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【辻堂ゆめ】
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山ぎは少し明かりての評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.50pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
どこまでも沁みる物語
自然はすべてを与えてくれる。人為はすべてを奪ってゆく。
本を胸に当てたまま
心に刻み込まれた場面に思いを馳せ、
まるで自分が体験したかのように
回想にふけりました。
そうせずにいられなかった・・・
三代にわたる女の歩みを描いた大作です。
迷える大学生の孫娘を描く一章で
爽やかな気持ちになり、仕事人間の娘を描く
二章には切なさと驚きを覚え、
彼らの源流となった女性を子供時代から描く
三章では全てに圧倒されました。
故郷にこだわる気持ちが、
並外れた思い入れが、
幼少期からのドラマを通じてしかと伝わってきますね。
だからこそ、村に降ってわいた出来事で
人々の心が引き裂かれていく様が
驚くほど胸に迫りました。
カネに踊らされることの恐ろしさだけでなく、
心から愛し合えることの尊さも実感できた気がします。
読む人の視野を広げ、その生き方にも
訴えかけてくるものがある作品だと思います。
(対象年齢は13歳半以上かな?)