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カナリア外来へようこその評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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テーマはともかく、なかなか原因が特定できない症状に対し、親身に寄り添ってもらえたら嬉しいです。 皮膚科で「痒疹」と言われた原因不明の湿疹に苦しみ、結果は悪性リンパ腫だった経験があるので… | ||||
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読みやすいし、勉強になった。つい思い込みで判断してしまうが、こんなケースもあるのかと感心した。 | ||||
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知らなかったことを知れてとても楽しく読めました 見た目ではわからない「わずらい」にどう向き合うのか、体調不良を「決めつけがち」なのを冷静な判断と別角度からのアプローチ とにかくすっごい面白かったです | ||||
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私もハウスダストで小児喘息を患った経験があります。 半世紀以上も昔のことで、まわりの人たちには埃が原因で喘息になることがなかなか理解してもらえませんでした。 本書を読んで、過敏症は様々なものが原因でが起こることが知れてとても良かったと思います。 まず、何が原因で過敏症が起こるのかを突き止めるのが大変です。 過敏症の原因が解れば、現在のところ、その原因を遠ざけることが唯一の対処法です。 それにはまわりの人の理解が不可欠です。 普通の人にはなんでもない物質が原因であることが多く、まわりの人になかなか理解してもらえないのが現状です。 本書の最後でも述べられているように、この作品を通して過敏症という病について一人でも多くの方に理解してもらうことが大切だと痛感しました。 | ||||
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最初、題名のカナリアの意味が分からなかったのですが、読み進めるうちになるほどと思いました。そして、患者を否定しない診療をしてくれる医師が実際に近所の病院にいたら、絶対に通院すると思えるストーリーでした。読みやすく、同時に考えさせられることもありました。 | ||||
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当初は暇なときにに一話づつ読むつもりでしたが、面白さに引き込まれほとんど一気に読み終えてしまいました。 いわゆる医療ものといわれるジャンルは、小説にしろ、テレビにしろ、超人のような医師が出てきて、たちどころに原因を突き止め、難しい病気も快刀乱麻のように治療してしまうものが多く、それはそれですっきりするのですが、現実的ではなく、今ではあまり読もうとも、観ようとも思わなくなっていました。 それに対して本書の医師は、直接病名を見つけることも治療することもない。あくまで患者に寄り添うことで、患者に考えさせ、最終的に患者自身が病気に気づき、行動を変えるという、今までに読んだことのないものとなっています。特に過敏症といった病気は実際なかなか原因がわからないものが多く、医師の一方的な診療だけでは治療に限界があると思われ、こうした患者との向き合いは一つのあり方と思います。 文章も明晰で、よくわからず読み直してしまうようなことがほとんどない。人物造形もうまく、仏頂面の保泉先生、優しい看護師を中心に、各話に登場する人物が良くも悪くもリアリティがあって、作者の人を見る目の確かさ、温かさを感じました。 | ||||
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最初のうちは登場人物に共感するところもあればさぞかし辛かろうと想像する場面もあったが、読み進めるうちに「で、結局どうなったの?」 起承転結の、結がないのだ。 短編とはいえ、後で患者たちに何かしらつながりが出てくるのかといえばそうでもない。 医師と看護師についても掘り下げられないので非常にすっきりしない。 とある患者の目を通して語られる、医師のエピソードはあるにはあるが…それでも殆ど掘り下げられない。 全てをきっちり描き、伏線を回収すればいいというものではないが、読者の想像に任せるのと、読者を無責任に放り出すのとは違うと思う。 想像に任せるなら任せるような締めくくり方というものがあるのではないか? 登場人物がキャラクターとして好きになりかけただけに残念だった。 | ||||
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医師に相談しても理解されにくい、過敏症状ですが作家さんは優しく受け止めて寄り添って理解しようと努めてくださっていると感じました。 いろんな問題が背景にある事象だと思うのですが、エピソードを取捨選択して人としての解決策のひとつを提示されているように思います。 作家さんてすごいですね。 | ||||
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読後感が良い。病を抱える人もそうでない人も物理的にも精神的にも色々とあるし、スパッと解決できる問題じゃないけど、簡単に諦めたり投げ出したりせずにもう少しやってみようという感じ。なんとも柔らかい心になって人に優しくなれそうな気がする。 | ||||
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