夏物語

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夏物語の評価:

3.46/5点 レビュー 82件。 A ランク

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平均点3.46pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 41〜60 3/4ページ
No.34
(2pt)

退屈な描写と展開

圧倒的感動の超大作、と帯にあり新聞にも取り上げられて期待していたが、面白く読んだ「乳と卵」と比べて、長編のせいか、同じ様な描写が続き、筋がよめてしまい退屈した。新しいテーマや「21世紀の世界文学」と表されてるわりに、新鮮さも無かった。
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.33
(3pt)

個人的には。。

無常の感じが淡々と書かれていて、芸術的でした。

結末に向けて、大衆迎合してしまった感があって、私は一気に冷めてしまいました。世の母親には丁度バランスが良いのかもしれませんが、もっと曖昧にもっと無常に、最後まで芸術的に迎合しないで欲しかったなぁと、勝手ですが思っております。
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.32
(3pt)

概ね面白く読んだ

中学生時分、「生理が来そう」をとても嬉しそうに、「昨日もおりものがおりたの」と友達内に報告してた子を思い出した。「喜ぶ人も居るんだ」に驚き、同時に「嫌で嫌で堪らない」自分が、物凄くスレた人間になった気がしたっけ…

「父親の種ではない」と知った人が「騙されていた」になる、その回路が自分にはどうにもピンと来ない
常日頃から雑に扱われてきたなら「ああ、なるほど」で、何不自由なく丁寧に扱われてきたなら「赤の他人の子によくぞそこ迄」位で止まってしまう
「ルーツ」とか「アイデンティティ」を「精子」に求める気持ちは理解不能…当事者になってみないと分からないんだろうけどなあ
AIDに関して気になるのは、「提供者」の「子」が通常ありえない程の数はびこる。の、ただ1点
「提供者1人(←1回じゃなくて)に付き、〇人まで」とかの規制が必要だと思っている
ンでもAIDで生まれた事を、ことさらに「誇れ」と教える親は嫌だなあ
単に目的と手段、じゃダメなんかなあ。と

「非匿名」の精子提供した人に求められるアフターサービスを考えると、提供者は一体どんだけ報酬貰うんだろう?ボランティアで数十年後のアフターサービスまで引き受けられる人って実際に居るんだろうか?と、どうも情緒とはかけ離れた方向への興味だけが募ってしまった

基本楽しく読みました
夏物語 (文春文庫 か 51-5) Amazon書評・レビュー: 夏物語 (文春文庫 か 51-5)より
4167917335
No.31
(1pt)

登場人物に共感できない

冒頭から貧乏の話、豊胸手術とか登場人物が愚かすぎて、読んでいてイライラして読み続けられなかった。帯の大げさな文句に乗って買ってしまって大損した。こんなのが世界で翻訳されたのか、恥ずかしい。そういえば村上春樹も嫌いだから趣味が合わなくて当然か。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.30
(3pt)

良かったよ

重いけど、うれしくなるかも。
なんだろう?うまく言えないけどゆっくり読むのにオススメです。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.29
(3pt)

ありふれた意見・考え方の整理整頓

Audibleで途中からは2.5倍速で聞きました。表現として優れているのか凡庸なのかわからない文章が続き、文学賞の下読みってこんな感じなんだろうかなどと考えながらも、朗読と自分の相性がよかったのか聞き終えることができました。職場で仕事ができるとされている人が考えると、こうなりますというような内容で、間違ってはいないけれども面白くはないという状況説明や描写が多いという印象でした。広い意味で常識的に生活していて、そこに何の疑問も感じていないような人は、この作品に共感できて、自分の考えていることがここには書かれていると歓喜するのは想像できます。AIDについてまとめてみました!という学生のレポートと何が違うのか、悩ましい作品でした。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.28
(1pt)

