夏物語

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評判

夏物語の評価:

3.46/5点 レビュー 82件。 A ランク

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平均点3.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 61〜74 4/4ページ
No.14
(3pt)

文才の無い人が村上春樹の真似をして一生懸命書いた本

まず、小説云々を言う前にちょっと日本語がおかしいと思うのですが、編集者は直したりしないのでしょうか。

真剣にびっくりした
とか
今夜最大にびくついた
とか挙げていけばもうたくさん。
40歳にもなって高校生のような言葉を使わないで欲しい。プロの小説家ならば、美しい日本語で書きましょう?
これは『文学作品』なんですよね?ケータイ小説じゃないんですよね?
よくこれで翻訳とかできますね。外国人の翻訳者が、この意味不明な日本語を訳せるのか?
いや、訳した方が逆に読みやすい文になるかも…。
でもまあ、後半は文章もうまくなっていたと思う。

ところで前半部分は必要だったのかな?お姉ちゃんの長話とか。銭湯行くとか、なんやらかんやら。緑子の日記も。
38歳、女、彼氏ナシ。だけどこのままでいいの…?みたいなとこから始めた方が良くなかった?
生殖倫理を問うとか人工受精だなんとかっていうテーマで売り出すのならね。
まあ普通、そこから 婚活!ってなるけど。主人公の頭ぶっ飛び過ぎだよね。

そして後半。人工受精で産まれた人のエピソードが続いてなんだか疲れてくる。あれ、私、わりとこのテーマどうでもいいわ…と思いながら頑張って読み進める。
そして作者が言及というか批判したいのは実は日本の家長制度とか、男尊女卑文化なんじゃないのかなー、てか最近の過激派フェミニストってなんか恐いよね、と思いながら進む。

そして主人公は時に人に励まされ、時に勢いで進み、精子提供を受けてめでたく妊娠&出産。精子を提供してくれたのはまさかの逢沢さん。
あれ?これってなんの話だったんだっけ
普通に好きな人の精子をクリニックで人工受精しただけやん。ただの不妊治療…。

そして素朴な疑問なんですが、そうまでして女も子供、欲しいかな?
ひとりで生きていくのも大変なこの時代に?
というか主人公、これから産後の身体抱えて、ひとりで乳幼児世話して、仕事すんの?詰むやん。
作者もそれが分かっているから、産まれたところで話を終わらせたんだろうねー。

はい、感想以上です。
悪かった点としてはやはり無駄に長いということ。
もう少し、主人公のどうでもいい思考とかは省いても良かったんじゃないかなと思う。特に前半が辛かった。
後半に入ってももっともっと駄文は削るべき。なんでもかんでも足してきゃいい、書けばいいってもんじゃないでしょうよ。
文章の幼稚さと無駄な長さが読者に負担をかけた作品のような気がします。
これを500ページ読みきった自分にお疲れさま。

あと20回くらい推敲できたら良かったんじゃないかなと思う。
あとやっぱり、村上春樹パクり過ぎじゃない?

結局この本から学んだこと : 文才のない奴が村上春樹のような個性的な文体をパクるとなんかイタイことになる。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.13
(3pt)

最後に向かうところが残念

前半を読んでいて途中で、あれ?これ乳と卵?と思いつつも新鮮な部分もあり読み進め後半、そちらは事前情報として反出生主義がテーマっぽかった(現代思想 反出生主義を考える に引用が出ていた)ので期待して楽しく読んだ。後半中盤で出てくる恩田のシーンが心底キモすぎてさすがだった。キモすぎて逆に笑った。この辺は夏子と友達の気分で、よく無事で帰ってきたね〜とわかち合い慰めたい気持ちになった。これをそこらの男性作家が書いていたら絶対このキモさをなんか美化か擁護かしちゃってここまで完全に有りそうなキモさを表現できなかったろうと思う。
その後も仙川さんとか善さんは良かったし夏子もそちらが正しいって思ったりするのに「最後へ向かうところ」はやっぱり明確な理由がなくても一般的な方に流れるんだなと残念だった。帯に村上春樹氏の推薦コメント載ってて「とくに最後に向かうところが僕はなにより好きだ」とのことですが。村上春樹苦手だし納得したけど。結局反出生主義は取り残されたかわいそうな人にしか見えず。というか最後に夏子が善さん呼び出してわざわざ話すのが残酷だなと思った。善さんにそんな宣言しなくてもいいのに…。「忘れることよりも、間違うことを選ぼうと思います。」って名言っぽく言ってるけどきついなこの人と思った。そんなこと言われて泣かれても、善さん災難過ぎる。
遊佐さんみたいな、男性のことはもう信用できなくてシングルマザーになったけど子どもは素晴らしいよ産むべきだよ人生変わるよ、というタイプの人にはとてもフィットしそうな話だと思った。遊佐さんも良い人で好きですが。反出生主義はメインではなかった。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.12
(2pt)

