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僕の殺人計画
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僕の殺人計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 41~60 3/5ページ
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最初と最後の繋がりって個人的にめっちゃ好きでやがみんから出される小説からこんな好きな展開が出るとは思わなくて鳥肌たった。 それに今までAmazonで買ったものの梱包ってボロボロだったけど綺麗に届いた。 やがみん | ||||
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YouTuberやがみ→作家やがみ→やっぱり面白い→次回も、どちらも楽しみ! | ||||
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やがみの動画は2chスレまとめ時代から見ているが、2ch怖い話風の創作がメインになってからは魅力を感じなくなってしまった。それでも「アルバイター吉田」は好きだが、話の本文もスレ内の野次や反応も全部やがみの創作、悪く言えば「捏造」になり、内容もとっちらかった水増しストーリーに思え、何より実際に存在しない話なのに「2ch大絶叫」のような詐欺紛いのタイトルをつけているのは卑怯じゃないかと思っている。ただ、やがみのおかげで、名もなき2ちゃねらーの創造力と文章力を再評価することができた。 それでやがみファンとして本書を買ってみたが、一昔前に流行ったケータイ小説や自費出版本を思い出す内容とクオリティだったので、こういう本でもミリオンセラーを叩き出していた時代にふと懐かしさを覚えたので、本書のレビューをついでに書いてみることにする。 「僕」は子どもの頃から周囲に「変わっている」と言われていたミステリーマニア。大人になると出版社に入社してミステリー小説の編集者となり、画期的なアイディアで次々とヒット作を生み出して天才ミステリー編集者と言われるまでになるが、とある件がきっかけでエッセイ専門の部署に左遷されてしまう。そんな中、自分を完全犯罪で殺害する内容が書かれた小説を受け取るのだが、彼は警察に通報するどころか、逆にその姿なき殺人者を待ち望むことに…… ミステリー小説の編集者がリアルな殺害計画が書かれた原稿を受け取る……それだけだとありきたりな展開だが、本書の他と違う最大のポイントは主人公の「僕」の行動だ。子どもの頃から人と変わっていることを自負し、自信家な彼は殺害予告を受け取ったにもかかわらず犯人を迎え撃つ態勢を取る。常人ならたちの悪いいたずらだと決めつけたり、念のため警察に相談したりするだろうが、この「僕」はそんなことはしない。多分やがみの動画なら「さっさと警察池カス」とかの野次が飛ぶだろうが、「僕」は殺害予告1回目の段階でスマホの配信機能を駆使して、いつ犯人が襲いかかってもいいように万全を期すのだ。 「僕」がなぜそんな対応を取ったのかという理由は中盤書かれ、彼の全能感のよりどころが分かる展開になっている一方、彼の幼児性、つまりミステリー小説が好きで殺人に興味がある程度で「人と変わっている」と自負する彼の病理の根源も明らかになる。 「僕」について話すと、39歳で結婚して子どももいるにもかかわらず、全体的に幼く見える。言動や思考に39歳社会人の重みがない。ただこれは彼に限った話ではなく、彼の部下の小野寺や友達のミサ、そして彼の妻、ひいては彼の息子も同様に幼稚で、存在に深みがない。そして「僕」の周りには彼を称賛する人間がほとんどなので、もしかしたらこの作品世界には「僕」以下の人間が大半なのかもしれない。要するに作中で何度も強調されているように、彼を天才や異常者たらしめているのは、彼が天才で異常者だと描写されているという理由以外ないのだ。だから読者によっては、「僕」の何がすごいのか冒頭の独白を読んだだけでは全く分からないと思う。それと、彼が天才編集者と言われるゆえんについて、早くからツイッターを活用していたとあるが、確かにこれが実在する編集者のエピソードなら先見の明があると言わざるを得ないが、過去を知っている現代の人間がつくったフィクションの人物だとすると、「実はこの人物は過去にこういうことをして成功しました」と言われても、「そんなキャラいくらでもつくれるよね」としか思えない。だからもう少しオリジナリティのある天才・異常者エピソードが欲しかった。 あと本書について気になる点は、女性の描写だ。「僕」が妻のことを「純真無垢」と形容するシーンがあるが、社会人経験のある同年代の妻(39歳)に対してあまりに失礼で見当違いな評価に見える。