凡庸にも達しない二流の通俗小説

この作家はプロットを重視しない純文学畑で、まさに己の「女性性」を武器に成功を収めた。
その作家が中年に至って(よくあるパターンだが)フェミニズムに傾倒し、今までの殻を脱ぎ捨てたのだとばかりに社会派を気取ってみたのが今作だが、残念なことに本作はその辺の中年女がやりがちな愚痴とスカッとジャパンやお涙頂戴な安っぽい通俗性で構成されたネットの素人小説同然の出来となった。
ただ彼女には文学賞を取った権威があるので極めて過大評価されているし、内容そのものはある属性にコミットした通俗小説なので、その層から多大な支持を受けて売れに売れている。
だが売れているということは名作かどうかの基準にはならない。
最近、この手のフェミニズム小説が雨後の筍のように増えてきているが、なろう小説ようなものだと個人的には感じている。なろう小説が異世界転生などの形式で誰にでも書け、その形式によって読まれるように、フェミニズム小説も一定の形式に沿って書かれ、その形式を受け入れるマーケット(フェミニズムの場合は加えてアカデミアにも歓迎される)で流通している。そこに独自性はないが、作家にとっては旨味があるのだ。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.27
(2pt)

人工受精と精子提供

テーマは重い。夏子は小説家なのだから、それを拒否する編集者仙川と対決して欲しかった。曖昧なまま、精子妊娠出産して終わる。「世界が絶賛」と帯にあったが、大阪庶民の生活力の宣伝と冷めて読んだ。大阪弁に、頼りすぎているのでは。第一部は、テーマからすれば不必要、長いだけの小説になってしまった。ただ、この作家は好きだ。接触への恐怖と嫌悪は、なにを書いても清潔感があって良い。それが、こんな曖昧な、馴れ合い的な終わり方で良いのか。ほかの読者も指摘していたが、繰り返しが多すぎる。精子提供者の逢沢以外の男性は、みんな嫌悪の対象だが、それなら徹底して悪役に仕立てて欲しかった。女性にはかなり甘い。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.26
(3pt)

子供を産むこと、産まないこと

1ヶ月前に乳と卵を読み、面白かったので、その8年後が描かれる本作を読みました。

第一部は乳と卵のストーリーをそのまま持ってきていますが、登場人物間の会話の内容、主人公の回想の内容が変わっています。巻子と夏子姉妹の過去のエピソードや、生まれ育った街に住む当たり屋九ちゃんのエピソード、巻子のスナックで一時期働いていたノゾミの話など、面白く読みました。巻子がノゾミを見舞いに行った時の話など、巻子の人となりが乳と卵の補足のように分かり、より好きになりました。
回想や会話の中で描かれる人物の細かい描写が絶妙で、会ったことはないけれど、わかるわかる、こんな人るな、と想像、共感できる人物を創るのがすごいなと思いました。

第二部以降は一部の8年後からが描かれています。望んでもいないのに成長して大人になることを辛がっていた緑子は20歳になり、大学に通い、恋人がいます。
豊胸手術を病的なまでにしたがっていた巻子は精神的にも肉体的にも以前より健康になっています。
この2人の親子が、大変なりにも幸せそうでほっとしました。
そして、主人公夏子が精子提供を受け、子供を産むことを望み、迷い、決断をくだす話がメインで描かれています。

私は既婚の28歳で、子供を産むか産まないかについてここ数年ほどずっと考えています。そのための参考として以前に同作者の君は赤ちゃんを読み、その延長で乳と卵を読み、本作も読みました。
本作で遊佐が言う『子供を産んでから、子供を産む前は世界の半分が手付かずだったと気付いた』という主旨の発言が胸に刺さりました。
と、同時に、善さんの『産まれることによって、人生が死ぬことよりももっと苦痛なものになってしまう人間が一定数存在するのにも関わらず、子供をうむのは完全に親のエゴ』『自分から望んで生まれてきた人間はこの世に1人もいない』という考えにも完全に納得しました。
主人公は最終的に『例えどんなに自分の選択が間違っていたとしても自分の子供に会ってみたい』と産むことを決断します。子供を産んだ川上さんだからこそこの結末になるのは当然のことなのかもしれませんが、これから子供を産むかもしれないものとして、背中を押されるような作品でした。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.25
(1pt)

二部がひどすぎる

まるで男子高校生が電車で回りに聞こえるように自分の(側からみれば恥ずかしい)武勇伝を話したり、昔は悪かったんだぜ、とおっさんが飲み屋で自慢したり、給湯室での悪口を文字起こししたような、ステレオタイプの集合体のひどい文章の羅列である二部。
一部がよかっただけに、それを下敷きにすらせず、お気に入りの人形の頭を引きちぎられて、突然謎のでかいおっさんの頭をボンと乗せられたみたいな違和感まみれの二部が非常に残念。
また、随所に見られる作者の強すぎる自己愛がたまらなく恥ずかしい。
これが、賞をとり、評価されるなら、もうおしまいです。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.24
(3pt)

結局そういう展開かぁ…

前半は面白く読んだのですが、後半からは結局、両思い(?)の男女ペアができてそれで……という流れに肩透かし感がありました。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.23
(1pt)

お金どうするの?

