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飢餓海峡



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飢餓海峡の評価: 4.41/5点 レビュー 69件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 1~20 1/4ページ
No.69:
(5pt)

欲しかった

舞台の参考に。素晴らしかった。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.68:
(5pt)

犯人を裁けるか

上巻に続き読んだ。警察に携わるものの長年にわたる地道な調査が身を結ぶ大円団となった。しかし、その一方で、犯人の人生を振り替えざるを得ない。著者の水上勉氏の渾身の力量が大いなる感動を呼ぶ。映画化され大ヒットとなったのもむべなるかな。当時の映画の鑑賞とともにこの原作の奥深さをぜひ手に取って読み進めてほしい。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
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No.67:
(4pt)

戦後の人々の生き様

連絡船の事故を戦後に当てはめ、ミステリアスに展開する物語。令和の時代にあっても、その当時の様子がまざまざと脳裏に浮かぶ。下巻への展開が気にかかる物語。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.66:
(5pt)

素晴らしい人間ドラマ

久しぶりに水上勉氏の小説を読みましたが、改めて人間の描き方の深さ、そして作品の作り手としての執念に敬服しました。映画もみてみようと思いました。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
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No.65:
(1pt)

古本を選べばよかった

友人が読みたいと言っていたので
プレゼントしたのですが
赤茶けていてカバーが剥げて
中もページをしおり代わりに折ったような線がクッキリとあったとのことです。

発行が古い本ですから
赤茶けているのは仕方ないのかもしれないですが
折り目がついているとか新品であり得ないです。

ならば古本でもっと安く買えたなと残念です。

自身ならば交換してもらいたいところですが
友人がもういいと言うし
もやもやした気持ちが残りました。
プレゼントしなければよかったとすら思いました。

ちなみに
「上」のみカバー汚い、ページの折れがあり
「下」は赤茶けているのみで新品とわかる本だったとのことです。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.64:
(5pt)

初めて長編小説を読破しました。

林真理子さんのYouTubeでこの作品を知りました。沈没した連絡船事故の遺体が2人多い、なる出だしから、ミステリー要素を感じさせ、読みやすかったです。貧困は生活面も精神面も余裕が無くなるのは、、今も昔も一緒です。しかし、生き延びるために他人を欺く京一郎の生き様に、当時の生き難さを強く感じました。それにしても八重サン、お気の毒です。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
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No.63:
(4pt)

Kindle版は読みやすかった。

この本は再読です。昔読んだことがありますが、いま文庫本の小さい字にとてもつらいです。ちょうどキンドル版がありますので、とても快適に読めました。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.62:
(5pt)

昭和の名作は令和でも名作!

1ページめくって読み始めた途端、頭がページの中にのめり込んでいくのがわかります。
素晴らしい!
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.61:
(5pt)

サスペンス

飢餓海峡を読んだのは2度目。最初はたぶん45年前。自分が生まれ育った故郷から事件が始まっているのがきっかけだったと思う。また別なきっかけで読み返してみたらこんなに面白く、深い小説だとは思いもしなかった。上下巻、一気に読み終えました。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
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No.60:
(5pt)

あらまほしからざる自己を葬る。

海峡は荒れていた――。
この一文から壮大な人間のドラマが始まる。著者があとがきに書いているようにこの作品は単なる長編ミステリーではなく「推理仕立ての社会小説」という表現が相応しい。(以下ネタバレあり)。時代は戦後の貧困と混乱が日本中を覆っていた昭和22年。引き揚げ船がまだ舞鶴に着いていた頃の話だ。青函連絡船の層雲丸が転覆。同日、積丹半島付け根にある岩幌で町の大半を焼いた大火があった(洞爺丸と岩内町がモデル)。二つの大惨事を結び付けたのが二柱の身元不明死体だった。彼らが仮釈放の受刑者ではないかという情報をもたらしたのは、網走刑務所の看守部長。このことが発端となり、陰惨な強盗放火事件の真相が明らかになっていく。捜査線上に浮かんだのは犬飼多吉。犯人を特定する鍵を握っていのは、杉戸八重という娼妓だったが、彼女は東舞鶴の小橋沖で死体になって発見される。八重が犬養と会ったのはたった二回。一度目は行きずりの旅人として。二度目は一夜限りの客として。しかしとのとき八重は犬飼からある重大なものを受け取っていた。津軽の極貧の村で親を養うために娼婦として生きてきた八重。京都の僻村に生まれ凄まじいまでの貧困から必死に身を立てた犬飼。彼らはある意味同士であった。10年後に二人は再会するが、八重は犬飼によって亡き者とされる。男が女を殺めた動機は『ゼロの焦点』と同じく、過去の自分を葬り去るための仕上げだった。戦争と貧困よって残酷に人生を捻じ曲げられた人間の再生への必死の試みとその挫折と。この時代の推理小説独特の暗さと力がある。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.59:
(5pt)