また、「僕」の部下の小野寺が、上司である「僕」の推理に驚嘆し、「僕」に尊敬の眼差しを向けているシーンでは、この子よっぽど腹黒いのかな?と勘ぐってしまった。なので途中まで、女性を大切にしているようで実際は侮っている「僕」に対し、女性たちが復讐を仕掛ける展開が待っているのではと思っていたが、別にそんなことなかった。「僕」の妻は本当に「純真無垢」だし、小野寺だって「僕」に心酔しきっていた。 この本を買って一番良かった点は、やがみの創作のこだわりが少し分かった気がした点だ。本を一冊読んだだけで作者の思想や主義が理解できるとは毛頭も思っていないが、これまでやがみの動画を見てきた自分には、この本を読んで、やがみのクセのようなものを少しつかめた気がする。おそらくやがみは本書で意識的か無意識的か不明だが、「わかりやすさ」や「安直さ」を重視している。 良妻賢母だと思っていた女性が実は裏で……とか、ホステス嬢みたいな反応をしてくれる年下の部下が陰で悪口を……みたいな展開はない。「僕」が完全犯罪を遂げられる「天才」というキャラクターを付与され、その設定から逸脱しないように、彼女たちもまた浅い設定から逃げられない。40手前の夫婦や、一回り以上離れた上司と部下なんていろいろ複雑な関係性が芽生えそうなものだが、人間関係の機微とかは分かりづらいから書かないのだ。「僕」の左遷のきっかけになったある出来事も、蓋を開けてみればしょうもないものだった。ただそれらはどれも、わかりやすさと安直さを求めた結果だろう。 いろいろ書いたが、やがみのファンとして次にも期待している。次回作はぜひホラーを書いてほしい。それと、本書がこのまま売れ続ければ映像化も夢ではないが、そのときはぜひ、僕の「妻」や小野寺らを原作のままの性格にしてほしい。 それと、2周目と言っているレビューが多いが、◯◯トリックがあるとは言っても、繰り返し読むほどの作品とは思えなかった。 最後に不満点。キンドル版には特典の写真つき作品解説インタビューがなかった。残念だ。やがみファンとして、やがみがどんな気持ちで本書を書いたのか知りたかったのに。 | ||||
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【※若干ネタバレっぽいです※】やがみんのYouTube音声がひどかった頃からの大ファンで、何度も繰り返し聴いている者です。 ミステリー小説も母や姉の影響でよく読んでいて大好きでしたので、この本の刊行がもう嬉しくて。 まずやがみんが子持ちの男性の話を書いていることが驚きでした(失礼)! しかも子どもの教育に関しても「なるほどぉ・・」と思うくらい深く考えていらして、しかし皮肉な結果になってしまうところも言いようのない喪失感みたいなのがあって考えさせられました。プロローグの奥さんのセリフに違和感がありましたがめちゃくちゃスッキリしました。 "父"からの手紙の内容もすごく気になるところで、考えを巡らせています。もしかしたらY.Nさん式でも母式でもああなっていたのかなと。 あと、やがみんの心の叫びがたくさん聞こえてきました。 インタビューでは今後もこういった小説を出版していくということで、この上ない喜びでした! しかしYouTube更新頻度も高いし、本当にお体には気をつけてください。 愛がたくさん詰まった本をありがとうございました!! | ||||
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いつもYouTubeでお世話になってる、やがみさんの本と聞いて予約購入。 読みやすくてすごくよかったです。最後の方は鳥肌が凄く、いろいろ考え込んでしまいます。 姉妹揃ってやがみファンなので、妹にこの本を見せた時には目を輝かせて貸してほしいと言ってましたが、もう1回視点を変えて読んでみたいと思います笑 | ||||
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初読でとても面白かったけどやはり2周目読むとより面白さが増すと思う。 自分的には登場人物がぐちゃぐちゃになるところがあったから全てわかった上での2周目がとても楽しみ。 描写が生々しいところもあるからそこは注意。 でも読んで損はないと思うからぜひ読んで欲しい。 | ||||
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やがみ氏のことはYouTubeでよく知っていました。言葉選びが面白い方、ユーモアのセンスが抜群だと思っています。 正直普段の面白いやがみ氏がこれ考えたの!?すごい!というのが感想。 読み出すと止まらなず一日で読了。 テンポよく読めました。 やがみ氏をご存知な方もそうでない方も是非一読してみてほしい作品です。 | ||||