悪文のオンパレードでした

「〜を眺めながら○○を見ていた」という謎の文章のほか、(正確には490ページ、「人々が行き来するのを眺めながら、私はじっと人々が歩くのを見つめていた」←なぜこれが校正はいらない?)
変な比喩や表現や悪文が散見。
文章に知性が感じられず、また主人公も作家でありながらなぜこんなになんか鈍そうで、パッとしない頭の持ち主なのか。自分の気持ちと性的な行為が連動していないというのなら、なぜ昔のボーイフレンドが他の女性と寝たときに悲しい気持ちになるのか。なぜ逢沢は「自分の子供を産んで欲しい」といったのか。腑に落ちない部分が多かったです。ただ前半の、貧困女性のエピソードやセリフはリアリティがあって面白かったです。
後半に行けば行くほど「なんとなく」な展開になったのが残念。それでもまあストーリーやセリフよりも、似たような表現がダラダラ続く描写がとても気になりました。
文章が悪いのでこれを翻訳する人気の毒だな^^;
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.11
(2pt)

オチが楽観的すぎる(ネタバレあり)

乳と卵が好きでした
今回の作品はやたら長い
しかも安易なオチでした
精子バンクの話なら精子バンクで子どもを作る話にするべき
現実味がなく残念でした

テクニックを見せつけるような文章の書き方が鼻につく

もうこの著者の本は読まないと思います
真夜中の〜など、昔好きだっただけに本当に残念でした
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.10
(1pt)

ガッカリ

ちょっと内容が思っていたのと違いガッカリでした。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.9
(3pt)

子どもを作ることに自己決定はあるのだろうか?

「生まれることに自己決定はない。だが産むことには自己決定がある」・・・・本当にそうだろうか?
私は10年ほど前に長年、不妊治療をしていた経験から、「生むことに自己決定はあるのだろうか・・・・?」と感じながら読んでいた。ある意味、「生むこと」には自己決定があるのかもしれない、でも、子どもを「作ること」には、そんなに自由に自己決定して作れるものではないことを実感として感じてきた。どんなに最先端の技術を使っても、命を授かるということはとても難しく、本当に奇跡的なことなのだと思う。だから、例えどんな方法を使い、どんな理由で授かったとしても、命を授かるということは生まれる側に自己決定があって、やってくるのではないかと思う。授かった命を「生む」「生まない」というのは、人が決定できることなのかもしれないが、その前の段階として、どんなに「作る」と決めたとしても、そんなに簡単に命は授かるものではない・・・・だから、もし命を授かったのであればそれに従えばいいのではないかと思った。
「作る」ということに対しての議論に関しては・・・わからない。でも、そんな方法であれ、授かるということは生んでいいということだと思う。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.8
(2pt)

主張が不鮮明かな?

この小説にたびたび登場する男性編集者の言葉が印象的"貴女には小説家の才能が無いだろう"?この言葉は私にも響くし、この本の前半だけを読む限り
トラウマ編集者の通りかもしれない。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.7
(1pt)

重いテーマに対して薄い結末に思いますし、無駄に長い文量だとも思いますし、 本屋大賞2020にノミネートされる資格を感じない残念な作品でした。

パートナーなしの精子提供妊娠、出産を目指すヒロインと、精子提供で生まれ「父の顔」を知らない男性との交流がメインとなる作品で、
無駄に長く、帯の『圧倒的感動』を信じて読了しましたが、

