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神無島のウラ



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【この小説が収録されている参考書籍】
神無島のウラ

神無島のウラの評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

泣きながら読みました

最初は、なんだこの主人公?面倒くさいな、という印象でした。それか物語が進むにつれ、彼の内面と彼を取り巻く環境、そして痛々しいほどに眩しく生身で生きている子供たちに触れ、最終的には主人公のことが好きになっていました。
彼が思う幸せの形があるならいつかそうであってほしいし、あさの先生は続編を書くつもりは無いように仰ってましたが、続きが読みたいと思える作品でした。
ホラーではないけどホラーのように感じる要素、ファンタジーな要素と過酷な現実が入り交じったお話です。
神無島のウラAmazon書評・レビュー:神無島のウラより
4093866716
No.1:
(5pt)

主人公の誓いがまぶしかった!

主人公は故郷の島に舞い戻った教員の男。

重い過去に縛られ虚ろに生きていた彼が、
大人に傷つけられた子どもたちに出会い、触れ合う中で、
心に熱を取り戻していくさまを描いた作品です。

純真な子どもの心に触れて病んだ男が変わるという
筋書きかと思いましたが、全然違いますね。

虐待の半端ではない闇が描き込まれていて、
子どもに見せるのを躊躇してしまうほど。

とはいえ、伝承を受け継ぐような島の人々の大いなる意思や、
ラストの主人公の固い誓いはまぶしくもありました。

底知れぬ怖さもありますが、後味は良かったです。

(対象年齢は13歳半以上かな?)
神無島のウラAmazon書評・レビュー:神無島のウラより
4093866716

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