主人公はまだ一冊しか本を出版していない女性。次の長編小説を書ききれないまま日々を過ごしている。コラムやエッセイや短編小説を書いて生計を立てているが、このままの人生で良いのだろうか?と疑問が湧くようになり、子供を持つ可能性について考える。

生殖倫理や自分の出自を知る権利や子どもを生むことのエゴをテーマにした本書だが、それ以前に、経済的に不安定な主人公が、シングルで子供を産んだとしてどうやって育てていくつもりだったのだろう?とそこばかりが気になった。
主人公自身、貧乏な幼少期を過ごしており、それゆえにいじめにあったり夜逃げをしたりと苦労してきたはずなのに、お金の問題を全く気にせず、AIDにより生まれた人が自分の親を知らないという問題にばかり着目しているのは不自然だしリアリティに欠けるしもっと言えばご都合的だと思う。

そしてこの作者に限らない昨今の小説にありがちな、乳やら経血やら初潮やら卵子やらに関する記述を乱発する傾向は、率直に言って安易だと思う。そういうこと書いておけばそれっぽくなりますもんね、そうですよね、とシラケてしまう(MHさんの小説の主人公がやたらにセックスせずにはいられないのも安直だと思う)。

総じて、長い割に中身のない内容だった。
上記のような身体性についての描写が多い割に、頭の中だけでこねくり回したような、妙に地に足のついていない物語で、真に迫るような迫力に欠ける。
善百合子と精子提供者を名乗る男の記述だけ血が通っていて、面白かった。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.22
(1pt)

読者の気持ちになって本を書きましょう。

まずはこの作品を上手い帯付けて村上春樹さんの推薦文まで入れて、売れてるし、なんか凄そうだし、最近小説読んでないけど、読んでみるか! と購入させた編集者の力量は凄いです。
 肝心の中身のほうは、既存の作品をよく研究しているな、という感じで単調な独白、大阪弁の会話、子供の手記、過去にさんざん読まされたパターンを上手くなぞっているだけで、特に刺さることなく、ページが進みません。
 この本を読むならベースになっている文学の知識や教養が半端ない村上春樹さんをおすすめします。
 見た目もいいし、日本文学界(笑)で飯を食ってる出版関係者や評論家の人からするとちょうどいい人なんだと思います。
 同人誌の内輪ノリで賞を与えて、持ち上げた人の最高傑作がこれ?
 作家というより、タレントさんです。
 たいした社会経験や恋愛経験がないままの自意識過剰で私のことをわかってちゃん。
 が自分の半生をもとにした作品です。
 書きやすかったです。読んでください。
 一般の読者が完全に置いてけぼりです。
 読者の気持ちになって本を書きましょう。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.21
(3pt)

女性であることの痛み

『乳と卵』をリメイクした前半から、AIDを材に取った後半まで、女性であることの痛み、苦しみが繰り返し描かれている。気になるのは全体のリズムやクオリティにばらつきがあることだ。この作家の場合、大阪弁全開のところはスピード感があって面白いのだが、標準語で村上春樹的な比喩を多用するところは退屈。所々、こんなに下手だったっけ、と感じる。人物造形も仙川涼子や善百合子が中途半端。何より帯や書店で「感動」を宣伝しすぎではないか。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.20
(2pt)

主人公のイメージが途中で変わる本

最初は、女性たちの生い立ちが生々しくそれでも躍動的で市井を生き抜く下町の根源を垣間見る楽しさを感じた。
途中、子供が欲しいと言う下りからは何故か陳腐な恋愛小説と化したような、周りの人物のエピソードがなにも生きないような展開になって、過去に傷のある雰囲気のある青年に、それも背が高く多分端正な顔を持つであろう男に靡いていくさまは、滑稽ですらあった。
編集者のほうがよほど現代を写す人として何かを持って生きている感じがしたが
その死もおざなりに扱われた。
結局嘘までついて普通の不妊治療に落ち着いたという茶番、なんだかなぁというラストまで、この作者はなにを映し出したかったのかよくわからない内容だった。
主人公にわずかにあった魅力がどんどん失われていく変わった展開。
もう一冊別の作品読めば違う景色が観れるのだろうか?
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.19
(3pt)