テーマは最近のもので面白いのに、とある女性キャラクターのヒロインに対する叫び『誰もが自ら望んでは生まれてこない子供を出産するのは酷い事』に対するヒロインの答えが、
あやふやな事にガッカリしましたし、感動は特に感じませんでした。
重いテーマに対して薄い結末に思いますし、無駄に長い文量だとも思いますし、
本屋大賞2020にノミネートされる資格を感じない残念な作品でした。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.6
(1pt)

がんばれ男性諸君

第一部は星4。第二部は星-3。
もし現代日本文学が常に危惧されているように末期を辿っているのなら、この本は何かしらの賞を受賞するだろうと思っていたところ、案の定毎日出版文化賞を受賞した。只でさえ幼稚さは否めない日本の世論に左右される、素晴らしき現代日本文学。

第一部の完成度は素晴らしい。『乳と卵』の書き直しということもあって、テーマも骨組みもしっかりとしているし、もとの作品よりも夏子と緑子の人物像が浮かび上がることで、どこか『ミス・アイスサンドイッチ』に似た匂いを思わせる、川上未映子らしい敏感な生理的感覚に満たされた佳品であった。

しかし第二部は、いとも簡単にその先入観を裏切る。

「生殖倫理」をテーマにしているはずが、この問をフィクションの中に成り立たせる客観性・倫理性に乏しく、作家の所感(考察ですらない)の枠を出ない。AIDの具体的な情報(たとえば夏子が調べた情報、逢沢潤の語る話など)はもはや引用さながら、作家の手によって調理されなかった青臭い記述として並べられる。つまり、作家にとってAIDの詳細な情報は、残念ながら力量不足で消化できなかったもの、あるいは物語のディテールを固めることにおいてむしろ「書きたいもの」に邪魔をするものであった、ということがうかがえる。
作家はきっと、「生殖倫理」を問うことに興味をあまり置いていない。逢沢潤の人物像の薄さ、精子提供者の性格の歪み様に表れるように、むしろ「出産における女性の劣等性」を書くことにこそ作家の熱量を感じる。したがってそれは両性の観点をもとにした「正しい」生殖倫理というよりは、女性にのみ肩入れした感情論である。女性文学としての歴史の譜に並べるのなら、十分すぎるほどの「性的自意識」が滲み出ているけれど、文学の一作品として見るならいかがなものか。
そもそもテーマが現代的というだけで、作中で何度も同じ表現を繰り返し、挙げ句の果てにはかつての作品に用いた表現も持ってきて、同じような構成の繰り返しで進んでいくこの作品はそのテーマを伝えられるほどに「優れて」いたか? というのも、十分考えどころではあるけれど、両性の性差別を撤廃するよりも先に「女性の地位向上」を謳いあげる施策が行われる日本での受賞は当然だとも言える。

女性が男性による差別を問題として提言するのは一つの人権表現である。
しかし、この作者のような怒りをもつ女性たちが思い違いしているところは、自分の生理的好き嫌いを世論で持て囃される「政治正義」によって有無を言わさず肯定し、よくよく考えれば権利を侵害してるとは言えない些細な点(この作品で言うなら、夫が家で出す日常音が耳障りでうるさい、など)も大きく祭り上げるところである。また、それこそが男性への弾圧になっているということも省みない。

別の話で言えば、繊細で感情的、物事について細かな機敏で感覚する複雑な『女心』という立派な建前を、両性で尊んでいる風潮。
それに対比して、単純脳回路で愚直という固定観念を揺るがなく張られ続ける男の窮地。その優劣を、両性で暗黙に認めている価値観がある。
脳の造りが違うという事実からどちらも性の違いの範疇なのに、いつだって女心ばかり美しげに尊ばれるのはなぜだろう。
男女の差別をまっさらなくすのなら、両性によって根も葉もなく尊ばれる女心の聖性は、男性による盲目的男性優位主義の概念とともに、なくなるべきものだと思う。
女心がいかに繊細かを説き、男と比べ、無意識であっても結果的には差別的な男性糾弾、性的優位を得ようとする一部の動きは、盲目的男性優位主義と変わらぬ『盲目的女性優位主義』だ。

