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春風伝
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春風伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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幕末の英雄たち。特に高杉晋作に参ってしましました。若くに寿命まっとうしますが、まったく残念で長生き していたら歴史がすこし変わっていたかもしれない。との感を抱きます。山口、萩のを訪ねたい一念が おさまらず、数年後に生家訪問を実現しました。感無量でした。 | ||||
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自用 | ||||
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幕末の長州藩士高杉晋作を改めて見直し、 今の政治家に期待したい内容です。 | ||||
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葉室作品はほとんど読んでますが、歴史色の強いものは苦手な私ですが、これは高杉晋作を通して日本や中国の当時の様子がわかり、竜馬や松下村塾の仲間との関わりもよくわかります。とても好きな作品です。 | ||||
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黒田官兵衛を主人公にした「風の軍師」、織田信長の娘を主人公にした 「冬姫」。 葉室氏は実在した人物を書かせると、まるで別人かのように面白くない 作品を書き上げる不思議な作家。 さて、今回は高杉晋作を主人公にした「春風伝」。 期待通り、中盤まで本当に面白くない作品に仕上がっています。 文面では「暴れ牛」「破天荒」「乱暴者」などと表現していますが、 高杉晋作が取る行動は、非常におとなしく文面とかけ離れています。 おとなしい高杉晋作と言った感じで、退屈な展開です。 が、40章あたりから(残り150ページくらい)から一気にヒートアップし 葉室氏らしい作品になってきます(面白いです)。 ここまでたどり着くのには根気が必要ですが、本当に後半からは おもしろくなって行きます。 風の軍師は★ひとつ 冬姫は★ふたつ 春風伝は★みっつ スッテプアップですね。 | ||||
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歴史物だからか少し、読みつらいページもあつたが、普通の、著者らしい高杉晋作伝。 | ||||
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他の本ではあまり触れられることのない上海視察の強烈な体験をこの物語のベースとして、 高杉晋作の人生を躍動感たっぷりに描いています。 着眼点を変化させることで、有名な人物でも物語を再構築できるのだということを発見しました。 著者の力量に脱帽です。 おすすめです。 | ||||
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歴史とは、春風を駆け抜けるが如く現れ、そしてそれぞれの役割を果たすや急逝していく人々によって導かれる川の流れのよう。 巫女の八 雲が高杉晋作と赤禰 武人を比べ、「高杉様は天馬、空を行くお方でございますから、どこまでも遠くが見えておられるのでしょうが、 並みの者では志がありましても、地を這って進むしかありません。赤禰様はさような生き方をなさったのだと思います」の言葉が心に重かった。 | ||||
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司馬さんの「世の棲む日日」と、どちらが、正しいのかは、判りませんが、内容に違いが、あります。 小説としては、こちらのほうが、読みやすくて面白かったです。 上海のあたりなんか、ハードボイルド小説を、読んでいるみたいに、晋作さん、かっこいいです。 | ||||
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革命を起こすためだけに生を受けた男高杉晋作。その生き方が緻密に描かれていて面白かった。 | ||||
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春風は高杉晋作の諱(いみな)だが、タイトル通り、高杉晋作の一生を爽やかに、淀むことなく描ききった。 結核で早世。享年29歳。 優しく魅力的な女性が大勢登場して主人公と共に歩む。 葉室麟なのでさすがに課長島耕作ほどではなく、むろんお色気シーンもないが、ややサービス過剰・ご都合主義を感じさせなくもない。 聞いておそろし 見ていやらしい 添うてうれしい奇兵隊 昔の人だけあって、文中の晋作はよく謡う。 晋作氏、詩心があるのは意外だった(失礼)。 吉田松陰の草莽崛起の遺志を継ぎ、何度目の脱藩かわからないくらいヒョイヒョイと脱藩する。 結果、なんども蟄居になるが、時代と周囲が放っておかず、最後には大いに頼りにされる。 熱烈な人でありながら、飄けた味も持つ高杉晋作像が、葉室麟の描く春風像だ。 晋作が訪れた上海での太平天国の乱関連の展開や、幕末期の米英仏の植民地主義、帝国主義ぶりをあらためて読むにつけ、 昨今の中国をめぐる情勢について再考する機会を得たのは良かった。 上手い本で大河ドラマにしたら、ヒットするだろうな、と思うがどうか。 | ||||
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葉室麟の作品は『蜩ノ記』以来注目し、その端正で緊密な文体と、筋の展開の 巧みさにいつも魅了されている。 この印象は実在の人物を描いた当作品でも変わらない。「幕末維新に出現した、 独創的な革命の天才」(秋山駿)であった高杉晋作の短くも濃密な生涯を描いた 本作は、時代のうねりと明治維新直前の緊迫した時勢を行間ににじませながら、 500ページの長編を一気に読ませる力作だ。 私見によれば、司馬遼太郎の『世に棲む日日』の後半は晋作伝としても有名だが、 司馬の作品には晋作の上海での衝撃的な体験がほとんど描かれず、馬関をめぐる 攻防のクライマックスの具体的な迫力がやや欠けている。『春風伝』を読んではじめ て、歴史の舞台にまれにしか現われない、詩心あふれる高杉晋作という傑出した人物の 生き生きした個性、その時代への深い意義があざやかによみがえってきた。 | ||||
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葉室麟の作品にはできの善し悪しがはっきりしている。実在人物を描いた作品は概ね葉室麟の伸びやかな筆致が見られない。 | ||||
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内容にメリハリが少なく、続けて読むにはちょっときついかも・・ | ||||
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