まほろばの王たち
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物部氏に興味があり、タイトルにひかれて購入したが重要なファクターではあっても物部氏からは弱冠距離があり、その点が星の差になった。 | ||||
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古代日本。7世紀から8世紀、国家として未熟な飛鳥時代が終わり、本格的な律令国家として踏み出す奈良時代へと移り変わる頃。畿内に地盤を築き全国を統治するヤマト政権は、いまだ地方の権力者や山谷深くに棲まう部族の反抗に頭を悩ませており、中央政権も皇族と豪族との確執が内紛を呼び、権力基盤は揺らぎつづけている。 かつては強大な権柄を誇った物部氏も、いまや蘇我氏の強圧に屈する落ち目の一族に過ぎない。苦境のなかで幼少期を過ごした姫・広足が、験者に弟子入りすることから、国を揺るがす事態に巻き込まれていく。 思わぬ激流に呑まれた少女を中心に、役小角、中大兄王子、中臣鎌足といった誰もが知る著名な人物から、名もなき官吏や里人まで、まだ人と自然の関係が緊密だった古代日本を生きた人々の様子が活写される。山の神とのかかわりや、自然を拝するしきたりなどは興味深い。 しかし、作品の胆とも言える、超能力合戦がごとき修験者の戦いは実にお粗末。それらしい呪文を唱えて、謎の光だなんだと淡々と描くだけである。なんの驚きも感動もない。露骨なファンタジー描写に関しては賛否あることを含んで書いたであろうに、これでは書き損である。淡々、ということに関しては、物語全体に言える。起伏がない。いや、物語は激しく動いている。策謀あり、戦乱あり、神々あり。ところがそのどれもがさらっと書き流されてしまう。運命に翻弄される少女の情動も、実に乾いた書きようである。文章には飾りもなく、凝った言い回しもなく、人々の言葉もどこか素っ気ない。冒険、という表現は、物語の展開としてはあたるが、読み手としては血と肉を欠いた文章がだらだらと連なるばかりなので、とても冒険には感じられず、読み進めるのがつらい。乾燥した文体は作品によっては好適だが、本作では悪い意味でしか作用していなかった。 | ||||
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僕僕先生を読んでいましたが仁木さんの違う面を見ることができたように思います。 | ||||
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出だしちょっとわかりにくかったけど、だんだん引き込まれていく感じ。僕僕先生のように旅をしながら主人公(広足)が成長する様子が描かれている。巻頭に登場人物の説明があるのだが 人狼で(広足)を慕う従者の(蹴早)が作品が始まると同時に(蹴速)に誤植されておりそれが最後まで続いているのが気になった。(蹴速)のほうがキャラのイメージには合っているのだが。なんとなく続巻が出るような終わり方だったが今後はどうなるのか?あと(広足)の料理がなんで神々を引き付けるのかよくわからなかったが、ここは謎のままで進んでいくのだろうか?(あくまで続編が出たらの話だが) | ||||
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乙巳の変なんて記録も少なく、そこに役小角をからめると、想像力豊かな作品になる。 人物描写が結構細かく、神と民の関わりもきちんと描かれている。 プルーフ本に比べ読みやすくなっていて良かった。 | ||||
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