飢餓海峡

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飢餓海峡の評価:

4.40/5点 レビュー 68件。 A ランク

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平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 21〜40 2/6ページ
No.82
(5pt)

上巻のみ無限ループ(苦笑)

フジテレビで放送されたドラマが好きでした。
杉戸八重を演じたのが若村麻由美さんで、
強烈な印象を植え付けられました。
文中の杉戸八重を若村麻由美さんに
脳内変換して読んでいます。
八重が出て来ない下巻は
一度しか読んでいません(^^;ゞ。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.81
(5pt)

構想力の小説

自分のステレオタイプな歴史観、例えば売春宿の経営者などという人種はすべて強欲で人でなし、といった認識を改めざるを得ない。作者本人が体験を生かしたというのだから。とにかく構想力の勝利。謎解きも、刑事の執念も、田舎の描写も、素晴らしい。
飢餓海峡(改訂決定版) 下 Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡(改訂決定版) 下より
4309016936
No.80
(5pt)

構想力の小説

自分のステレオタイプな歴史観、例えば売春宿の経営者などという人種はすべて強欲で人でなし、といった認識を改めざるを得ない。作者本人が体験を生かしたというのだから。とにかく構想力の勝利。謎解きも、刑事の執念も、田舎の描写も、素晴らしい。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
4101141258
No.79
(4pt)

後半にむけて矯める

文章はうまくはないが、構想力で勝負。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.78
(1pt)

投稿済

投稿済み
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.77
(5pt)

飢餓海峡

樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、功なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.76
(2pt)

もう少しおもしろいかと思ったが・・

有名な小説なのでさぞかしおもしろいと思って読んでみたが、とにかく情景の描写が長い、くどい。本論には関係ない描写があまりにも長々と続くので、途中からはそのような箇所は飛ばして読んだ。それでも上巻を読み終えるのには骨が折れる。上巻は、延々と犬飼を探し回っているだけの内容と言っても過言ではない。「飢餓・・」というタイトルから、もう少し戦後の貧困の異常な様子や、それが犯罪にどのように結びつくのかという点が描かれているかと思ったが、結局犯罪の動機は刑務所を出たばかりでカネがないから、というのでは現代でもあり得る話であり、特別に戦後や海峡の遭難事故と結びつける意味はないように思う。
また、東京で八重を探し回っていた目つきの悪い男、というのが何者だったのかが結局わからずじまいで、特に物語の伏線になっているわけでもなく後味が悪いだけの結果となっている。
この内容なら、あれほど長編にしなくても描写をもっと切り詰めて文庫本1冊にまとまる長さで良かったと思う。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.75
(4pt)

観てから読むか、読んでから観るか。

三國連太郎が演じる犬飼多吉の「飢餓海峡」観てからキンドル版で購入しました。映画では伴淳三郎の演じる刑事もカッコ良かった。活字で読むことによってこの作品がさらに深く理解できました。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.74
(3pt)

いまひとつ

名作と名高い作品で映画化もされているが、特に下巻はお粗末。前半で刑事が遺体を掘り返すところまでがサスペンスの手つき。この作者は芸妓や花町に落ちた女性の日常を描かせると、その底に母性のはかなさを嗅ぎ取る独特の嗅覚をもっている。資質は殺されることになるヒロインの東京での心象風景に生かされている。そのテイストと作品全体に漂う飢餓感が統合できていない。戦後の殺伐とした時代背景がそれを補ってはいる。しかし、肝心の犯人が名士に成り代わった後の人生についての書き込みが不足しているのが最大の欠点。このため最終にいたると二時間ドラマの結末を思わせて軽いし、松本清張の『ゼロの焦点』の終末を連想させる。新たなクリエーターによって、よりアクティブに作品理解が深められ、映画化されることを望みます。
飢餓海峡(改訂決定版) 下 Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡(改訂決定版) 下より
4309016936
No.73
(3pt)

いまひとつ

名作と名高い作品で映画化もされているが、特に下巻はお粗末。前半で刑事が遺体を掘り返すところまでがサスペンスの手つき。この作者は芸妓や花町に落ちた女性の日常を描かせると、その底に母性のはかなさを嗅ぎ取る独特の嗅覚をもっている。資質は殺されることになるヒロインの東京での心象風景に生かされている。そのテイストと作品全体に漂う飢餓感が統合できていない。戦後の殺伐とした時代背景がそれを補ってはいる。しかし、肝心の犯人が名士に成り代わった後の人生についての書き込みが不足しているのが最大の欠点。このため最終にいたると二時間ドラマの結末を思わせて軽いし、松本清張の『ゼロの焦点』の終末を連想させる。新たなクリエーターによって、よりアクティブに作品理解が深められ、映画化されることを望みます。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
4101141258
No.72
(5pt)

人間の心の根底を剔抉させる見事な作品。

時代の変遷はその都度ヒシヒシ感じますが、人間の心の問題は、いくら現代のような利便性だけを
追求している世の中になろうが、全然進歩も発展も感じられません。人間の心だけはハイテクには
なれません。やはり現代の教育に必要なものは倫理観、道徳観、向上心や向学心といった一種の
葉隠れ的な思想を学習することが重要だと痛感いたします。
飢餓海峡(改訂決定版) 下 Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡(改訂決定版) 下より
4309016936
No.71
(5pt)