人間の悲しい弱さを一大スケールで描いた昭和の名作

数ある映画作品の中で、ハリソン・フォードの「逃亡者」とともに、内田吐夢監督の映画「飢餓海峡」は、私が最も愛好する映画作品であるが、原作の水上勉の小説「飢餓海峡」はこれまで読んでいなかった。今回、読んでみて映画以上の感動を覚えた。人間の業とも言うべき弱さ(自己の保身・欲望のためには殺人をも厭わない)を、洞爺丸沈没と岩内大火をヒントに、一大スケールで描写した、作家渾身の力作である。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.58:
(5pt)

面白い何のと

NHK「知を楽しむ」のテキスト「虚と実を生きる」の三國連太郎の話を再読して、
録画していた映画「飢餓海峡」を見ようと思った。
その前に原作を読もうと、水上勉の本を、まず上巻だけ購入して読んだ。
それが、面白い何のと、ぐいぐいと惹き付けられて、あっという間に読み切った。
上巻を読んでいる途中で下巻を注文したが、届くのが待ち遠しかった。
風景描写の細かい表現に唸った、臨場感溢れる。
刑事コロンボのように、最初に犯人を明らかにして、謎を解いていくが、
コロンボの放映前の作品なのである。
その後、映画「飢餓海峡」を見たが、小説の方が格段上と感じた。
水上勉の小説を初めて読んだのは「越前竹人形」である。
彼が、推理小説を書いていたことを初めて知る。
最近、彼の名を良く耳にする。
日本におけるパラリンピックの父である中村裕医師の伝記を読むと、
「太陽の家」支援に彼が関わっていて、講演や書籍に記述されている。
最近、放送されたNHK「COOL JAPAN」の「紙」を取り上げた番組で、
竹紙が紹介されていた。唯一、竹紙を漉いている女性が彼からそれを習ったこと、
竹紙に揮毫した彼の言葉が紹介されていた。
多生の縁である。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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No.57:
(3pt)

商品状態の評定

説明よりもランクが下かな
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No.56:
(5pt)

人間の存在の多様性。

上巻で指摘した通り。
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No.55:
(5pt)

人間の生き方の多様性。

予め分かっている犯人を、刑事たちが執念で追い詰めていく過程が、読者の立場からは大変面白かった。
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No.54:
(5pt)

上巻のみ無限ループ(苦笑)

フジテレビで放送されたドラマが好きでした。
杉戸八重を演じたのが若村麻由美さんで、
強烈な印象を植え付けられました。
文中の杉戸八重を若村麻由美さんに
脳内変換して読んでいます。
八重が出て来ない下巻は
一度しか読んでいません(^^;ゞ。
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No.53:
(4pt)

後半にむけて矯める

文章はうまくはないが、構想力で勝負。
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No.52:
(5pt)

構想力の小説

自分のステレオタイプな歴史観、例えば売春宿の経営者などという人種はすべて強欲で人でなし、といった認識を改めざるを得ない。作者本人が体験を生かしたというのだから。とにかく構想力の勝利。謎解きも、刑事の執念も、田舎の描写も、素晴らしい。
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No.51:
(1pt)

投稿済

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No.50:
(2pt)

もう少しおもしろいかと思ったが・・

有名な小説なのでさぞかしおもしろいと思って読んでみたが、とにかく情景の描写が長い、くどい。本論には関係ない描写があまりにも長々と続くので、途中からはそのような箇所は飛ばして読んだ。それでも上巻を読み終えるのには骨が折れる。上巻は、延々と犬飼を探し回っているだけの内容と言っても過言ではない。「飢餓・・」というタイトルから、もう少し戦後の貧困の異常な様子や、それが犯罪にどのように結びつくのかという点が描かれているかと思ったが、結局犯罪の動機は刑務所を出たばかりでカネがないから、というのでは現代でもあり得る話であり、特別に戦後や海峡の遭難事故と結びつける意味はないように思う。
また、東京で八重を探し回っていた目つきの悪い男、というのが何者だったのかが結局わからずじまいで、特に物語の伏線になっているわけでもなく後味が悪いだけの結果となっている。
この内容なら、あれほど長編にしなくても描写をもっと切り詰めて文庫本1冊にまとまる長さで良かったと思う。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
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