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仕事柄ミステリには触れる機会が多いと自負しております。 これまで読んだ多数の作品の中には芸能人、YouTuberの著書もありました。 私の中でそれらの本に対する評価は「悪くはないけど、文章の持つ力が圧倒的に足りない」というもので落ち着いてしまっていたのです。 そして私はそんな凝り固まった偏見を持って、本書「僕の殺人計画」を手に取ったのですが、すぐに考えを改めました。 「これはすごい!」 著者の言葉の力、情景を浮かばせる文章力はプロにも劣らないものでした。 もちろんミステリとしても優れていて、まさに最後の1行まで気を抜けません。 そして私も例に漏れず、読了後に再びプロローグを開いたのです。 ミステリ好きも、また普段ミステリに触れない方にも是非読んで頂きたい。 私はこの作品が映画化され、試写会でスタンディングオベーションされているところまで想像してしまいました。 | ||||
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若者が簡単に手に取れるようなオシャレな表紙に騙されてはいけません。 たかがYouTuberの作品と侮ると痛い目見ます。 彼がYouTubeで配信している内容とは一線を画す、これは本物のミステリ小説です。 物語の攻守に圧倒されるでしょう。 読了後の現在も登場人物たちがどのような人間だったのか、語られていない部分について、考察に考察を重ねています。 迷っているなら読むべきです。 | ||||
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youtubeでみていたやがみさんが小説を出すと知って即購入しました。 読み進めながら、1度以前のページに戻って読み直したりして、何度も考察していましたが読み終わる頃にもう一度最初のページを見返すとは…。 表紙、裏表紙も読み終わってもう一度見るとあぁ...!!と、天才ミステリー編集者とともに作品を体験したことで編集業界をかいま見たからでしょうか、とても考えられてこの形になったんだなと思いました。 一言面白すぎる!!!もう1回読み直してきます! | ||||
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ミステリー愛好家であり、YouTuberとしてのやがみ氏の古参のファンであるという事を前提に於いて。 一周目。一行毎に湧く「やがみが書いたんだ」と言う嬉しさとそこに湧く感謝の念で涙が溢れて「ありがとう」。そんな自分の感情の違和感を感じながらも、「やがみ、頑張ってくれ」。 柳原慧氏の『パーフェクト・プラン』のような読み応え。戸梶圭太氏の様なムダな「擬音」。川上未映子氏のような繊細な「僕」。東野圭吾氏を遥かに超えた作家として2周目。 一周目。それまであなたが読んだ小説家の誰かの名前が頭に湧くかも知れないが、 『名前』なんてどうでもいいのだこれからの時代、そして、今の時代。「笑わせんな、そこらのなろう系」。 やがみへ。 【追伸】 最も本書の中で好きな君の文章と言うかあるいはただの文字の羅列は、 『花』と『花瓶』の描写なんだ。だからこそ。 俺が。 花屋もやっててだから、めちゃくちゃ嬉しかった。 これはレビューって言えないのは分かっているしただの自身の感情であるがそこまで人間の精神。あるいは心を揺さぶる人間という一人の鬼才やがみ氏に、心からの感謝を込めて。 『やがみ』という人間を愛する人間の一人として。 ただ、一度でもいい。 彼。『やがみ』という、鬼作家が鬼の様に現れた。その事を一人でも多くの人に伝えたい。 ああ、【俺】だ。やがみ。ありがとう。 | ||||
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1人の人間の中には色んな人間がいる。 表と裏の顔がある。 そんなのはわかっていたはずなのに何故か 本当にいるのではないか。 実在しているのではないか。 そんな恐怖を感じました。 僕らが見ている「その人」はその人にとっても別人である。 なにかに執着すること。 それが善だろうが悪だろうがそれがかなり異常であること。狂気を感じることが出来る。 期待以上に面白かったです。 後半興奮で手が震えていました。 好きな言葉は「レンチンしすぎたシチュー」です ありがとうございました | ||||
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よくあるよね、という話を巧みに書き並べました。という感じで、確かに面白いのだけど、少ししらけました。リアリティがありすぎて、物語として楽しめなかったというか、なんとも言えない奇書です。 | ||||
