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旧友再会
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旧友再会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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中編が1作、短編が3作、ショートストーリーが1作で構成されています。 60歳前後の男性が主人公の話が多く、人生の晩年を迎える年代の生きづらさや背負うものの重さが伝わってくるものが多いですね。 個人的には、「ホームにて」の登場人物のエピソードが一番胸を打ちました。出来過ぎのような顛末で、実際にはあり得ない話だとは思いましたが、ペーソスとはこのようなものだという重松節が健在でした。 登場人物の性格をもう少し明るく描かれていると少しは気が張れるのですが、最後まで分別のある年齢なのに、子供染みた感覚が見え隠れして、なかなか心情移入できなくて困りました。 地方都市で生活している初老の男性が主人公になることが多く、町の寂れ方と同時に、本人の性格の暗さや影もそこに込め、どこかで哀愁を漂わさないという雰囲気に引っ張られたのでしょうか。読んでいてほろ苦さが常に付きまといました。 今の60歳前後というのは昔のイメージのように、ステレオタイプ的に老け込む年ではありませんので、もう少し違う描き方があっても良かったのではと思いながら読了しました。 | ||||
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年齢を重ねることで起こる家族の問題。 友との再会はあるものの、それぞれの家庭で何らかの問題は常にある。 それでも折り合いをつけて、前に進む物語。 著者らしい心の内側を描く作品ではあるけど、登場人物達はネガティブ思考が強すぎ、感動は薄く、またもっと人は前向きに生きている現実と乖離。 もう少し、明日への未来に前向きな人たちとして描いてほしい。 | ||||
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