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雨と詩人と落花と
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雨と詩人と落花との評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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実在の人物であることと、大分県日田市という私にとっては思い出の小京都の塾を経営する話。妻に対する愛し方が下手だったけど、彼の芯の強さとわがままを受け入れた妻の賢さがひかりました。映画化ヒットまちがいなし。 | ||||
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旭荘の描写が秀逸。 | ||||
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江戸末期の漢詩人と、その妻が夫の個性を知って、暴力さえ許そうとして暮らすが、妻の病気を知り、夫はその存在を改めて意識して、愛に目覚めて、病床での最後の日を過ごす。凝縮された素晴らしい日々に見える。そして、緒方洪庵、高野長明、国定忠治、渡辺崋山という、実在で鮮やかな男たちが、様々な姿でうごきまわる。こういう贅沢も見せてもらった。大満足。 | ||||
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松子の人を愛する深さを感じ、愛の強さを改めて学びました。 | ||||
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大分県日田市に今も保存されている江戸時代の私塾「咸宜園」を開いた広瀬淡窓の25歳年下の弟である広瀬旭荘(淡窓の養子となった)とその二番目の妻松子、この二人の関係を通して、夫婦の在り様をしみじみと考えさせられました。「諸国をめぐって、たった一つ感じたことは、ひとを生かすのは女だ」という旭荘の学問仲間の女人の言葉が、松子にピッタリと当てはまって、旭荘が生涯手元に置いた松子の思い出集「追思録」が読みたくなりました。 著者は先に「霖雨」を世に問いました。それが広瀬淡窓とその弟で家督を継いだ久兵衛、そして広島藩書院番の妻でありながら故なきことで離縁された千世とその義弟佳一郎を中心に、大塩平八郎の乱も絡む「動」の世界を描いた作品とすれば、今回の著書は広瀬旭荘とその妻松子を中心に、それとは趣を異にした「静」の世界を描いた作品と言えるのではと感じました。両著書を通じて、教育の意味、女人の生き様を考えさせられました。 | ||||
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