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ああ、やられた! 読み終えた瞬間にそう感じた。 文章が脳内で音として流れるようにスムーズに読める。ちなみに立花はcv.速水奨さん。(個人の感想です) 文体の柔らかさはラノベ以上、文芸書未満。しかし小難しい表現は開かれており、普段あまり読書をしない人にもおすすめ。 東野圭吾さんの文章よりほんの少しやさしい印象? 有栖川有栖さんの読者にも合う。 池井戸潤さんの読者には文章の硬さが物足りないかもしれないが、物語に惹き込まれて気にならないはず。 何重にも張り巡らされた伏線やブラフ、幾度も訪れる視点変換。 都度つど頭の中を整理しなければ読み解けない複雑なストーリー。 文字通りページを繰る手が止まらなくなる。 久々に本気でレビューを書きたくなった、読みごたえがある素晴らしい作品。 | ||||
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読む手が止まらなかった〜! 何周もします | ||||
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やがみさんのことは前からYouTubeで知っていて、応援の意味で買いました! でも期待以上に面白くて、怖くて、変な夢まで見ました!最高です! まず文章の量がちょうどよく、久しぶりの読書でしたがスラスラ読めました。 難しい言葉や読みにくい漢字もなく、そういうストレスがないのがよかったです。 でも内容はすごく本格的で、引き込まれました。 誰が悪なのかわからない状態で読み進める不安感が、よりリアルな感じで、本の中の世界にいるようなかんじ。 最後の一文まで油断しないでくださいって書いてあるんですが、これが本当にそうでした。 全部おもしろいけど、最後の一文が衝撃でした。 伏線が張り巡らされてるので、1周目はもちろん2周目はより楽しめる作品だと思います。 やがみさんのファンはもちろんですが、ファンでない人も楽しめる作品だと思うので、ぜひ読んでほしいです。 個人的には読書が苦手で、サスペンス系のドラマや映画が好きな人にもおすすめです。本当に読みやすい本でした。 | ||||
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普段のYouTuberやがみんとはまた違う味わい、読む手が止まらない! | ||||
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やがみさんの動画が好きで書籍発売発表当日に予約して購入しました。 伏線が何重にも張られているミステリが好きな人には是非お勧めしたいです。 読み始め「?」と思っていたところが読み進めて「!!」に変わるその流れが素晴らしいと思いました。 ページを捲る手が止まらず一気に読めてしまうほど面白かったです。 動画とはまた違った魅力を感じられること間違いなしです! これからも応援しています! | ||||
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プロローグとエピローグが、これ程ピタリとハマる小説は、久しぶりでした。やがみ先生 お見事です♪ 私は、立花(父)に感情移入しながら読みました。2回目は✖️✖️視点で読んでみようと思います。 | ||||
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本書を手に取る前は、やがみ氏のことを存じ上げませんでしたが、一読しただけで、その才能の虜になりました。 読み手の心理を巧みに操る、筆致にはただただ感服いたします。 著者に関する興味が募り、調べてみたところ、彼が著名なYouTubeクリエイターであると知りました。 正直、これまで私はYouTubeクリエイターに対してある種の蔑視を抱いていました。 しかし、本作品に触れたことで、その既成概念は根底からぶっ壊され、私の認識は一新されましたね。 登場人物たちは、それぞれの内面に複雑な人間性とリアルな感情を宿していました。 最初から最後まで、緊迫感に満ち溢れており、私の心を鷲掴みにし思わず一気読みしました。 登場人物たちの精神の描写は、作者の鮮烈な内省と深遠な自己対話の産物とも言えますね。 読み終えても、余韻はなかなか褪せませんでした。 複雑に張り巡らされた伏線と展開には、読後も何度となく思い返し、気づいたらページをめくっていました。 現実と虚構の境界があいまいになり、読者自身が物語の中に没入しているかのような錯覚に陥りましたね。 それくらい強烈な作品でした。 本作品は、瞬く間に現代ミステリーの金字塔を打ち立てるでしょう。 | ||||
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