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クスノキの女神



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【この小説が収録されている参考書籍】
クスノキの女神

クスノキの女神の評価: 4.50/5点 レビュー 70件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 1~20 1/4ページ
No.62:
(4pt)

何事も信じないと奇跡は起こらない。

クスノキという言葉に惹きつけられて読んだ。クスノキは、巨木となり、芳香があることで、「神が宿る木」とされてきた。神社の境内に「ご神体」として鎮座することが多い。「薬(くす)の木」と呼ばれ、1000年を超える長寿の木もあり、不思議なほどに生命力が強いため「奇(くす)しき木」と呼ばれた。『日本書紀』において、スサノオが自分の体の毛を抜いて投げた際、眉毛からクスノキが生まれたとされている。さらに「クスノキは舟にするのに良い」と言われ、古くから造船の重要材であった。また虫除け剤としての樟脳がとれる。

この本を読んで、前作に『クスノキの番人』という本があった。月郷神社のクスノキの番人になるのが、直井玲斗であり、番人として自覚を持ち、困った人を助けようとする。
柳澤千舟は、月郷神社の継承者で、軽度認知障害がある。徐々に、認知症が進行していくが、状況に応じて、遺憾なく才能を発揮する。また、玲斗にとっては母親のお姉さんで、おばさんでもあり、常に相談する相手でもある。

月郷神社に伝わるクスノキには、祈念する儀式が満月と新月にある。
その祈念は二種類ある。預念と受念だ。預念は新月の夜に行われる。クスノキの中に入り、蠟燭に火をつけ、自分が伝えたいことを念じるのだ。その念はクスノキに刻み込まれる。
それを受け取るのが受念で、満月の夜に行われる。この新月と満月のクスノキは、アンデスの農業のような雰囲気がある。
預念した人物と血の繋がりの濃い人間がクスノキの中で蠟燭に火を点し、預念者のことを思えば、その念が伝わってくるのだ。 この奇跡ともいえる現象については無闇に広めてはならず、柳澤家によって厳重に管理されてきた。そして現在のクスノキの祈念儀式の実質的管理者が玲斗なのだった。

物語は姉の早川佑紀奈と弟翔太と妹の3人が、佑紀奈の作った詩集『おーい、クスノキ』を神社で売らせて欲しいと玲斗に依頼することから始まる。母親は看護士でシングルマザー。脳脊髄液減少症になっていて、仕事が十分にできない状況で、貧しい家庭で、なんとか稼ごうとする兄弟だった。

『おーい、クスノキ。
遠くから会いにきてやったぞ。山を登り、川を渡り、砂漠を歩いて、お前に会いにきてやったぞ。そしたらどうだ。お前は随分と威張って経っているじゃないか。どうしてそんなに威張ってるんだ。大きいからか。背が高いからか。じゃあぼくはもっと大きくなってやろう。身体は小さくても夢は大きいぞ』という詩が綴られている。

玲斗は、気に入って、詩集を神社で無人販売することを決める。
そこに、久米田という男が、その詩集を盗もうとする。それと揉み合いになる玲斗。その久米田は、強盗傷害事件を起こしたという犯人らしい。それで、捕まる。しかし、その強盗傷害事件を起こしたのは、久米田ではなかった。それが、謎解きになる。

千舟と一緒に行った認知症カフェで針生母子に出会う。子供の元哉は、眠ったら記憶が消えてしまうという病気だった。そして玲斗とあうと『スターウォーズ』のことで話が通じ合った。それから、元哉は玲斗になつき、会いたがるようになる。元哉は毎日日記をつけて記憶しているのだ。そして、元哉は、絵を描く才能があり、『おーい、クスノキ』の詩集を見ることで、クスノキと少年の絵をスラスラと描く。その絵に触発されて、佑紀奈と意気投合し、絵本作りに励むのだった。

絵本作りで、クスノキに子供は、何を依頼するのか?というのが、この物語りの中心核だ。元哉は、子供の未来を見たいという。10年後、20年後、と未来を見ようとする。しかし、本当に重要なことは、今をどう生きるかだと知る。

元哉の一番楽しかったことは、梅入り大福を食べたことだった。その元哉の想いをクスノキに祈念し、母親の冴子は元哉の想いを知るのだった。別れた夫は料理人で、その夫と一緒に冴子は元哉の大好物の大福を再現するのだった。その大福を食べて、至福の時間を過ごす。

クスノキをめぐって、いくつかの物語が交錯し、一つの絵本になっていく。さすが、東野圭吾はエンターテイメントである。何事も信じないと奇跡は起こらない。
 
クスノキの女神Amazon書評・レビュー:クスノキの女神より
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No.61:
(4pt)

悲しいけど、あたたかい物語

amazon商品紹介より以下。

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
待望のシリーズ第二弾!

