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2119 9 29
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2119 9 29の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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ショートケーキの苺 のスピンオフということで購入しました。スピンオフというより、これで上下巻完成!!と思いました。「上巻」の最後に「腑に落ちなかった」ところがストンと落ちてくれた感じでしたね。作品的にも、「まばたきを3回・・」以来の傑作と思います。 ますます、この作家が好きなりました。今後の活躍を期待します。 | ||||
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前作ショートケーキを読んですぐ読み始めました。阿倍ちんの話がどうなるの!?と思ってましたが、前作では二人が人間で無くてもずっと一緒に居られますが、阿倍ちんの選択に涙が止まりません!断トツです!続きを読むのが勿体無く、わざと違う本に手をつけたりしましたが、待ち遠しく勿体無い本は久しぶりです。未読な方が羨ましい!ぜひご一読あれ!! | ||||
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ショートケーキの時の最後のオチには そう来たか!と思ったけど、 この作品はある意味王道なエンドで ハッピーエンドではあるもののただただせつなくなりました。 ほぼ永遠に続く愛と死して続く愛。 どちらも尊い愛だと思いました。 個人的には、芝がとても気になります。 アメリカに渡った彼がよいパートナーに 巡り会えるみたいな話しも読んでみたいです。 | ||||
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前作からの流れも踏襲しつつ、BLを超えた愛の物語が展開されており後半は涙が止まりませんでした。 さすがの筆致です。 ではありますが。キーになるキャラや要素、エピソードを詰め込み過ぎていて、筋道を立てるのが精一杯という印象でした。 ドールである高嶺の寂しさ、枯渇した部分などの描写がこれまでの作品に比べて浅いと思います。 もっと容赦なく底まで描くタイプの作家さんなので、ドールという設定上「心」の描写をあえて淡々と描くにしてもいくつかの単語でさらっとまとめないで欲しかったかなと。 阿部の優しさやひたむきさも、ある程度この二人が寄り添うための予定調和的な強引さを感じました。 とはいえ、読者がこの結末に向き合えるだけの舞台を整える様はさすがです。 曖昧に終わらせない、厳しい部分も切ない現実もしっかりと描き出す凪良さんという作家さんの矜持を感じ、10周年を飾るにはぴったりの作品だと思いました。 | ||||
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ショートケーキの苺にはさわらないでも大好きだったので、超期待して読んだんですが、期待通り‼︎何度も読み返して、何度読んでも泣けます(T . T) | ||||
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「ショートケーキの苺にはさわらないで」のインパクト絶大サブキャラ=ドールオタク阿部ちんが主役の作品です。 阿部ちんは女性型家庭用ドール(アンドロイド)美優に長年恋い焦がれている生粋のオタクですが、ひょんなことで男性型裏ドール(セックスドール)高嶺を預かることとなり、情が移っていきます。その惚れる過程がオタクらしくて、一緒に萌えました(笑) 超オタクですが阿部ちんは真っ直ぐで愛と優しさにあふれている人で、とっても好感が持てます。 また、このカップルの選択した生き方が私個人は好きです。 それからたびたび高嶺と美優には泣かされました。純粋できれいな魂を機械のこの子達に垣間見るからかもしれません。 諸行無常、人の心の変わりやすさが身にしみて来た自分には、阿部ちんや南里の初志貫徹ぶりは眩しすぎます。 …実は…BL抜きで読んでも読める内容かもしれないです。 生身の人間と、機械であるドールの間に恋って成立するのか?機械に心はあるのか? AI(人工知能)搭載ロボットが現実にも増え、機能もますます良くなっている昨今、人間の在り方・生き方が問われている作品だと思いました。 過去に「メタルと花嫁」というマンガで胸が苦しくなったり、「鉄腕アトム」でも子どもながらに不条理を感じたり。 そうそう、「AI」という映画もあったっけ。 自分はこの手の話に昔から弱いな~と思いました。 物にも魂が宿ると感じる日本人=自分なのでした。 それにしても凪良さんの細かい心理描写・心情表現は秀逸で、サブキャラにも愛があって素敵です(^^) これからも凪良さんの作品に期待しています! 応援する意味でもなるべく新刊本で購入させて頂きますね(^_-)-☆ | ||||
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読み応えがあります。 表現を変えて、前作のエピソードの 絡みを少な目?にして前提の説明をすれば、 この作品、単独でも成立すると思いました。 ○原○瀬さんの○の中と外のように 一般書籍としても十分に読み応えが ある作品だと思いました。 また、前作を探して、 もう一度読み直したいと思います。 | ||||
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最初はえぇオタクキャラ??と抵抗がありましたが、だからこそスムーズに関係をつくることができたのかな。だんだんと高嶺がかわいそうになってきて結末にドキドキしました。まぁかわいそうはかわいそうだけどある意味ハッピーエンドか。最初に自分が思ってたアンドロイドと人間の話とはちょい違いましたが後半1/3は涙を流しながらなんとか読み切りました。 | ||||
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凪良ゆうすごい。SFでも確かに現状の日本ってかんじだった。 あとやっぱり話が面白い。すばらしい | ||||