改行の無い長い文章は読者の好みが分かれます

川上未映子さんの大阪弁を交えた会話、長い文体に驚きながらなんとか読了しました。無類の本好き、活字好きですが、小説でこれほど時間のかかるものを読んだのは珍しい限りです。多分思考経路自体が作者とは根本的に違うのを認識させられたのかもしれません。好みが分かれます。

女性の性について、これでもかと見つめている主人公の自意識に触れ、到底分かりえない心情の吐露というものと遭遇した気分です。読書というのは意識的に作家を選ぶ過程が途中で入りますので、これまで避けていた作家ではありますが、評判の良さに乗じて読み進めていたところエアーポケットにはまった感がありました。

非配偶者間人工授精(AID)という精子提供を取り上げながら、女性の性の辛さや受容性を通奏低音のように絡めて進行していました。面々と続く独白が情緒的な主人公の人柄を浮き彫りにしており、とりとめのない会話自体が作者独特の文体を彩っているのに遭遇したという感じです。

海外でも評判のようですが、翻訳自体も大変でしょうね。この文体を多言語に置きかえる過程の難しさは想像できます。ました主語述語が明確で、主張そのものがくっきりと浮かび上がる文章とは対極的な内容ですし、婉曲的に書き、その意図を察しながら読者もストーリーの展開についていくわけですから。友人との会話の中での『〇〇こつき労働力』という表現にも出くわしました。好き嫌いが分かれるのも尤もです。

第1部の緑子が第2部で成長して登場することで読者は少し救われた気がしました。ラストはその方向に向かうのはある種の必然性なのかもしれません。
主人公の幼少期の大阪の街の描写も特有の詳しさで臨場感をもって読み進めました。このあたりの上手さが作家の芥川賞をはじめ、各文学賞を受賞している力量の片鱗なのだと妙に納得しました。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.18
(1pt)

あれ?

冒頭の貧乏自慢でまずうんざりしてしまいました。その後も感情移入する余地のないおしゃべりがだらだらと続き退屈でした。このような退屈な内容を退屈せずに書き連ねることができるのが、ある意味この作家の才能なのでしょうか。ところどころで村上春樹のような筆致になるのも気になりました。「乳と卵」を読んだときはそのように感じなかったのですが、この作品では、ところどころで「あれ、いまじぶんが読んでいるのは村上春樹?」と思うことがあったのはわたしの気のせいだったのでしょうか?
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.17
(3pt)

長編の中に波があり過ぎる

独身女性の人工授精がテーマ。
全体の流れに波があるというか、前半は冗長でまぞここを乗り切らないといけない。
姉とその子供が中心で、その後の展開とのつながりにしっくりこない。
ただ中盤からは、一気に読ませる。
主人公が作家になり編集者との関係や、人工授精で生まれた人の葛藤などは惹きこまれていく筆力。
それだけにラストにまた平凡にもどってしまうのが、なんとももったいない。
長編でなくて、もっと思い切って内容を削ったほうが迫力あり読み応えあった感。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.16
(1pt)

共感できない、退屈

読んでいて退屈でした。また、関西弁での会話のニュアンスがよくわからず、また心地よく読めませんでした。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549
No.15
(1pt)

だらだらガチャガチャ書いてある

パートナーなしの妊娠、出産を目指す夏子のまえに現れた、精子提供で生まれ「父の顔」を知らない逢沢潤――
生命の意味をめぐる真摯な問いを、切ない詩情と泣き笑いに満ちた極上の筆致で描く、21世紀の世界文学!世界十数ヵ国で翻訳決定!
ってあったので読んでみた。
思ったのと違った。
だらだら長くて、ぐちゃぐちゃ頭の中でぼぉーっと考えてることを文字にして読まされて疲れた。
貧乏時代の説明もずーっとだしつまんない。
いつ精子提供がでてくるのかなと思ってたら第一部が終わった。え、、。
夏物語 Amazon書評・レビュー: 夏物語より
4163910549