 *

クスノキシリーズの第2弾。番人の方が未読でアニメ映画化されました。
よく、記憶に残る思い出の味を再現しようとする感動チャレンジ話が実際にありますが、それとクスノキルールとを重ね合わせて、ちょっとほろっときました。
はじめ殺人事件? と期待してましたが違って、事件は起こりますがそのものよりも元哉の方へ流されていっちゃった。
何か、どんでん返しがこの作者さんですからあるのかなぁ? と思っていたら、それはないだろー!(笑) と終わった。まあいいや、千舟さんが好きです。
悲しいようで、あたたかい。幻想的で、しんみりとしました。
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No.60:
(5pt)

ミステリアス

充分に綺麗な状態でした
嬉しいかぎりです
クスノキの番人の後続になるものですが
東野圭吾の描写は卓越しています
読み応えがある
この本を読んで、考えることが
何か救われる気もしてきます
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No.59:
(5pt)

続編

クスノキの番人の続編。心温まるが、千舟さんが心配!
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No.58:
(5pt)

良かったです

クスノキの番人からこちらに。前作からの流れのせいか私は番人より泣けました。
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No.57:
(5pt)

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No.56:
(4pt)

心が暖かくなります

今を大切に生きる。
過去の自分じゃなく、今生きてられることを大切に思う事を感じて生きていかなくちゃって思いました。
私は今生きてることが辛いって毎日思っていましたが考え方を変えて未来ではなく今を大切にしようって思えました。
人生を変えられる本だって思います。
1人でも多くの人に読んでいただけたらって思いました。
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No.55:
(5pt)

言葉にできない

是非是非くすのきの番人を読んでから手にとって欲しい本です。
静かに人生の重みをかんじます。秋の夜長にぴったりです。
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No.54:
(5pt)

読んでいて泣けます

くすのきの番人の続編。ほんとうにストーリーが上手く一気に読みたくなる。ラストは色々と考えさせられましたが、感動しました。
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No.53:
(4pt)

さまざまな感情が巡りながらテンポよく読めます

前作から続けて読みました。難しい言葉はほとんどなくて、文章のリズムもよくてスラスラとテンポよく読めました。先が気になるし、泣けるし、エンタメとしての充足感は高いです。あるものを除いては現実的な問題を扱っていて、本を閉じると「あぁ、あるものはないのか」と希望と絶望を同時に感じました。でも頑張ればあるものがなくても伝わるかもしれない、伝わればこの物語のような素敵なことが起こるかもしれない、と学ばせてもらいました。
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No.52:
(5pt)

読了

クスノキの番人読了してクスノキの女神購入して読了しました。色々考えながら読みました。ラストは涙ですね。感動しました。
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No.51:
(5pt)

ラストに感動

最後は思わず涙が溢れてきました、本を読んで泣いたのは初めてでした。
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No.50:
(5pt)

伝える とは難しく大切な大事な事

この話しの様な 思い 想いを伝えたり受け取ったり出来る媒体があればなあと 改めて思いました 久しぶりに東野圭吾さんの読み物を手に取りましたが 引き込まれました
続きも読みましたし他の作品も
読みたくなりました
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No.49:
(5pt)

素晴らしい

クスノキの番人、の続編が出ると聞いていて、楽しみにしていました。
届いてスラスラと読了しました。

続編としては、想像以上の佳作です。
東野圭吾氏の創作者としての力量を感じさせる出来です。

今の私個人の状況にも示唆を与えてくれる内容でした。
この作品と出会ったのは運命だと感じています。
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No.48:
(5pt)

おばさんと甥のその後

本自体は続き物だったのであっという間に読んでしまいました。
大変面白かったです。
配達されて袋を開けたら本の上部が筋がついていて新品のはずなのに袋に入れる時に筋がついたのかなとおもいました。
配送する時に確認をおねがいします。
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No.47:
(5pt)

思った通りの傑作

東野圭吾作品はすべて購入していますが
久々の傑作です。
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No.46:
(5pt)

とても良かったです。

東野圭吾の作品は、ほとんど読んでいます。
この作品は久しぶりに涙しました。
 これからも素敵な作品を楽しみにしています。
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No.45:
(5pt)

涙腺崩壊。とっても良い物語です。

読み終わると、生きている今に感謝の念が湧いてきます。ジャンルを超えて、素晴らしい物語です。
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No.44:
(5pt)

東野圭吾作品で初めてラストに目頭が熱くなる。

くすのきシリーズの続編ということで読み始めましたが、予想以上にファンタジーな展開でした。真夏の神社の境内で繰り返えされる祈念と登場人物の
不安な現実。ラストの数ページは忘れられません。
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No.43:
(5pt)

ラストシーン

伯母の行く末はわかっていたがやはり辛い。
「こちらの本屋さんがくださったの」には鳥肌
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