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モノノ怪 鬼
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モノノ怪 鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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第一印象から始めるとすれば『時代劇や歴史に親しんでいないと難しく感じる小説』でした。 知っているモノノ怪シリーズは、薬売りが現場の人々を巻き込みながら妖の正体を突き止める推理モノでしたが、この小説シリーズはどっちかというと「薬売りが第三者目線として今を生きる人々を眺めて、時に助言を与えて、最終的に妖を祓う」に近いかなぁと印象を受けました。 良く言えば、まだ人間社会に馴染んでいない時期なので薬売りなりに人間に関わろうとしていると解釈出来る、 悪く言えば、展開を期待しながら読むと予想以上に難しく感じるうえ妖の正体がイマイチ分からないまま終わってしまう。(短編だからゆえでしょうか…) 授業で習った程度に加えて漫画やゲームで軽く触れたことがあるぐらいのため、メインの登場人物に続けて武将の名前や土地の名前が次々と飛び込んでくる文字の並びに序盤は状況の整理がしづらかったことか! とりあえず戦国時代で色んな武将が城を構えてる中、この山にはこういう人々が暮らしているんだよと大まかに情報を削りながらでようやく。 短編というページ数が限られているだからでしょうか、山が云々、戦が云々、と進んでいく会話を眺めるうちに妖が生まれたきっかけがどの登場人物から発生したのかよく分かってないまま薬売りがいつの間にか剣を抜いた!で「えっ形は分かったけど真と理は…ええと…」で… 人間ではないモノノ怪だからこそ、人間目線では理解できないまま真相は藪の中にひっそりとというのが実は正しかったりと。 欲を言えば、できれば物語に関わらない武将や戦の状況はざっくりとしメインの登場人物の名前も分かりやすくしてほしいなぁ…と。 | ||||
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