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『 エロス度★★ 阿部×高嶺♡ 〝ショートケーキの苺にはさわらないで〟のスピンオフ作品ですが、実は前作を私まだ読んでません! 今回の作品を読み、輝とシンの恋も超絶気になり、すぐにamazonでポチッと押しました。 人間とドールの恋。人ならざる機械との恋は普通であれば禁忌、忌避されるわけで重苦しくなるイメージだったのですが、阿部の独特なオタク口調や高嶺に悶えまくり心拍数ヤバイ彼のコミカルさや明るさ、そしてドールを人として扱う優しさにより、私の中でのイメージは払拭されました。 高嶺も、はじめは無愛想でツンツン無限大。しかし、阿部の優しさや身体の関係のない穏やかな日常を共に過ごすうちに、本来の自分を取り戻して生き、阿部に恋心を抱き、デレて可愛くなっていく彼に何度もハートを仕留められました。 美優ラブだった阿部ですが、高嶺にどんどん惹かれていき、恋を自覚しながらも高嶺と友達の関係を維持しようとする焦ったさ、両想いになり高嶺とうんと優しいSEXをする甘い痺れを伴う愛しさ。もう、最高でした。 ドールに心はないと言われますが、高嶺や美優、芝を見る限り彼ら彼女には確かに心があるように感じられました。 タイトルに込められた意味、そしてエピローグ。そこではもう涙腺が決壊し、ティッシュが手放せません。 この夏1番に泣かせれる小説であるかもしれません。 涙が止まらないときは、高嶺のアフロと丸メガネ姿をみて笑うしかありません!』 | ||||
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凪良さんの作品は全部読んでいるのでもちろん 【ショートケーキの〜】はも読んだのですが、 随分前の事ですっかり忘れていました。 で、P273で【ショートケーキの〜】と言う南里氏の台詞に阿部氏と同じタイミングで【?!】ってなりました笑 前半は阿部氏のオタクな心に叫びに一々笑い、 あとは事ある毎に泣きました。 読み終わったばかりですがもう一度読み返したいくらい好きな作品です。 まずはもう一度【ショートケーキの〜】を読んでから(^^) もし迷っている方がいらっしゃったら是非に! | ||||
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前作「ショートケーキの苺にはさわらないで」が大好きで、こちらのスピンオフはあの阿部ちんが主人公と聞いて「どうなるんだろー(笑)気持ち悪い攻が好きな凪良先生だからな(笑)」と、少しコメディタッチなものを期待してましたが・・・すごくいい意味で裏切られました。 もう泣いた泣いた、「ショートケーキ~」並みにボロボロでしたよ。 今回もドールがテーマになってますが、「ショートケーキ~」の時とは少し目線が違うというか、異なる切り口から「機械と心」について抉ってきてくれます。 「ショートケーキ~」と同じ、人間とドールというカップルですけども、幸せのかたちも物語の流れも脇役の感情も違っていて、最後の最後まで読んでタイトルの意味を知ったとき、涙がダーーーーー!!!(苦笑) 間違いなく今年ナンバーワンのBL小説だと思います。 この小説単品でも問題なく読めますが、もしこの小説が気に入ったなら、そして逆に「ショートケーキ~好きだったよ」という方がいらっしゃったら、「ショートケーキの苺にはさわらないで」「2119 9 29」セットで読まれることを強く!オススメします!!! | ||||
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前作で友人役として登場していた阿部ちん(大台越えの巨漢&ドールオタク)が主人公。 肥満による死の危険を避けるためダイエットに成功したので、作中では普通の体格です。 ドールを愛する阿部の元に現れたのは、ヤクザ所有の裏ドールである高嶺。 阿部と高嶺の出会いから『最善の道とはなにか』を探したふたりの結末までが丁寧に描かれています。 人間が生み出した『ドール』の変遷をなぞると、人間の身勝手さが浮き彫りになります。 創られたドールは、人間は『善』で『守るべきもの』だとプログラムされているためそのとおりに行動するけれど 戦争に駆り出されたり不正に染まる人間に接することで矛盾が生じ、高度な知能を持っているからこそ 人間が精神を病むように、壊れていく過程が人間として居た堪れない。 阿部ちんはドールに心があることを信じて『善』であり続けてくれたことが救いです。 高嶺を愛して幸せにすることをブレることなく貫き通した姿が眩しかった。 『ショートケーキ』の主人公が捨てざる得なかった家族をこの作品では拾ってくれていて人情味もあふれています。 どこまでも優しい阿部と辛い想いばかりしてきた高嶺が幸せに寄り添う姿を涙と共に是非。 | ||||
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前作は読んでません。が、単体として十分です。この作品は濡れ場もあるし、ちゃんとBLなんですけど、そうではないところで心揺さぶられました。 人間に作られた「ドール」の存在意義を作品中で繰り返し問うているのですが、そうすることで結局人間てなんなんだろう、と考えてしまいました。 登場人物がみな優しく、一層読み終えるのが辛かったです。タイトルもよくよく考えると、強引な伏線なんですが、秀逸だと思います。 BLとしての娯楽だけではない物語です。BLで泣くことは遥か昔の嶋田双葉さん以来でした。 | ||||
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前作『ショートケーキの苺にはさわらないで』に登場した「阿部ちん」が主人公のお話です。 自分もいつか…と思い続けていたドールではないけれど、 対する優しさはブレない阿部ちん。 揺れ動くドール・高嶺の心情は切ないけれど、 その想いはただひたむきに、阿部ちんへと向かっていきます。 前作とは違う種類の、幸せな結末だと思います。 そしてタイトルの意味。 それを知った時、涙を堪えられませんでした。 | ||||
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