誰かが足りない
評判
誰かが足りないの評価:
3.32/5点 レビュー 22件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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誰かが足りないの評価:
3.32/5点 レビュー 22件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
短編しか読めなかった頃から、今も一番注目している作家である。
思わず読み返したくなるのは最初の長編『スコーレ・No.4』、
『よろこびの歌』、そしてこれからは最新作の本書もだろうか。
この連作短編集に出てくる6人の主人公たちは、皆、
心のどこかに傷を抱えている。優しくて、不器用で、
歯車がちょっとだけずれてしまったばっかりに
〈いま〉に生き難さを感じている人たちである。
しかし作者は彼らを見捨てたりしない。
彼らも人生を無為に投げ出したりしない。
「誰かが」「何かが」足りないのは仕方のないこと。
人生において完璧な状態で歩き始められる局面など多くない。
だから自分から、もしくは誰かに背中を押されて、
そろりと歩き出す。
そこここにきらりと現れる、揺ぎ無い、眩しい希望が
人生にとって最も大事な宝物であると認識できる一冊。