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モノノ怪 鬼
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モノノ怪 鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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短編を書くのに体力が尽きたのかな? さすがに身内でこれだけ『モノノ怪』が連続して出現するのは、 ちょっと過食気味でお腹いっぱい。 ラストの鬼御前の感動に繋げようと思うと、あれだけの物語の 長さが必要だったのかと思うけど、モノノ怪は二体ぐらいでも 充分じゃないかな、と思った。 色んな苦難を乗り越える「苦難」を全部モノノ怪に乗せれば 波乱万丈を表現するのには手っ取り早いかもだけど、読者と してはコッテリしすぎと感じてしまう。 特に父娘3人全員と云うのが濃ゆい。 本筋が充分面白いので、モノノ怪に思えたけど人間の妄執の 範囲内だった。って云うフェイントを一つぐらい入れても 良かったと思う。 なんと云うか、やっぱり、薬売りの存在、そっちのけで 面白かった。怪奇時代劇で楽しんで、時々ゲスト出演の薬売りで ミーハーに盛り上がって、みたいな。 一冊で二度おいしい小説です。 メインの視点を鬼御前に置いて、主軸の物語に謎の存在の薬売りが 時々フラっと出て来る。と読むか、 薬売りの軌跡に視点を置いて、儚い人間の営みにそれでも連鎖して 生まれ続けるモノノ怪を、どう云う感情で追い続けて祓い続けてい るのかな、と、考察を入れながら読むかで、全く違った感想を 持てるので、そういった面からもお得な一冊。 | ||||
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「まんが『えぐい』日本昔話」の感が大いにある「薬売り」シリーズのオリジナル小説 主役の声優絡みで大いにケチかついた感はあるものの作品自体は素晴らしいので またアニメシリーズは(元の声優で)やってほしい所ではあります。 で、 アニメ版の傾向として わりと罪なき『女』に対して 愚かな『男ども』が執着することによる割とえぐい悲劇(まぁ、モノノ怪版『化猫』で「いや女性の側もたいがいやで…」としめているわけだが) というフレームで進行しているけれども、小説版の2巻は若干その傾向が薄いように感じる 比較的アニメ版に近い感じがあるのは第2話かなぁと | ||||
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