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アガサ・クリスティー失踪事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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サンリオから出版された「アガサ愛の失踪事件」(1979年)を読んで以来のもう一つのアガサ失踪。また、「アガサ・クリスティー自伝」も手元にないため確認できませんが、確かにそこには<失踪>そのものに触れた内容は一切なかったと記憶しています。1926年12月3日。実際にあった失踪事件。 本書はその事件を題材にしながらアガサ・クリスティー、その夫アーチーの姿を照射しながら語り手をアーチーの愛人であるナンの視点にそえて新たに書き起こしたフィクションということになります。果たしてその新しい解釈の出来栄えは? ストーリーについて語るのは割愛させていただきます。その失踪事件そのものの時系列の中にナンという存在を際立たせることによって、二つの世界大戦に挟まれた英国の時代のいくつかの苦難を描きながら、特異な状況の中で生きる二組の男女の心の移ろい、またその事件を捜査するリーズ警察の元警部・チルトンを加えることによってその移ろいに或る意味過激な変化を与えています。そのことが成功したのかどうか? 中盤、もう一つのミステリ事件が起こりますが、その解決にはいささか肩透かしなものを感じました。アガサ・クリスティーをなぞっただけの稚拙な事件だと思います。また、元警部・チルトンとアガサ・クリスティーの間の或る心のふれあいにも違和感以外に感じ取れるものはありませんでした。 ということで、本書について私は良き読者にはなりえなかったと言えるのでしょう。さあ、次の物語に向かいましょう。 「アガサ・クリスティー失踪事件 "The Christie Affair"」(ニーナ・デ・グラモン 早川書房) 2023/5/9。 | ||||
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