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みんなこわい話が大すき
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みんなこわい話が大すきの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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ストーリーもちゃんとしてて面白かった。シロさんの訛りが好き。 この作者の今後が楽しみです! | ||||
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『みんなこわい話が大すき』 (尾八原ジュージ著:角川書店) 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作にして、著者のデビュー作である。 私は元来、怖がりで痛いのも嫌いで、どちらかというとホラーは苦手な人である。 なのに敬愛するM森さんが、何の因果かホラー文庫の編集さんであり、本作もMさんのお勧めで拝読させて頂いた作品なのである。 結論から言う。 滅茶苦茶面白い! 『ホラー』と云われれば、そうなのかも知れないが、キャラ立ちの巧みさ、序章からの物語の組み立ての素晴らしさ、テンポの良い展開で、正に頁を繰る手が止まらない。 そして次々と謎が膨らみ絡み合いながら、全く読み手を飽きさせ無いまま怒涛の終章へ。 えっ、読後感が爽快な『ホラー小説』ってあるんだ。 よみご探偵・志朗貞明と助手の黒木の『ホラーミステリ』と呼ぶべきなのか? 何にしてもこのコンビと、何だか次回も巻き込まれて来そうな猪突猛進な神谷さんも含めて、皆んなの活躍ぶりかまだまだ見たいので、続編待望である。 表紙画も素晴らしいので、このテイストでシリーズ化されたら、最高に嬉しいな。 | ||||
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小さい頃から読書が苦手な私です。文章を読んでも情景が思い浮かばず何冊も挫折してきました。でもこの本は違いました。登場人物の表情、感情が手に取るように理解出来、私の心臓もドキドキしっぱなしでした。読み終えた今も世界観に浸っています。 心霊などに少しでも興味ある方なら尚更オススメしたいです。日常と少し離れた世界へ行けます。絶賛している私も███に支配されたかも。 | ||||
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現実がじわじわ侵蝕されていくホラー。面白かったです! | ||||
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可愛い表紙と、冒頭の読みやすい文章。そこから、呪いの存在が明らかになってくるに連れて、不穏な空気がただよい、霊能バトルの様相が展開されていきます。後半の怒涛の展開は、一息に読んでしまいました。読みやすく、ホラー小説の入門書としてもオススメな作品です。また、ナイナイが可愛かった♡ 呪物の作りかたについては、ゾッとさせられますね。子供向けではありませんが、黒い家などの作品に比べたら、ずっと読みやすかった印象です。 | ||||
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前半はじんわりとした怖さがあり、後半はこの事象への対処をどうするのかハラハラドキドキしながら読み進めました。 他者への愛が当事者以外を害することに繋がってしまうならば、その愛は淘汰されるべきなのかもしれません。でも、そんな理屈で簡単に自分を納得させることはできないですよね。 とにかく夢中になって1日で読了してしまいましたので、続編希望です! | ||||
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よみごシリーズはカクヨムで全読了済み。カクヨム(KADOKAWA)は近年ホラー分野の開拓に力を入れてるらしく、投稿サイトから「近畿地方(以下略)」「をんごく」「めんとりさまー」「領怪神犯」他、芦花公園などが書籍化。この作品もまだ無料で公開されている。 以前からの不満点として、ホラーの表紙をラノベ調萌えイラストにしてしまうのは本当センスないと感じていたので、「近畿地方~」境に改善してくれて良かった(それとは別に営利偏重で迷走してるKADOKAWAならびにカクヨムは品がなくて嫌い) 帯は背筋が書いてるがモキュメンタリーにあらず完全フィクションなので、あれと同じリアリスティックな読み味を期待すると拍子抜け。 ともあれ表紙をパッと見ただけじゃジャンルを取り違えかねないというか、女子中学生間の陰湿ないじめを描いたヤングアダルト小説、もしくは児童書だと誤解する。重松清や山田詠美や柳美里系というか……左がいじめっ子、右がいじめられっ子。もう少しホラーってわかりやすい表紙にしてほしかった。 実際難しい漢字や言い回しは全くない。どころか、ちょっと開きすぎてくどいくらい。小中学校の図書室に普通に置いてありそうな装丁だが、中身は子供向けとも言い難い。特にナイナイの正体と作り方。オカルトも入ってるもののどちらかというと胸糞ヒトコワ。 てかシロは当事者の割にドライすぎないか、自分の〇〇だろ……もうちょい思うところないの?男ってあーゆーもんなの? 内容はそこそこ面白かったのだが、いまいち乗り切れず終わってしまったのは、登場人物に多かれ少なかれ同情できる部分はあれど共感や好感が持ちにくかったのと無関係じゃない。何も知らない被虐待児のひかりは被害者だと思うのだが、彼女の母親筆頭にエゴ丸出しのろくでもない大人が多すぎて、嫌悪感の方が勝った。 これは個人的意見なのだが、よみごシリーズ(含むカクヨム発ホラー小説)は妊婦や胎児や赤ん坊、小さい子供が酷い目に遭うものばかりでやや食傷気味。 本来守られてしかるべき立場の弱者を理不尽に悲惨な状況に落とさなくても、作者の力量次第でいくらでも面白いホラーは書けるはず。 女子供をいたぶる胸糞悪さをホラー特有の後味の悪さにすげ替える意図はわかるが、そんな安易で露悪的な作品が増えすぎて、「またこのパターンか……」ってがっかり。 それが作者の性癖なら仕方ないのだが……。 よみごシリーズの特徴は女の子(小中学生)同士の友情に焦点が当たること。本作の評価ポイントとして、小学生視点の一人称が自然ですんなり入っていける。 反面霊能者のシロと黒木のパートが弱い。バディ物に分類するにはどこかで見たような造形と関係性で然程キャラが立ってない(特に黒木)、もうすこし固有の魅力を出してほしかった。シロは関西弁・身体障がい者・飄々とした性格が相まって芦花公園のシリーズの拝み屋とだぶる。わざと寄せたのか? 作者はプロットを組まず書いてると公言しており、そのせいか行き当たりばったりで唐突な展開が目に付く。後半は視点交代が頻繁で混乱。もうちょっと構成を練り直せば場面と場面の繋がりをスムーズにできたんじゃ? | ||||
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