■スポンサードリンク
ターミナル・リスト
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ターミナル・リストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から、引き込まれます。アマプラのドラマも是非。本を読んでから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマ版「Terminal List」に感銘を受け、小説を手に取りました。 ドラマでは描ききれなかった銃火器の説明や、モバイル・インターネット通信における盗聴・追跡の対策など大変興味深く、一方でトリビアが多くなりすぎず、バランス良いと思います。 キャストの関係性や人種がドラマではやや改変されていましたが、さほど違和感なく原作を楽しめました。ジェイムズ・リースだけはドラマで演じるクリス・プラットが脳内再生されてしまいます。 上巻は、罠に嵌められ部隊の仲間や家族が犠牲となり、絶望を越え心身を整え調査やツールの調達まで進める内容となっています。標的が次々明らかになる本作ドラマと異なり、リースの獲物は冒頭から概ね見えています。 亡き家族との思い出、リズ・ライリー救助の模様とその後のリズの上官からの表敬、初めて知った亡きリースの父とケイティ・ブラニクの父との関係など、ドラマ以上に涙腺が刺激されます。 以上は上巻の感想。 以下、下巻巻読了しての感想。 予想よりあっさりさっぱりしていて読みやすかったです。 リースや周囲の人々の価値観が一般的な日本のそれとは全く異なり、興味深いです。やられたらやり返せが基本ですし、私刑に迷いがありません。司法など全くあてにしていないし。ま、リースにそれができるスキルや経験があるとも言えますが、米国のコミック由来ヒーローも基本自警団的ですから同じですね。日本の場合は権力の手先が多いですよね、なんとかジャーとか。 小説版では、ドラマでは出番の多かったケイティ・ブラニクやベン・エドワーズがさほどではありませんでした。このあたりは、ジャック・カーの経歴や経験が影響していて、どうしても銃火器や軍を取り巻く事情、作戦に重きを置いた結果かなと。ドラマの制作にもジャック・カーは関与しているので、小説でほぼ描かれなかったケイティの取材・執筆の模様やベンによるリースへの協力などが肉付けされているのかなと妄想しました。 現在、続編のTrueBelieverを読んでいますがこれまた毛色が異なり、楽しんでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルにもありますが、 続編ありきのストーリーです。 話のテンポも良く、描写も細かくて 自分は好きですが、 上下にわける必要があったかな?(笑) 1冊でまとめれるような気がします。 グレイマンシリーズぐらいの厚さがあるなら わかりますが、上下に分けてのこの値段だと コスパが悪いような気がします。 変な所にいちゃもんつけて申し訳ないですが 面白いです。アマプラオリジナルの 実写ドラマも合わせて楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
品物はキレイで内容も面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
展開も早く、スケールの大きい作品。一気に読みました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特殊部隊の主人公の部下と家族が殺害されるので復讐する話。復讐モードに入ってからはストレスゼロで、一本道のJRPGよりサクサク進む。作者が元軍人だけあって専門用語も乱発されるが、(こういってはなんだが)そんなの読み飛ばしても問題ない。むしゃくしゃしたときに読むとぴったりの本である | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
prime videoの「ターミナルリスト」が面白かったので、原作が気になり読んでみました。 映像版よりも100倍面白いです。 映像版と違い派手な銃撃戦は少ないのですが、綿密な計画準備を行い復讐を遂げていく様はsealsだからこそ。 最上級のアクション小説です。 また、seals好きの私としては、sealsが使うギアや銃種が書かれている点も非常に嬉しい内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世界最強を謳われるSEAL隊員が縦横無尽に暴れるアクションスリラー。 …というとちょっと盛り過ぎですが、復讐までの行程が非常に丹念でリアリティがあります。 特に情報面でiPhoneは即バレだから使わないとか、読んでいるとなかなか怖い。 前書きで断っているように、国家機密に関わる情報は書いていないと言っているので、この本の中で使われているテクニックはあくまで「二番煎じ」。