人間の心の根底を剔抉させる見事な作品。

時代の変遷はその都度ヒシヒシ感じますが、人間の心の問題は、いくら現代のような利便性だけを
追求している世の中になろうが、全然進歩も発展も感じられません。人間の心だけはハイテクには
なれません。やはり現代の教育に必要なものは倫理観、道徳観、向上心や向学心といった一種の
葉隠れ的な思想を学習することが重要だと痛感いたします。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
4101141258
No.70
(4pt)

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その406・399冊目】

・サノーさん一言コメント
「北国の荒々しい海が、人間の複雑な感情を全て飲み込んでいく。社会派推理小説の名手が描く、因果応報」
【サノーさんおすすめ度★★★★☆】
・ウノーさん一言コメント
「人は、良いことも、悪いこともします。ひとつのボタンの掛け違いから、暴かれる真相を知ります」
【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】

・サノーさん、ウノーさん読書会

サノーさん(以下サ):著者は「松本清張」と並んで「社会派推理小説家」として、人気を集めた書き手だ。
ウノーさん(以下ウ):その時々の時事ネタや社会情勢、実際に起きた事件や事故から、社会の矛盾、社会で生きる声なき人々の「叫び」を織り込んで、推理小説として成立させるのが「社会派」ですね。
サ:この作品の舞台は、函館と岩内、東京だ。
ウ:実際に起きた「青函連絡船の遭難事故」と同じ頃に発生した「岩内町の大火」からインスパイヤされて、今回のストーリーは生み出されています。
サ:この二つの「事件」そのものが題材ではなく、それの発生と発生後に関連した殺人が、推理のテーマとなる。
ウ:青函連絡船の乗客数より遭難者数が2名多くても、追求しないのかしら?とは思いましたが、当時のアバウトさでは「あり得るかも」と納得してしまいました。
サ:それほど、描写がリアルで、臨場感がある。
ウ:その「きっかけ」から、様々な伏線が発生し、物語は「杉戸八重」という女性の「生き様」へと移行します。
サ:当時の「あいまい宿」の様子、北国の荒れた風土と、一人の女性が生きる「厳しさ」と「逞しさ」を読み取ることができる。
ウ:そして、そのストーリーが、最初の二つの事件へと、戻っていきます。
サ:「犬飼多吉」という、八重に大金を与えて消えた人物と「殺人犯」との接点が、やがて「線」となって、真相に迫っていく。
ウ:しかも、そこに「人間の二面性」を織り交ぜ、「凶悪な殺人犯」という側面と「成功した徳の高い実業家」という、相反する側面を、一人の人間のなかで描きます。
サ:そして、それが破綻するのも、「良心」と「悪意」という、相反する二つの感情の結果だ。
ウ:読み継がれる「推理小説」は、この感情を描く深さが違うのだということを改めて確認できる一冊です。
サ:もちろん、トリックや読み手を翻弄する「テクニック」も一流だ。
ウ:両方が揃って、「傑作」となるわけです。
【了】
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.69
(2pt)

長い

1963年に刊行された推理小説だが長い。無実の人を2人殺している犬飼には同情できないし、刑事の人物像も平凡でバックボーンも詳しく描かれないので、ドラマ性もイマイチだし感動しなかった。飢餓海峡は映画を観ればいいだろう。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.68
(4pt)

読書は根気が必要

上下巻で約1000ページもあるので、毎日30ページ読んだとしても完読するのに一ヶ月は掛かる、物語は大体分かるので・興味がある方にはDVD鑑賞をお勧めする
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.67
(5pt)

文句なしに面白い!!

樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、巧なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.66
(5pt)

とても面白い!

樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、巧なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.65
(4pt)

週刊朝日連載の同書。

1年の週刊朝日連載の終了は、「海峡は凪いでいた」で結ばれてた。勉さんはこれに加筆して、出版の宛てのない原稿を半年かけて纏めた。それが下巻に入っています。連載の優れた緊張感を、溶いて甘い感傷を綴ってしまった。内田叶夢監督の傑作「飢餓海峡」ではこの部分はカットされています。
「海峡は荒れていた」で始まった長編は、完成していたのです。
飢餓海峡(改訂決定版) 下 Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡(改訂決定版) 下より
4309016936
No.64
(5pt)

純文学と大衆文学を隔てるこの国の文学観。

「麻雀放浪記」の浅田哲也は改名して、純文学を目指し、陸奥盛岡で果てた。
「麻雀放浪記」をピカレスクなんて称して、満足する評論家風情。
「飢餓海峡」はまさしく「悪漢小説」、そして傑作なのだ。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)より
410114124X
No.63
(4pt)

週刊朝日連載の同書。

1年の週刊朝日連載の終了は、「海峡は凪いでいた」で結ばれてた。勉さんはこれに加筆して、出版の宛てのない原稿を半年かけて纏めた。それが下巻に入っています。連載の優れた緊張感を、溶いて甘い感傷を綴ってしまった。内田叶夢監督の傑作「飢餓海峡」ではこの部分はカットされています。
「海峡は荒れていた」で始まった長編は、完成していたのです。
飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 飢餓海峡 (下巻) (新潮文庫)より
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