とむらい家族旅行



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初公開日(参考)2022年05月
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長編小説

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とむらい家族旅行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2022年05月10日 とむらい家族旅行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ずっと疎遠でいた兄妹、エディーとベス、ポーシャは、亡くなった祖父の莫大な遺産を受け取るため遺言にしたがっていっしょに旅に出ることになる。20年前に祖父が彼らを連れていったアメリカ横断ドライブ旅行を、祖父の遺灰を車に乗せて完全再現するのだ。彼らの過去の旅は、奇妙で危険な秘密を孕んだものだった。そして現在の旅も、はじまりから狭い車内には不穏な空気が……。『殺人記念日』著者が放つ驚愕のサスペンス(「BOOK」データベースより)




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とむらい家族旅行の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(3pt)

サマンサ・ダウニングの第二作。

私は第一作を読んでいないので、この作家がどういう作品を書いているのか知らなかった。
予告を見て、面白そうに思えたので、予約注文した。第一作が日本で好評だったという理由もあった。
届いてみると570ページ。かなり厚い。その割に登場人物が少ない。
読み始めると、登場人物が少ないためか比較的すらすら読めていく。
たいした事件も起こらず、20年前の旅行で何が起きたのか、これから何が起きるのか、ニッキーはどこにいるのかという三つの謎で、ミステリー読者を引きずって行くのは、なかなかの力量と思う。
しかし、ラスト近くになると呆然とした。呆然には心地よい呆然と、心地悪い呆然があるが、本書はかなり心地悪い呆然である。
そう思うのは私だけかもしれないので、原書のアマゾンレビューの翻訳を読んでみると、ラストを批判するレビューが相当数並んでいた。
①4分の3程度まではワクワク読ませてもらった。②読みやすく、あまり時間がかからない。③基本的に海外ミステリーの初訳は応援したい。の理由から、評価は☆☆☆とした。
蛇足
第三作For your own good のアマゾンレビューを見たら、好評のレビューが並んでいた。翻訳が出たら、読ませていただこうと思う。
とむらい家族旅行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:とむらい家族旅行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415184452X
No.1:
(4pt)

ドメスティック・ロード・スリラー。愛しの〈テルマ&ルイーズ〉

2021/3月に読んだ「殺人記念日」は、それなりに"ドメスティック・ページ・ターナー"でした。
 作者の新しい翻訳「とむらい家族旅行 "He Started It"」(サマンサ・ダウニング 早川書房)を読み終えました。今回は、ドメスティック・ロード・スリラー。男女5人によるアメリカ横断ドライブ。南部、ジョージアを起点として、16州にまたがるローング・ドライブ。最後は西海岸。
 彼らの祖父の遺言どおりに目的地に向かい、そこで遺灰を撒けば、莫大な遺産を得ることができる。しかしながら、そのドライブには、かつて子供の頃に祖父に連れて行ってもらった旅と同じルートを辿るという制約があります。そして、現在と過去の<ロード>がほぼ交互に語られ、彼らのネガティブで、ビザーレで、それぞれが「ケツの穴」の人生が終盤に至り、一挙にぶつかり合い、弾け飛ぶことになります。残念ながら、スリラーですからその物語の真髄を書く事はできません(笑)。
 効果的に3本の映画が引き合いに出されます。アーサー・ペンのアメリカン・ニュー・シネマの傑作。リドリー・スコットの女二人旅。もう一本は、クリント・イーストウッドが監督した「アトランタ爆破テロ」。アメリカ的な、極めてアメリカ的な、そして最後まで決して心地よくはしてくれないサマンサ・ダウニングのイヤミスをご堪能いただければと思います。

 「〈テルマ&ルイーズ〉を観たことある?」
 「おまえのおばあちゃんが大好きだった映画だな」と祖父。 (p.354)

 私もまた〈テルマ&ルイーズ〉がとても好きです。
とむらい家族旅行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:とむらい家族旅行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415184452X



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