つまり現実は…と考えると背筋が寒くなりました。 本書の最大の「売り」は実戦を経験した歴戦の兵士の心理面。 こういう場面でどういう気持ちになるのか…という点が生々しく、かつ冷酷な特殊部隊の人間といえども妻と子供を愛する平凡な父親であり、最も適職だったところへ居たに過ぎない、という点も好感が持てます。 人を撃つ時の気持ちなど幸い想像するしかないのですが、人によってはこういうこともあるのだろうなと。 リースは戦いの時は一点の迷いもない戦闘マシーンですが、そこから降りると意外なほど人に気を遣い、良識ある市民として振る舞おうとします。小説の中ではありますが、こんな兵士こそ求められる姿なのかもしれません。 それと、アメリカの自由<フリーダム>とは、自国に火の粉が飛ばないよう、高い代償を払って海外で戦火を交えることなのだろうか…と考えさせられました。日本の平和についての考え方とかなり異質で攻撃的なもののように思えますが、それが世界の常識?なのかもしれません。 また、軍人でありながら、シビリアン・コントロールに関する厳しい言及も印象深いです。 軍人であればなんでも軍隊が最優先ではなく、それどころか戦争をよく知らない人間が自分たちの利益のために勝手に火種を撒き散らし、アメリカ国民を都合のいいように支配する姿勢をあらためて糾弾しています。 このような自浄作用というか内部告発のごとき物語が繰り返し語られるところ、戦争をあえて美化しない姿勢などは、アメリカがまだまだ超大国の地位を降りないだろうと思わせられました。自ら問題点を曝露できることは、国が独裁へ走っていない証拠のように思えます(とはいえ、問題点も多いのでしょうが)。 本書の訳文は大変読みやすく、ストーリーがストレートなのも相まって、長編なのにスラスラ読めました。 それから軍事用語が正確で、時々見受けられる変な訳語がありません。著者は武器や自動車に強いこだわりがあるので、その辺の用語がかなり細々としているのですが、きちんと訳しています。ミリオタなら喜びそうな情報が満載です。個人的には、う〜ん、グロック19ってやっぱり今のトレンドなのかしら、とか、アメリカ人ってつくづく45ACPが好きなんだなあ…と射撃をしたこともないのにちょっとニヤけました。 2、3ヶ所字抜けがありましたが、これは検閲の結果…?やっぱり怖い(笑。 メタボの自分にはどうひっくり返ってもリース少佐のようにはなれませんが、特殊部隊員の世界を垣間見れて満足です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
展開面白かったが、終りの方は少し息切れかプロットが性急すぎました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻で大きな陰謀にはめられてすべてを失った元・SEAL兵士が完璧な復讐を開始します。「ターミナル・リスト」に手書きされた悪人どもを残虐な方法で次々に「消去」。全滅させられた部下、妻、子どもたちの無念を晴らすことのみが主人公に残されたたったひとつの生存意義となっています。 さらに自らの肉体にも迫りくる病魔(これも知らないうちに人体実験させられていたという怒りも)とも戦いながら頂点の巨悪に鉄槌をくだす!、という壮大なアクション小説です。 予想通りシリーズ化されるようで最後がちょっと都合よすぎる感じも残りましたが、たぶん本作での大暴れが放免となる交換条件で最悪の汚れ仕事に単独で挑むことになることが予想されました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アフガニスタンの作戦でなぜか敵に待ち伏せをくらい自分の部隊を全滅させてしまった指揮官。さらに唯一の生き残りだった部下も自殺を偽装されたような不審死。そして、最愛の妻、娘、胎内のまだ見ぬ新しい命まで殺されてしまった。これでもか、というぐらいに自らは悪性腫瘍を脳内にかかえる。 会計士、弁護士、軍関係者、提督、議員、国防長官まで連なる悪人どもの名前を書いた「ターミナル・ファイル」を順番に「消して」陰謀をあばき復讐を完遂できるのか?というちょっと浮世離れした冒険小説です。ここまでの悪が法治国家にほんとうに存在するのかはともかくスピード感あふれる展開でこのまま下巻に突入します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