世界的な女性差別撤廃の裏側に、男性と女性という区切りの持つ偏見、隔たりをなくすべき倫理が出来上がりつつある。
恐らくは、お互いが差別になり得ない性差の違いからしっかり知ることで、相互の性を尊ぶ考え方が生まれることが、全く理想だったのだろう。
相手の差別意識を批判するのなら、まずは自分の持つ差別意識を批判することから始めなければならない。今作品では、白々しいほど、それができていない。
どれだけ世界がこの作品を認めたとしても、ディストピアにおける一時の自己満足に他ならないか、個人主義が現代においては自己中心主義であり、相応に間違った価値が置かれているためだと考える。

いま、女性作家からひとつの雪玉が投げられた。男性らはそれを食らってしまったが、どう反撃をするのだろう。それとも反撃などはせず、和解にも持ち込まずに、食らったままで沈黙をつづけるか。
男性も存分に「性的自意識」を滲ませた生殖倫理を説けばいいのに、とも思うけれど、そういうことを客観的に書ける迫真さを持ち合わせた作家は今のところいないのが現状だ。

レビュー(?)が長くなって失礼しました笑
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.5
(1pt)

名作か?

よく千枚以上の小説を一気に書けるなと感心するが、それにしてはすらすら読める。作者の現実をちょっとずらした小説だが、はてどこに涙を流すような感動台詞があったのやら、そういう意味で名作かどうかは分からない。ただ途中で「この世のどこかに自分の知らない自分の子などいないと断言できる男はあまりいないだろう」(うろ覚え)とあったが、いやそれは結構いるんではないかと思った。(後記)しかし「生むべきか生まざるべきか」などと初手から悩めるのは女だけで、男は何もないところから悩めないわけだから、これは男性差別小説ではないかと思い点数を下げる。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.4
(1pt)

小説家の言葉

センセイによれば、この本を読むことで「読書の反応を超えたような」体験を経て、「人生の深いところから」感想が湧くらしいです。
センセイはこれまでどんな読書体験を積んだのでしょうか、、?
人生の深いところって何ですか??
いやはや、、
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.3
(2pt)

退屈な描写と展開

圧倒的感動の超大作、と帯にあり新聞にも取り上げられて期待していたが、面白く読んだ「乳と卵」と比べて、長編のせいか、同じ様な描写が続き、筋がよめてしまい退屈した。新しいテーマや「21世紀の世界文学」と表されてるわりに、新鮮さも無かった。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.2
(3pt)

個人的には。。

無常の感じが淡々と書かれていて、芸術的でした。

結末に向けて、大衆迎合してしまった感があって、私は一気に冷めてしまいました。世の母親には丁度バランスが良いのかもしれませんが、もっと曖昧にもっと無常に、最後まで芸術的に迎合しないで欲しかったなぁと、勝手ですが思っております。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.1
(3pt)

概ね面白く読んだ

中学生時分、「生理が来そう」をとても嬉しそうに、「昨日もおりものがおりたの」と友達内に報告してた子を思い出した。「喜ぶ人も居るんだ」に驚き、同時に「嫌で嫌で堪らない」自分が、物凄くスレた人間になった気がしたっけ…

「父親の種ではない」と知った人が「騙されていた」になる、その回路が自分にはどうにもピンと来ない
常日頃から雑に扱われてきたなら「ああ、なるほど」で、何不自由なく丁寧に扱われてきたなら「赤の他人の子によくぞそこ迄」位で止まってしまう
「ルーツ」とか「アイデンティティ」を「精子」に求める気持ちは理解不能…当事者になってみないと分からないんだろうけどなあ
AIDに関して気になるのは、「提供者」の「子」が通常ありえない程の数はびこる。の、ただ1点
「提供者1人(←1回じゃなくて)に付き、〇人まで」とかの規制が必要だと思っている
ンでもAIDで生まれた事を、ことさらに「誇れ」と教える親は嫌だなあ
単に目的と手段、じゃダメなんかなあ。と

「非匿名」の精子提供した人に求められるアフターサービスを考えると、提供者は一体どんだけ報酬貰うんだろう?ボランティアで数十年後のアフターサービスまで引き受けられる人って実際に居るんだろうか?と、どうも情緒とはかけ離れた方向への興味だけが募ってしまった

基本楽しく読みました
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549