」のレッテルを貼られた作者の、本格への挑戦だったのではないだろうか。 | ||||
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三毛猫ホームズ・シリーズの初作。作者は既にユーモア・ミステリ作家として大成功を収めていた。本シリーズは結果的に更にそれを押し進めた感があるが、私は別の感想を持っている。 本作は、作者がシリーズ化を念頭におかず(シリーズになっても良いとは考えていたと思うが)本格ミステリに取り組んだものと見ている。猫を名探偵にしておいて、本格物はないだろうというなかれ。一見、「猫が名探偵」という非現実感を出しておいて"何でもあり"の状態にしておき、そこで大掛かりなトリックを仕掛けるというのが狙いだったのではないか。 実際、赤川作品にしては仕掛けが派手だし、シリーズになって以降、片山を差し置いて明るく活発に躍動する晴美が、本作では犯人の愛人として暗く描かれているのだ。「ユーモア・ミステリ作家」のレッテルを貼られた作者の、本格への挑戦だったのではないだろうか。 | ||||
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