復讐の鬼と化したリースが、遂に大きな手掛かりを掴む。 旧友や、リースに借りがある物たちの力を借り、急速に敵の中心部に迫っていくリース。 処刑リストの名前を確実に消し、任務の完遂を目指す。 後半からはリストされているターゲットが怒涛のように消されていきます。 準備の描写などが丹念な反面、いざその場面の描写は割と激烈ですが、アッサリしています。 スワガーシリーズやグレイマンのような、激しい銃撃戦を期待するとちょっと肩透かしかも。 高評価を博している続編も是非刊行して欲しい。 早川書房の2作目で打ち切りジンクスを生き延びて欲しいと思います。 個人的には、グレイマンシリーズより、ジンクスに負けてしまったトム・ウッド著の「暗殺者ヴィクターシリーズ」の方が全然好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者まえがきによると、この著者は実際に20年間、軍特殊部隊SEALでの実務経験があり、本書は2016年に退役した後に発表したデビュー作だそう。フィクションといえど国家機密に抵触する可能性があることから、アメリカ国防総省の検閲を通した上での出版とのことで一部黒塗りがあるが、読む分には何ら支障を感じなかった。 いかにも実務に携わった者が描いたらしく、銃器、装備、爆薬作成、作戦等々がかなり専門的だ。私はそれらの説明がちょっと冗長にも感じたが、読者によっては興味深く読めるのではないだろうか。 ストーリーは、主人公リースが中東での軍務中、何らかの陰謀にはめられて仲間たちを失ったうえ帰国後には上層部から失策となじられ、自身は脳腫瘍を発症(これも自然発症ではない疑い)、さらには愛する妻子を惨殺された男の、壮絶なる復讐劇だ。 友人らの協力を得ながらも、リースは単独で陰謀に関与しているメンバー(ターミナル・リスト)に次々と「復讐」を遂げていく。これが読む側にとってはある意味爽快であり、反面その陰で妻子を失った悲しみもきっちり伝わってくる。 プロットは復讐まっしぐらの一直線なようで、原因となった謎の解明があり、アクションでは作者の実際の経験に基づくリアリティに富んでいるところが、この作品の魅力となっていると感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ターミナル・リスト 上・下 "The Terminal List"」(ジャック・カー 早川書房)を一気に読み終えました。 主人公は、SEALチーム7部隊指揮官、リース少佐。アフガニスタンにて、テロリスト掃討作戦を命じられたもののリースは部下のブーザーを残し、チームが全滅させられてしまいます。尚且つ、戦闘後の精密検査の結果、リースの頭部に特殊な腫瘍が見つかり、戦死した二名の部下の頭部にも同様の腫瘍が発見されます。加えて、生き残ったはずのブーザーが自殺し、妻のローレンと娘のルーシーまでがギャングに襲撃され殺害されることになります。 度重なる悲劇。しかし、リースは調査報道ジャーナリスト、女性パイロット、元SEAL隊員、実業家、射撃場の経営者という友人たちの助力を得ながら調査を進め、巨大な陰謀を探り当てます。そして、<復讐の神>と化したリースは作り上げた「ターミナル・リスト」に沿って、そのリストを一人ずつ消し込んでいきます。単調になりがちなアクションはより増幅され、より高い峰を超える。 米国を駆け巡り、夥しい数の重火器を駆使し、様々なビークルを動かし、そのリアリティ溢れる描写は現実にSEAL隊員だった著者の面目躍如と言えるでしょう。そして、それらは精確なタクティクスによって裏打ちされているようにすら思えます。 「ライフルで精確を期すなら、思考を精確にしないといけない。はずすな、息子よ」(上 p.258)というリースの父親の教え。 「何人かは膝をつき、水平線から目を離さず、槍を持ったまま水を飲んでいた」(上 p.265)というリースの母親からの祈り。 そして、「戦闘でいちばん重要な一発は、撃たなかった一発かもしれない」(下 p.74)という<霊性>を通過することによって、この暴力的な、あまりにも暴力的な物語は、SEAL隊員・リースの個人的な戦いであり、スパルタンな「聖戦」として昇華されていくことになります。 スティーヴン・ハンターが描いた「狩りのとき」は、より過酷な状況の中、よりラディカルに継承されています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アフガニスタンでのテロリスト掃討作戦に投入されたSEAL隊員のリース。部隊が壊滅した自分だけ生き残り失意の中で帰国する。 更に、脳腫瘍が見つかり、妻と娘がギャングに命を奪われてしまう。偶然とするのはあまりにも不可解な出来事に見舞われたリースは真相を追うが。 壮絶な復讐劇の幕が上がる、というストーリー。 グレイマンシリーズと双璧をなすような大型人気シリーズが遂に日本で刊行されて嬉しい限り。 戦闘シーンや武器の描写も緻密で秀逸です。 グレイマンほどの派手さがないものの、抑制的な内容な却って雰囲気も盛り上げます。 本国アメリカでは5作目までの刊行が決まっており、日本での続編の翻訳も期待しています。 2022年7月1日より、amazon primeでクリス・プラット主演で映画化もされる大型アクション巨編です。 表紙があまりにもダサいのが残念でなりません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!