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山の上の家事学校



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【この小説が収録されている参考書籍】
山の上の家事学校 (単行本)

山の上の家事学校の評価: 4.29/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

家事はイベントか、それとも日常か。

話が整理されていてわかりやすく、テンポがいいのでサクサク読めます。
私は人から勧められて読み始めました。主人公の境遇と、自分が似ていたので驚きました。
男性専門の家事学校に入学した主人公の学校での話と、主人公の別れた妻と娘とのエピソードが半々くらいで書かれています。

前半は主人公に少し感情移入して読んでいたのですが、後半は彼の心情が理解できなくて少しイライラしました。

自分だけの家事をやるのは容易いですけど、誰かのためにやり続ける家事は本当にしんどい。つい見返りを求めてしまう。結婚当時の自分にもそういう気持ちがあったと再確認させられたから、主人公に対して少しイライラしたんだなと思います。

この物語の主人公にとって、家事はまだイベントです。だから楽しい。これから家事が日常になったとき(誰かのためにやり続けなくてはならないことになったとき)、主人公はどう思うのか。続きが気になりました。
山の上の家事学校 (単行本)Amazon書評・レビュー:山の上の家事学校 (単行本)より
412005764X
No.1:
(3pt)

楽しく読みました

学ぼうという姿勢は支持する
が、かじった程度で知った風な事を言い出されたら多分最後の堰が切れるし
楽しんでやってる様子なら「よかったね」と言ってあげたい気持ちはあっても
自分の都合と予定に関わりなく、やらなくてはならないタスクとして十数年やってみてから言えと
嫌味のひとつも言ってやりたくなるのも正直なトコ
自分の為の家事には何の辛さも感じないが、誰かの分の家事となるとそうは行かない
己の洗濯は自分でやるに切り替えた時、様子見てたら今まで何度言っても直らなかった靴下丸めたまま、シャツの袖を片方だけ裏にしたまま。その手の事がほぼ一発で直ってて、穏やかに「お願い」してたのも、どうしてそうして欲しいのかの説明も、最終的に怒鳴り回していたのも、一切相手の耳には入ってないしそもそも聞く気もなかったんだと失望を通り越して虚無的な気分になったもんだ…
完全分業制でもいいのよ。ただ「お父さんが働いてくれてるからごはんが食べられる」と同様に「お母さんが家の事をやってくれるから部屋も掃除されてるしキレイに洗濯されたタオル使えるしあったかいご飯も食べられる」とは誰も言ってはくれん
この手を事を考え始めると脳ミソ沸騰するあれこれが湧いてくるから若干凶暴な気分になったりする
大変楽しく読みました
山の上の家事学校 (単行本)Amazon書評・レビュー:山の上の家事学校 (単行本)より
412005764X

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